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至高の召喚術師  作者: あるえ
2/3

2、プロローグ 続き

 父から儀式の説明を受けた


「儀式といってもこの【ソロモンの指輪】を装備するだけだ」


 なぜそれが伝統的な儀式なのだろうか


「それだけですか?」


「まあまあ、話は最後まで聞け。この指輪は、我が一族がつけると光るんだ

 その光の強さが召喚術師の才能になる。」


 才能は15歳になると受ける職業(ジョブ)検定で自ずとわかる。その一日前である今日にやる意味が分からない。もっと早く才能は知りたいものだ


「なぜ今日なんですか?」


「それはこの先祖代々伝わるこの書を見ればわかる」


 そう言って父は俺に古い紙を渡した


<><><><><>


 我の子孫たちよ。お主たちに後世までやってほしいことがある。それは【ソロモンの指輪】を受け継いでいくことだ。

 子供が15歳になる前日、指輪を付けさせろ。もし、その光が主人よりも強ければ指輪をその子に託せ。

 この指輪には【ソロモン72柱(ななじゅうふたはしら)】の悪魔がいる。

 もしかしたらその力を使えるようになるかもしれん。

 弱かったら一番光が強い者が付けよ。

 どうか我が一族が召喚術師の一族として繁栄することを願っている



                               一代目 ソロモン


<><><><><>


 ビックリだ。まさか召喚術師として有名なソロモン家にこんなものがあるなんて


 しばらく驚いていると父が笑いながら言った


「といっても72柱(ななじゅうふたはしら)を召喚出来たのは二人しかいないがな!」


 父は雰囲気を変え、威厳のある声で言った


「心の準備はいいか?」


 準備なんてもうとっくにできていた。というか楽しみだ


「はい!」


「よし!では、やるぞ」


 父が【ソロモンの指輪】を俺に差し出した


 俺は、右手の人差し指に嵌めた




 ピッカーーーーーーーーーーー




 尋常じゃない光の量だった。俺の目の前が見えなくなる。俺は目を閉じた


「こっこの光は!」


 父の少し焦った声がかすかに聞こえた


<><><><><>


「どこだここは」


 目を開けると全く知らない場所だった。あたりには何もない


 どうなってる?今まで父の部屋にいたはずなのに・・・


「とりあえず、人か建物を探そう」


 すると、目の前にいきなり人が現れた


「やあ!我はソロモン!」


「突然だがお主、我の弟子にならないか?」


 何を言っているんだこの人は

ついにソロモン登場です。

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