志望動機(具体例)
「先輩、志望動機の書き方は分かったから、具体例出してくださいよ」
「じゃあ、とある後輩からのエントリーシートを添削したものを出すぞ。
某インフラ会社へのエントリーシートだ。
私が貴社を志望する理由は3つあります。
1.人々の生活になくてはならないインフラを支えることで多くの人の役に立ちたいため
→社会基盤である「○○」を通じて人々の生活を豊かにしたい
2.○○が自分にとって身近な存在であったため
→地元が××で、普段から○○に親しんでおり、最も自分にとって思い入れがあったため
3.地元をよりいっそう発展させたいと考えたため
→地域一帯を繁栄させ、街の中心となる商業施設を○○部署でつくっていきたい
1~3の理由から、貴社の○○部署で地域を盛り上げたいと考え、志望いたしました。
まぁ、字数制限があったしガッツリは書いてないけど、詳細は面接時までに詰めれば良いからな。」
「あれ、エントリーシートって箇条書きでも良いんですか?」
「特に制限が無ければ箇条書きの方が読みやすいからな。ちなみに、面接でもこの方法は使えるぞ」
俺の言葉に、後輩が疑問を述べる。
「面接で箇条書き? どういうことですか?」
「志望動機を聞かれたときに、『志望動機は3つあります』って言うんだよ。
すると、『おお3つもあるのか、やる気が見えるな』ってなるかもしれないだろ。
それに、長文を続けて言うと詰まったり頭が真っ白になって言うこと忘れることもあるけど、箇条書きで言えば言葉に詰まらないしスラスラ喋れるから、自信があるように見えるんだ」
「おお、なるほど! これは分かりやすい攻略方法ですね!」
「注意点は、箇条書きの志望動機の中にきちんと『職種・業界を選んだ理由』『その会社を選んだ理由』『自分の希望する部署』を入れていくことだ。これのどれかが抜けていると、やっぱり志望理由が薄い感じになってしまうからな」
「分かりました!」