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個人的な詩集

自分が生きている理由

作者: るい


季節外れの暖かい日差し 降り注ぐ陽光


いつもなら肌寒く人肌恋しく思う時


今は一人でよかったと思える


そう思える自分は強がっているだけだと奥底では理解していても


愛がわからずさ迷い続ける生活


突然の別れ話 遠距離が悪かったのか 自分の対応が悪かったのか


様々な事を思っては過ぎたことだし仕方ないと納得した振りをする


前に進めず夢や希望無く過ごす日々


あの頃は全てがうまく行っていた


仕事も趣味もプライベートも


そう思っていたのは自分一人だけだったのか


別れてから数年たっても未だにふとした瞬間考えてしまう


連絡先も消したし思い出も燃やして灰になった


気が付けば様々な感情も燃やしていたんだと思う


もうパートナーを探すことすら辞めてひたすらに趣味と仕事の日々が日常になって


たまに会う数少ない親友は結婚や出産を機に変わり始めていく


そんな時に昔を思い出して自己嫌悪に陥って


そんな自分はやっぱり嫌だと思って変えようとする


体をゆっくりと鍛え始めた


最初は若い頃と違う重くなった体をスッキリとさせるために


変化は微々たるもので 辛く逃げたい気持ちを抑えて


数年たって四十路になった


その頃には見た目は二十代前半の体型になっていた


それでも欠けた心は埋まらない どうしようもない気持ちに蓋をして


それでも生きていく 死を望むこともあったけど 未だ親が生きているから


だから出来る限りの親孝行は続けた


親孝行をするために仕事をして生きている


それで良いのか自問自答しながらも









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