よくある感じのデスゲーム
「よし!ログインできた…なぁぁぁぁぁぁ!」
俺は空にいた。いや、比喩とかじゃなくでガチで。
「なんでなんだよぉぉぉぉぉ!」
このままでは何もしてないのに地上に激突して死んだことになる。そうなったら俺のハーレム化計画が開始早々3分もたたないうちにデスペナのせいで頓挫してしまう。
「そうだ!」
アイテムボックスにもしかしたら何かあるかも…!と思ったが、まずメニューの開き方が分からない。
でもとにかく思い付く限りをやるしかない!
「メニューよ開け!カモンメニュー!ボーイズビーアンビシャス!」
何でもいいからとワタワタしているうちにメニューが開く。
「来た!アイテムボックスは…」
奇跡的に転移石が一つ確認できた。
「いっけぇぇぇぇぇぇぇ!」
たった一つしかない転移先を選択したが、地面はもう目の前だ。激突まで5秒を切っているだろう。転移にその分のタイムラグがあれば死は免れない。俺は身体を丸めて確実に耐えられもしない衝撃に備えた。
しかし、待てど待てどもその痛みはやってこない…ってゲームだからか。
待つことに耐えかねて目を開けると、俺の指定した転移先、ハジマーリ街の中央広場で寝転んでいた。