聖なる夜に、星を探して
ポインセチアの
紅い葉が風にゆれ
聖夜の灯火のように
月の明かりはささやかに
空には七つの一等星
紅きベテルギウスを
六つの星が囲み織りなす
冬のダイヤモンド
凍てつく夜空を
やさしく照らす光
聖なる夜に
星を追いかけて
冬銀河を流れゆく
星の一つひとつはまるで
ダイヤモンドダストのように
その行き先を追いかけ
地平線の彼方を眺めて
追いかけるものが
夢だとしたら
時に立ち止まったとき
それでも胸の中にあるもの
それもまた夢
手を伸ばすその先に
そして胸の中に
きっといつもあるもの
聖なる夜に
星を見つめて
見つめ合うことが
愛だとしたら
この広い夜空に
同じ星を見つめること
星が見えない夜も
その輝きを信じること
それもきっと愛
近くにいても
たとえ離れていても
まだ伝えていない想いも
想いを胸に空を見つめる
その瞳にきっと映る
ダイヤモンド
聖なる夜に
星を探して
街中や窓の内に置かれた
クリスマスツリーが
華やかに飾り付けられ
その頂きに輝く
クリスマスの星
この星空のどこかに
いつも輝いて
クリスマスにだけ
地上へ舞い降りる
導きの星
聖なる夜に
星は輝いて
この空の彼方に
クリスマスツリーの上に
そしてこの心に
星は輝いて
今宵この夜空から
星の数のあたたかな幸せが
この世界に
降りそそぎますように
クリスマスの星に、
導かれながら
オリオン座のベテルギウスを囲むように、シリウスやアルデバランなど6つの一等星で描かれる「冬のダイヤモンド」が、「冬銀河」(冬の天の川)とともに空を彩る季節です。また、クリスマスツリーの一番上に飾られる星は「クリスマスの星」「ベツレヘムの星」と呼ばれ、導きの星とされますが、実際のどの星のことなのかは、今も分かっていません。クリスマスにだけ地上に舞い降りるその星とともに、幸せが降りそそぎますように。お読みいただき、ありがとうございます。




