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弟と私。  作者: 黄色い富士
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弟と女子力。

私の弟には、女子力と言う強い味方がいる。

女子であるならば、一度は欲しいと願った、女子力。


まずことわりを入れておこう。


私には、女子力とつくものは一切ない( ^ω^ )


まあ一括りにするなら腐女子だ。

(どんなジャンルもフルオープンでカモンだからぁぁあぁあ)


弟は、違う。


異常なくらいの潔癖症を、DSで発揮した。


「俺、床にこの子をつけたくない…」

「…それ、かのぴっぴに言ってやれ?」


異常にDSの清潔さを保ちたがるのだ。


PSPはそうでもないくせに!!


この変な拘りは、私が理解できない領域に入っていく。


弟も一応男だ。

そこは、男のロマンに従って見過ごす。


駄菓子菓子!(ネタ切れww)


これだけは見逃せない!


それは朝のことだ。


女子力(おとうと)は、女戦士(かあさん)から課せられたクエスト(がっこう)をクリアするべくお外の世界に旅立った。


弟は旅立った。


何度も言う。


外に出たんだ!!


それがなぜか、また回復場(いえ)に戻って来たのだ。


ま…まあね、忘れ物くらいするよね…とビビりながら…


(実は弟、全然忘れ物に気づかないから、家にもっかい帰ってくることって、五年に一度あるかないかの確率なので、正直、驚いた。)


「お…Oh,マイブラザー?

一体全体、何を忘れたんだい?」


「決まってんだろ?ポケットティッシュ。」


お…おお???????


お前、今は花粉症の時期じゃないぞ?


「え?え?え?へ?

いや、良くない?別に!」


「よくない。ポケットティッシュがなかったら私は鼻水を垂れ流しにする主義なんですって言ってるもんだぞ?やばいぞ、姉ちゃん。」



ぐ…っ…!!

中一に諭された!?


この…私が!?



「じゃあ、言ってくる。

ちゃんと歯磨けよ?」



お母さんんんんんっっ???



まだまだ弟の女子力伝はありますが、

私が一番驚いたのはこのことでした…


腐女子力なら負けないんだけどなぁ…


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