表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

【プロットタイプ】所詮人間と同じ

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

最近、自分が書いてるのが『論説文なのでは』と思いつつあります。

ジャンルが分からない。どうしよう( •︠-•︡ )

水族館に訪れて、巨大プールの客席の端の方に腰掛ける。同じ場所を幾度となく巡り続け、気が向くと背打ちを行う。その度に辺りに飛沫が散る。

それを行う理由は諸説あり、垢や寄生虫を落とす、または知能が高い故に遊んでいる為と言われている。

「イルカは可愛ーね。クジラもシャチも可愛いけどさ」

隣に座っていた鏡花が気怠げにそう言った。決して心から『可愛い』などと思っていない口調だった。周りが思う回答を、そのまま述べたという方が近いだろうか?

「ただまぁ、あの子達って、知能が高い分、人間と似たところがあるからさぁ。残酷だよね」

其れを聞いて、此奴の心情が何となく理解出来た様に思える。


イルカもクジラもシャチも、知能が高い。イルカやクジラは三歳から六歳程度、シャチは十歳から十二歳程度の知能を有しているらしい。そのせいか、感情も豊かだった。

水槽付近に現れた人間に興味を持ち、近寄って来る事も珍しくない。反応を伺う様に、じっと此方を見詰める事もある。それ故に懐っこいと思われている。

だがその反面。人間を水中に引き摺り込む事もある。彼奴らは陸に上がれない。水中で戯れる事が常である。だから『遊びの延長として』、足を咥えて沈めようとしてくる。

「水族館でイルカやシャチが人に襲いかかった。なんて記事が偶にあるけどさ、あの子達が人間と同じ知能を有しているのならば、まぁ当たり前なんだよね。

人間だって『遊び』の延長で、何の悪気もなく誰かに害を加えるじゃん? いじめとか良い例で。だから『イルカだから』、『シャチだから』、『飼われているから』なんて安直に信用しちゃいけないんだよね。

人間との関係が容易く変わってしまうように、あの子達の関係だって数秒単位で容易く変わってしまうのだから」

物凄く冷たい言葉だった。けれども何処にでもある話しだった。些細な事で人間関係など容易く変化する。永遠に同じ関係を続ける方が難しい。

「やたら可愛いのが厄介だわ」

論説文って言葉知ってます?

あんまり馴染みがないと思っていて、説明文から芋ずる式に知りました。


作者の主張や意見を、根拠や理由を用いて説明する文章のこと。

ちなみに小説とは“全てにおいて対照的”で、娯楽性が一切ない。起承転結よりも、相手を納得させるの最優先。


私が今まで書いてきたの、マジなんだったんだ( ꒪꒫꒪)

状態です。

純文学って何?

文章は綺麗に頑張ってるよ。

美しさを求めてはいるよ。

ただ作者の美的感覚だから、人によって違うん。


イルカ、シャチ、いるじゃ無いですか。

あの子達、頭が良いんですよ。

で、頭が良い生き物の特徴として、『娯楽目的』で悪さをすることがあるんです。


水の中に引き摺り込むのもそう。

振り回すのもそう。

そした方が楽しいから。

倫理観が無いから自分の感情最優先。


比較的倫理観のある人間だって、娯楽性で人を傷つけたり、悪さをするのに、何故イルカやシャチがそんなことしないって言えるのか。

というのがこの話のキモ。


よく動画サイトで上がってるじゃないですか。可愛い海獣の動画。

愛情がないとは思いません。

けども、それと同じくらい娯楽性による残酷さがあるから、事件や事故が起きる。


『あんなに信頼関係あったのに』ではないんですよ。

人間だって、仲良かった子がいじめに加担するの、割と普通の話じゃないですか?

なのに子供と同等の知能を持つあの子達が、例外だと何故言えるのか。

という話。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ