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第0章 プロローグ
2034年 埼玉県 どこかのマンション―――――
「ふぁー、飲んだぁー」
こういっている俺は、父子2代で、酒を飲みながら何か話していればいい
政治家という仕事をしている。
俺は世間からみれば、いわゆる金食い虫の卵というわけだ。
俺は別にやりたくてやってんじゃないのに―――――――
もっとスリルのある仕事というか、動いて世界を変えられる仕事がしたかった。
でも俺は、政治家という職に就かせてくれた親父のことを1度も
きらいだなんて思ったことは無い。いつも笑顔で、誰にでも優しくて
俺が何かミスをしても、すぐに駆けつけ、フォローしてくれる。
正直、ずっとこの仕事をしていてもいいと思った。
しかし、それでもスリルのある仕事をしたかった。
理由はたった1つしかない。退屈だったからだ―――――
―――――そのたった1つの理由で俺の人生は大きく変わることになる。
そう、一生に1度しかなくても珍しい、
あの機会<チャンス>が訪れたから―――――
――――第0章 プロローグ――――




