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第0階層 決闘者の塔 2層

「やったっすーっ。勝てたっ。勝てたっすよーっ」


 まずは自分の塔の第2階層クリアしなきゃ利用制限でパーティー組めないよね。ってことで《丸耳の耳長》エルドラド泥水どろみずちゃんに我がスキル《神乳》によってメチャクチャなバフ掛けまくった状態で突っ込ませて10時間。

 また張ってきたので5本目を搾っていたら転移陣からすぽーんと上半身だけの泥水ちゃんが戻ってきた。


 転移陣真上の天井にぶつかるところだったのだが、二本指の拳鍔にシミターみたいなのくっ付けた奇妙な武器を巧妙に操ってこっちに飛びかかってきた。


「被ダメガン無視で顎の隙間から脳天までグリグリっとっ。余裕っしたっ」


 まるで尻尾のように千切れた腰椎をぶんぶん振りながら楽勝アピールに余念がない泥水ちゃん。


「良かったら飲みます?《神乳》。早く回復するよ」


 彼女のグロ尻尾に合わせて瓶を振る。

 乙女にはカルシウムとタンパク質が必要ですからね。可及的速やかにね。


「うっすっ。いただきまーすっ」


 直飲みは止めて。みんな見てるから。

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