19 大統領への道のり
莉奈は奥さん気分。
いままでの3人の認識は甘かった。
せいぜい序列一位位に思っているだろうとタカを括っていたが甘かった。
それぞれ思う所はあったが、それが事実。
事実を踏まえて行動していかなければならない。
当の本人である宇宙は ここまで言われていても 状況を理解していなかった。。。。
さて、今後彼らが 宇宙を大統領にする為に必要な事を 宇宙の話の中から抜粋しまとめると こんな感じになる。
①海外の大学に留学
②弁護士資格取得
③会社の設立。
④会社を上場させ大富豪になる。
⑤宇宙に永住権を獲得
⑥市民権を獲得
⑦出身国に関係なく大統領になれるよう憲法の改正
⑧上院議員になる
⑨大統領選挙で勝つ
幼馴染達は自身の得意分野が活かせる項目について
各々が考えていた。
その中でも自身の恵まれた生い立ちに狂喜乱舞した者がいた。
奈央だ。
ハーフである奈央は外国籍なのだ。
しかも 宇宙が大統領を目指す国の。
奈央の記憶では 国際結婚をすることで容易にしかも最短で永住権を得られるはず。
市民権に関しても婚姻による帰化ならば取得までの期間が短縮できたはずである。
「宇宙の夢の為にも 僕が宇宙のお嫁さんになってあげないと!」
奈央が狂喜乱舞するころ
覚悟を決めるガチムチがいた。。
壱である。
壱は奈央とは違うアプローチを模索していた。
まず 中学卒業と同時に宇宙と共に海外留学をする。
同時に2人で起業をする計画だ。
一文字財閥の力を使い 海外で企業。
金とコネを全力で使い 翌年には上場させる。
永住権を得る方法は婚姻だけでない
自身に認められるだけの才能がある場合や
自身の働く会社に力があれば 最短1年での取得が可能である
しかし たとえ御曹司であろうと そこまでのゴリ押しをするには それ相応の理由がいる。
ガチムチは決心した
「パパとママにフィアンセとして宇宙を紹介する」
壱の暴走は止まりそうにありません。。
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