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岡田浩大誕生日記念 Happy birthday

短編です。

10月20日、浩大の誕生日の日。俺は亮平と共にテスト後の教室に残っていた。


「何か買ったか?」

「いや、何も。あいつプレゼントとかあまり受け取らないらしいからやめておいた。」


浩大は先生の頼みで職員室まで資料を渡しに行っているようでいない。実は、俺たちは今日、浩大の誕プレを用意しておこうと話をしていたのだが、さりげなく聞いてみると、プレゼントをあまり受け取らないらしい。だが、何もしないっていうのはなんか違うので当日になってこうやって話していると言うわけだ。


「明日からテストだし、どこかに飯に行くのもなぁ。」

「なら空、明日のテストに役立つ何かやれよ。」

「名案じゃねーか。よし、それで行こう。ちょうど星奈との勉強の時に使った資料とかあるし、ポイント書き込んでるからこれでいいや。」


誕プレを用意していなかった俺たちはこんなものしか渡せないがまぁ、いいだろう。使えるし。むしろ今一番使えるんじゃないのか?


「お二人さん、なんか用か?」


ちょうど浩大が帰ってきた。

俺はファイルからたくさん書き込んだルーズリーフを出し、バインダーに挟み浩大に渡す。


「今日誕生日だろ?ほれ、誕プレ。明日からの試験に使える勉強用のやつ。俺がまとめてるからちょっと雑だけど。」

「俺は何もできないけどな。」

「白井はん、(にのまえ)はんも。そんなん気にせんでええのに。まぁ、ありがたくもらっとくわ。これ使っていい点取らせてもらうな。」

「頑張れよ。」

「俺らも頑張るんだよ。今回こそ順位上げるんだろ?37位。」


ちなみに俺は大体一桁台にいる。浩大も半分より上の十番台にはいる。つまり、亮平がやばいだけだ。


「順位を言うな。」

「37位はヤバないか?(にのまえ)はん(笑)」

「うるせー!黙れ!ぜってーいま最後に(笑)つけただろ!誕生日だからって容赦しねーからな。」

「ほら、2人とも、教室閉めて帰るぞ。」


こうして浩大の誕生日も終わり、中間テストへと突入する。空は果たしていい点を取ることができるのか!?

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