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狂人三人組の面白い毎日  作者: KURA
彼等にとって裏切りとは
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闇夜に浮かぶ嗤い声

こんにちは!

KURAです。

いやぁすみません。頭痛が僕を襲いまして昨日更新できませんでした。

お詫び申し上げます。


六人が集まるある建物。

ガスマスクをしている男等、明らかに普通の集まりではないことは確かだ。


「どういうことだ……!? 何故同じ者を殺した奴が二人いる……!」


『簡単なことだろう。君達が騙された。それだけだ』


「ボスっ……! お言葉ですが鎖鬼の腕、、脳裏の眼球をとってきたものがいます」


「それがどうした。死体その物じゃないじゃないか。君達は騙されたんだよ。そんなことより逃げたほうが……ザザーッ』


ボスと呼ばれた男は砂嵐に消えた。

この緊急事態に六人の体が強張る。


「その通り! お前らは俺ら……いや、鴉に騙されてたんだよバーカ!」


「幼稚だよ鎖鬼。とても滑稽だったって言わなきゃ」


「僕の……技術力に……勝るものなし」


指が鳴らされると警告音が建物に鳴り響く。


「……っ! 遺体を捨てろ!」


眼球と腕を投げようとした。

だがその努力虚しく腕は爆発に包まれた。

負傷したのはガスマスクの男と胡散臭い脳裏の眼球をえぐった男二人。

その光景を見ると三人は笑っていた。


「おいおい酷いなぁ。俺の腕を投げるなんて」


「そうそう僕の眼球を投げようとするからそうなるんだよ。クフッ!」


「……殺せ! 力は鎖鬼を! ボマーは鴉を! 僕達詐欺師は脳裏を殺る!」


「OK!」



「ったーことは? 俺の相手はブーツやろうと……誰だてめぇ」


「俺は暴! 握り潰してやるよ!」


ライオンのように荒々しく逆立っている金髪の男は特殊なグローブをはめると頭を潰そうとしてくる。

鋭い爪もついているグローブに捕まれたらひとたまりもないだろう。


「おおっと! あっぶねぇ~死ぬところじゃないか。隙だらけだが。おら、出直せ」


「ガフッ!」


鎖鬼はあるものを蹴りあげた。

アレだ。

蹴りあげやすく。

男限定で致命傷に成りうるアレだ。

蹲る暴を見ながら笑う鎖鬼は不意に姿勢を低くした。


「ヒャハハハハッ! ……ん?」


「よく避けた、ね!」


「ヒュウ、今回は踵にもついてんのか」


横に避けた鎖鬼は懐にある鎖鎌を手に取り、男の足に巻き付けた。


「鎖鬼の名前の由来かい?」


「……あ? どうしてコレがサキの由来になるんだ?」


「……鎖の鬼と書いて鎖鬼だろう」


「……! ハハッ! ヒハハッ! ヒャハハハハハハハハハハ! 何だお前アレか。俺の名前も知らねぇの? バッカだなぁ!」


「っ! 殺す!」


男の蹴りをバックステップで避けているとある壁にぶち当たった。

柱だ。

コンクリートの柱にぶち当たった鎖鬼の首を狙いにけりが迫った。


「あっぶねぇ。しゃがまなかったら斬首だったわ」


「チッ小癪な」


「お前の首きってやろーか!」


「誰がそんな見え見えな鎖鎌に切られるか!」


「バーカ逃げることが目的だよ」


「くそがっ! ……!?」


何者かに首を掴まれたかのように止まる男。

そして走る鎖鬼は止まり、何かを振るように振り返った。


「なにを……!?」


「言ったろ? 斬首刑さ」


男のある部分がずれていく。

そしてデュラハンのようになった体は倒れた。


「クハハッ、山椒ほどの辛味もねぇやつらだなぁ?」





「……何故僕が……」


「オラオラ! 死ね! 爆発して!」


「終わりだ」


ズーンとどうしようか迷う鴉の周りを動かせまいと爆発させるガスマスクの男。

そして携帯を見て呟く男。


「何で?」


「アレ呼んだ」


「そっかー終わりか~」


「……アレとは?」


「……まぁ冥土の土産だ。完璧に洗脳して爆弾を体に仕込んだ人間爆弾。その名も『悪意を持った爆弾』」


「……ダサ」


「何だと!?」


「だよねぇ」


「なん……だと……。まぁいい、どっちみちお前は終わりだ」


扉から無数の目がイカれた男達が入ってきた。

不敵に嗤う鴉はある装置を手に取った。


「アンチ洗脳超音波」


「グガガガガガ……」


頭を押さえ悶え苦しむ男たち。


「大丈夫なのか!?」


「大丈夫さ。ボスの洗脳は解けない」


「確かに……難しい。でも……」


洗脳を書き換えることは出来る……よ?


鴉の言葉と同時に男達はある方向を見て立ち上がった。

勿論、ボマー達の方向を。


「……コレ……やばくない?」


「……逃げるぞ!」


「追え、君達。爆弾に悪意も善意も無いことを教えてやれ」


数分後爆音は響き渡る。

それをBGMに鴉は独り嗤っていた。


「あー、楽しい」



「んー、僕あんまり強くないんだけどなぁ」


「なら良かった。俺たちもそう強くないんだ」


「という訳で死ね」


「それは困るなぁ」


「だねぇ」


「……誰だお前ら」


「答える」


「名はないよ」


二人の金髪でストレートの髪の男女がそれぞれ右手、左手に銃を一丁だけ持ち、二人の詐欺師の前に立ちふさがった。


「じゃああのマスクを君が」


「じゃああいつを君が」


「舐められたものだな!」


「やってやる!」


脳裏を置いて四人は戦闘を繰り広げた。

だが健闘虚しく詐欺師の勝ちになるかと思われた。

右手に銃を持っていた男は右肩を撃たれ。

左手に銃を持っていた女は左肩を撃たれていた。


「お前の顔、貰ってやるよ」


「そんな至近距離に来て勝てるとでも?」


「右利きのやつの右肩を撃ったんだ。おそるるにたりん」


「あら、近すぎじゃない?」


「お前もだ。左肩撃たれてるお前なんぞ脅威ではない」


「……あら?(ん?)いつ()()利きって言った?」


「……まじかよ。ゴホッ」


「あー心臓かよ……」


「隠し銃、腕、あげたね。君達」


「ありがたき幸せ」


「有難うございます」


「じゃあね」


「はっ」


「はっ」


もう絶命した男と胸を押さえ瀕死の男を尻目に脳裏は去っていった。


嗤いながら。


「なんだ、僕の出る幕すらなかったじゃん。ハハハッ!」



次の更新はできるだけはやくいたしますのでご容赦を~。

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