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8 聖戦

作者の盛り上がりとは裏腹に

読者は増えない物ですね。 


自己満足の世界に浸りつつ 執筆活動続けていきます。

不穏な雰囲気に包まれる中

集合時間が訪れようとしていた。



その時 静かに教室の扉が開いた。。。





パァァァァァァッ




教室にいた児童には 開いた扉の隙間から七色の光が差し込んできたかのような錯覚を覚えた。



ファサッ。。。



金色こんじきに輝く髪をなびかせ

ローマ彫刻のような完璧なプロポーションを持った美少女が 七色の光を纏うようにして入ってきたのだ。。



思わず息を飲むクラスメイト達・・・




不穏な雰囲気だった教室は

一瞬にして聖地のような神々しい空間に変わった。



「女神・・・」



クラスメイトの1人が呟いた。




不穏な雰囲気からの突然の女神の降臨にクラスメイト達の思考はついて来ない。。


そんな彼らを尻目に 女神は教室の奥に足をすすめた。



女神の進む先には 最悪の雰囲気を作っていた張本人。 宇宙がいた。



そして あろう事か宇宙の前で足を止めた。


息を飲むクラスメイト達


その瞬間、ついに神々しいまでのその口が開いた。。



「久しぶりだね 宇宙。」






またしても 予想しなかった驚愕の光景。

クラス一同は、たった10分程の間に起こった非日常的な出来事の連続に思考と表情筋がついてこない。

表情筋は崩壊し全員口が開いたまま固まった。


明日は顔が筋肉痛という かつてない経験をすることになるだろう。




ところが 

当の本人である宇宙はキョトンとしていた。




「誰?」




宇宙のその一言に 女神は目を見開き顔を真っ赤にさせた。。



現場に居合わせたクラスメイトは

のちにこう語っている。


「女神の輝く金髪は 金色こんじきのオーラを放ちながら 重量から開放されたかのように天に向って逆立った」



1番驚愕したのは宇宙の傍らにいた亜衣である。


降臨した女神が宇宙に話しかけてきたのである。

正体不明の女神の降臨

その女神が宇宙の知り合いのようなのだ。


亜衣は自身が美少女である事も理解しており

名門藍家の令嬢という圧倒的に有利な立場である事も自負していた。


しかし降臨した女神は その全て超越した神々しいまでの圧倒的なオーラを放っていた。



っっっ


敗北感が亜衣の全身をかけめぐる。それでも亜衣は負ける訳にはいかない。

亜衣には 9年間培ってきた幼馴染というアドバンテージがある


敗北感をうち払うように 辛うじて残されたちっぽけな自信とプライドを振り絞り 女神に話しかけた。



「私の幼馴染に何か用かしら?」



しょっぱなから全力である。

最大の武器である「幼馴染」というを大鉈を惜しげもなく振るった!




ピロンッ

ミス



亜衣は脳裏にRPGのゲームで攻撃を外した時のような音が聞こえた気がした。



微笑む女神は全くダメージを受けていない。



!?



亜衣の渾身の攻撃はあっさり外れてしまったようだった。



驚いている暇はない

亜衣は本能的に女神の攻撃ターンに備える。

外してしまったショックから一瞬で立ち直り

あらゆる想定に対応できるよう態勢を整えた。



カウンターで叩き潰してやる。



そう身構え万全の態勢でカウンターを狙う亜衣に恐怖の一撃が放たれた。




「それは奇遇だね。僕も宇宙の幼馴染なんだ」



シュババッ

痛恨の一撃



亜衣は 脳裏にそんな音が聞こえたと感じた瞬間

一撃で意識を刈り取られ

その場に崩れ落ちた。


中1編も佳境を迎えようとしていますが

いかがでしょうか?


感想などいただけると 俄然やる気がでます。


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