【第一章の人物紹介】
【第一章の人物紹介】
《主要人物》
◆フレデリカ・ルーテシア・アン・ウィンコット・ヴァレンタイン
本作の主人公。銀色の髪に青い瞳のヴァレンタイン公爵家の長女。生真面目な性格。生まれ変わる前の男子高校生だった頃の記憶を持っている。
◆アルヴィレオ・ユースタス・ジル・オルティアス・ベルトルーガ・アガリア
フレデリカの婚約者。アガリア王国の皇太子。人よりも早熟であり、思慮深い。王の後継に相応しい精神性だが、その為か情緒が希薄。民の為、成るべき自分を模索している。実は釣り餌のワームが苦手。
◆バレット・ベルブリック
王国騎士団長の息子であり、アイリーンの弟。アルヴィレオの親友であり、王国最強を目指している。陽気に振る舞っているが、それはアルヴィレオの為であり、本来の気質はとても生真面目。
《勢力:アガリア王国-ヴァレンタイン公爵家》
◆ロベルト・ヴァレンタイン
フレデリカの兄。公爵領の当主代行として領地を治めている。妹であるフレデリカを溺愛しており、彼女を守る為に己を鍛え抜いている。
◆ギルベルト・ヴァレンタイン
フレデリカとロベルトの父。ヴァレンタイン公爵家当主。敵対する者に容赦がなく、『鮮血のヴァレンタイン』と呼ばれているが、その仮面の裏には臆病な一面を隠している。その内面はフレデリカととても良く似ている。
◆アイリーン・ベルブリック
フレデリカの専属使用人。騎士の家系に生まれ、幼少期から苛烈な鍛錬を積まされ、その肉体に女性らしさは欠片も残っていない。嘗てはその事に苦悩を抱いていたが、今はフレデリカを守る為に必要なものだと受け入れている。
◆グウェンダル
ロベルトの護衛兼執事。彼もまた筋骨隆々であり、ロベルトに筋肉の素晴らしさを説いた張本人でもある。
◆エレノア
ヴァレンタイン公爵家のハウスキーパー(使用人のトップ)。ギルベルトから厚く信頼されている。
◆アナスタシア
フレデリカの家庭教師の一人。性教育を担当しており、見目麗しい青年奴隷を所有している。
《勢力:アガリア王国-アガリア王家》
◆ネルギウス・アガリア
アガリア王国の国王。賢王と讃えられている。
◆オズワルド・アガリア
王弟にして、王宮専属魔法使い。王族にも関わらず、独身を貫いて魔法の研究を行っている。マッドサイエンティスト的な気質の持ち主。
◆ウィリアム・マルチネス
アルヴィレオの執事。
◆ミレーユ・アイニーレイン
フレデリカの王宮における使用人。アイリーンと同じく筋骨隆々ながらも物静かな淑女。
◆ヴォルス・ベルブリック
王国騎士団団長。勇者に傾倒している。
《勢力:アガリア王国-ベルブリック伯爵家》
◆ウルフリック・ベルブリック
ベルブリック伯爵家当主であり、アイリーンやバレットの兄。
《勢力:カルバドル帝国》
◆マリア・ミリガン
先代勇者メナス・ミリガンの曾孫。剣聖の称号を持つ帝国最強の騎士。
《勢力:勇者》
◆メナス・ミリガン
先代の勇者。七大魔王を討伐した。
《勢力:七大魔王》
◆シャロン
三百年前に出現した七体の魔王の一画。エルダー・ヴァンパイア。メナスに討伐された後、石となり王家の湖に置かれていた。
――――【転生前の世界】――――
◆冴島龍平
転生前の主人公の幼馴染。運動神経抜群のナイスガイ。
◆甘崎凪咲
転生前の主人公の幼馴染。好奇心旺盛な美少女。