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 積み上げられた木箱の上に張られた獣皮には、古い議論の重みが刻まれていた――幾重にも重ねられた墨、とうに捨てられた進路を訂正する刃傷、指が何度も押し当てられて黒ずんだ染み。五つの印が、主要な道に沿って南から北へと続いている。それぞれから、細い線が椰子と井戸の印へと折れ曲がっていた。


 ダーンの幅広い手が、最も南の地点に据えられる。


「我々は一万の兵を一つの塊として動かすわけではない」


 彼は言った。その声に焦りはなく、ただ経験による平坦な確信があるのみ。


「息継ぎのように動かす。千。多くて千五百だ。一つの地点から次へと移動する――到着し、食事をし、眠る。そして再び動く」


 傷だらけの拳が北へと移動する。


「各拠点は、彼らが到着する前に満たされていなければならない。穀物は計量され、水は汲まれ、足が地面に触れる時には、すでに火が燃えている」


 一拍。


「次の波が続く。道はその律動を保つ」


 彼はオアシスの印を一度叩いた。意図的に。


「五つのオアシス。五つの拠点。それぞれに十三台の荷馬車。一日一往復」


 その言葉の重みが、集まった諸侯たちの上に砂埃のように降り積もる。


「一日でも逃せば……」


 ダーンの顎が強張る。


「次の波は飢える」


 ニコラスは何も言わなかった。獣皮を囲む視線が動く――測り、警戒し――そして今、彼に据えられる。問題はもはや地図上の演習ではなかった。


 ペーター=フランツが腕を組み、革が軋む。


「三番目のオアシスからの輸送隊が失敗した」


 彼は率直に言った。


「遅延した」


 ダーンが訂正する。その淡い視線は動かない。


「襲撃を受けた。壊滅したわけではない」


「盗賊だ」


 ペーター=フランツが押す。


「オアシスと街道の間に。常にいる。井戸には決して現れず、視界に留まる時間も決して長くない」


 輪の端から、鼻を鳴らす音が割り込んだ。


「盗賊?」


 一人の下級諸侯が、腐った葡萄酒を吐き捨てるようにその言葉を吐いた。


「正しく呼べ――停戦中に我らの我慢を試す異教徒だ」


 低い囁きが外へと広がる。同意ではない。不安だった。


「彼らは色を纏わない」


 別の騎士が静かに言った。


「その必要もない」


 最初の諸侯の声が鋭くなる。


「補給を襲い、己らの国境へと消える。それは盗みではない。侮辱だ」


 ダーンは彼を見なかった。


「旗印を掲げぬ者は」


 彼は平坦に言った。


「その振る舞いのままに呼ぶ」


 下級諸侯の顎が動いたが、言葉は飲み込んだ。


 沈黙が場を取り戻す。ニコラスはまだ地図に触れていなかった。


「距離は?」


 彼は尋ねた。


「荷馬車で八時間から十二時間。区間によっては固い地面――開けた平原ではない。所々に砂丘。割れた尾根。浅い台地」


 ダーンの指が、オアシスと街道の間の細い線をなぞる。


「百人が身を伏せれば隠れるに足る、大地の襞がある」


 ニコラスは進路を見つめた。


「つまり、彼らは我々を見る」


 静かに言う。


「しかし我々は、彼らを見ない」


 ペーター=フランツが低く唸った。


「ならば重武装で進む。護衛を倍にする。試みに代償を払わせろ」


 天幕の端から、乾いた声が割って入った。


「あなたはそこにいなかった」


 一人の諸侯が木箱に腰を下ろし、鋼を砥石に当て、ゆっくりとした律動で研いでいる。視線は上げない。


「自分で護衛してみればいい」


 ペーター=フランツが鋭く振り向く。


「俺は――」


「彼らは待つ」


 疲れ切った諸侯は、彼を完全に無視して続けた。


「尾根から。岩の裂け目から。後衛を――あるいは牛を、水袋を襲う。そして追撃が形を成す前に岩に溶け込む」


 鋼が砥石を静かに擦る音。


「騎兵を増やせば、測るべき砂塵が増えるだけだ」


 空気が張り詰める。ペーター=フランツの手が金装の斧へと流れ――そして止まった。


 ニコラスはわずかに頭を傾けた。


「荷馬車を増やすのは? 十三台以上を送る。損失を受け入れ――それでも十分な数が到着することを確保する」


 数人が身じろぎした。


「試した」


 ダーンが言った。その声は細くなっていた――弱さからではなく、擦り切れた忍耐によって。


「十六台を送った。半分が奪われた」


 沈黙がより重く降りる。


「彼らは学ぶ」


 剣を携えた諸侯が付け加えた。まだ視線を上げず。


「荷馬車を増やせば、奴らは人を集める」


 ダーンの指が革を押し、丸まった縁を平らにする。


「我々に余裕はない。各荷馬車は、逼迫した畑から掻き集めた穀物だ。各々の牛は一度きりの出費だ。半分を失えば、拠点は同じように破綻する」


 その視線がニコラスに向けられる。


「我々は余剰を失血しているのではない」


 息。


「余地を失血しているのだ」


 天幕の外で、風がかすかに帆布を押す。どこか遠くで、馬が地面を踏み鳴らす。火鉢が微かに音を立てた。


 ニコラスの視線は、オアシスと進路の間の細い線を辿り、地形が人を丸ごと呑み込む空白を追った。


「破れ目はどこだ?」


 ついに彼は尋ねた。


 ダーンは躊躇しなかった。


「この広い区間だ。オアシスと街道の間。常にそこだ」


 ペーター=フランツが鼻を鳴らす。


「ならば焼き払え。地面を掃討し尽くせ。お前は二百の騎兵を連れてきたのだろう? 俺のを加えろ。砂丘を掃討して終わりにしろ」


 ダーンの目がわずかに細まったが、反論はしなかった。


 ニコラスは動かないまま。


「大音声で攻撃すれば」


 彼は平坦な声で言った。


「彼らは散る」


 ペーター=フランツが荒く笑う。


「結構じゃないか」


「散れば、街道は不確かなままだ」


 その言葉が天幕を静まらせた。


 ダーンの視線が鋭くなる。


「率直に話せ」


 ニコラスは頭を傾けた。


「彼らは勝つ必要がない。遅延させればいいだけだ。一度掃討すれば、退却する。我々が引けば、戻ってくる」


 一拍。


「荷馬車が立ち止まっている間、我々は影を追う」


 ペーター=フランツが顔をしかめる。


「では何だ? 座して待つのか?」


「いいえ」


 ニコラスは革の上を軽く指でなぞった。


「輸送隊を動かし続ける」


 数人が振り向いた。


「説明しろ」


 ダーンが言った。


「夜明けに、最初の輸送隊をオアシスから護送することをお許しください。掃討のためではなく、狩猟のためでもなく」


 ニコラスは彼の目を見た。


「移動のために」


「何人で?」


 ダーンの声が鋭くなる。


「全騎兵で」


 集まった諸侯たちの間に、低い囁きが起こった。


「荷馬車を守るために二百人を連れて行くと?」


 ペーター=フランツが尋ねた。その声には明らかな懐疑が滲む。


「守るためではない」


 ニコラスが穏やかに訂正する。


「同行するために」


 ペーター=フランツの口元に、薄い笑みがちらついた。


「そして地面を掃討するつもりはないと?」


「地面が求めない限りは」


 ダーンは彼を見つめた。目を細めて。


「どんな計画を好もうと構わない」


 彼はついに言った。


「だが、貴公の兵の損失に、私は答えぬ」


 ニコラスはひるまず視線を返した。


「私は聖戦のために来ました。私の騎兵の損失はすべて、私が負うべきものです」


 ダーンは彼を見つめた――言葉ではなく、その背後にいる男を測っていた。天幕は息を潜めた。


「最初のオアシスから輸送隊を連れて行け」


 彼はついに言った。


「無傷で拠点に到達すれば、律動は再開する。失敗すれば、再考する」


 ペーター=フランツが鼻から息を吐いた。


「つまり今、我々は賭けに出ると」


「すでに賭けている」


 ダーンが返した。


 その目がニコラスに戻る。


「理に外れた追撃はするな。この国境を公然たる戦争に点火するな」


 ニコラスは頭を下げた。


「点火するつもりはありません」


 一拍。


「炎が必要かどうか――彼らに決めさせましょう」


 ダーンの視線が留まり――そして離れた。儀礼なく、彼を退けた。


「兵を休ませろ」


 輪が解けた。


 諸侯たちは己の焚き火へ、己の憂慮へと流れていく。火鉢が音を立てる。軍靴が石を擦る。ニコラスは天幕の開口部へと向き直り、すでに進路を、時刻を、距離に対する水の重さを計算していた。


「ニコラス卿」


 彼は足を止めた。


 剣を研いでいた諸侯は、まだ木箱の上に座り、刀身を膝に置いたままだった。彼はわずかに頭を傾けた――対等の者の所作であり、服従ではない。


「アイゼンヴァイルのフレデリック」


「ヴェスタゴランドのニコラス」


 ニコラスは同じ節度で返した。


 フレデリックの目は敵意ではなく、思案の色を帯びている。疲れてはいるが、明晰だった。


「あなたはシドラ公爵領の港を経由して到着したのですね?」


「その通りです」


「ならば、彼らが戦利品として取引する獣を見たでしょう」


 フレデリックの砥石が再びゆっくりとした律動を刻む。


「砂虎。砂漠の鹿」


 ニコラスはかすかに頷いた。


「切り落とされた首でさえ、見事なものでした」


 フレデリックの口元がわずかに曲がった――笑みとは言えないが。


「いわゆる盗賊の数名は、馬に乗っていない」


 ニコラスの注意が研ぎ澄まされる。


「地元の者が砂蜥蜴と呼ぶものに乗っている。竜に近く、蜥蜴よりも。二足歩行。長い前脚」


 砥石が止まる。


「山羊のように岩を登り、馬が振り向けるよりも遠くへ跳躍する」


 ニコラスは何も言わなかった。


「速く走る。熱の中でも容易に疲れない。崖の壁面に張り付く」


 フレデリックの目が上がり、彼と視線を合わせた。


「危険な乗騎だ」


 天幕は彼らの周りで空になっていた。火鉢の光だけが残る。


「価値がある」


 フレデリックは穏やかに付け加えた。


「もし生け捕りにする機会があれば……高く買おう」


 ニコラスの視線はしばし彼を捉えた――申し出を、その背後にある計算を読み取りながら。


「心に留めておきます」


 フレデリックは一度だけ頷き、刃へと戻った。会話は始まった時と同じように、きれいに終わった。


 ニコラスは砂漠の空気の中へと足を踏み出した。


 太陽は傾き始め、砂丘を琥珀色と錆色に染めている。彼の騎兵たちは今頃落ち着いているだろう――エクリアが攻城技師の効率で配置を整え、オラフがすでに出口と水源を地図に記している。


 中立的な「盗賊」という言葉の背後で、何か別のものが動いている。


 そして明日、彼はそれを目にするのだ。

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