ブラウザの拡張機能として「Grammarly」を利用するⅤ
前回申し上げた通り、ブラウザの拡張機能として「Grammarly」を利用する場合、一般的には「Gmail」「Facebook」「Twitter」のようなサイトやアプリが代表的です。
ただし勘の良い方であれば「Webベースで文書を作成するサイト」と聞いただけで、ピンときたかもしれません。
そうです。「小説家になろう」を始めとした小説投稿サイトは、この条件に合致します。
ところが実際に「小説家になろう」サイトで「Grammarly」を利用しようとしても、最近まで正常に動作しませんでした。
「小説家になろう」サイトの文書作成画面の場合、「Gmail」等と異なり、一つの画面に複数の入力欄(サブタイトル・前書き・後書き・本文等)が同時に表示されます。
このような設計のwebサイトの場合、「Grammarly」は、どの入力欄を校正対象にするべきなのかが分からず、正常に動作しない事があるようです。
Grammarly社も「Grammarly」が正常に動作しないwebサイトの存在は認識しており、『もし、そのようなwebサイトを見付けた場合は知らせて欲しい』と、オフィシャルサイト上でアナウンスしています。
つまりブラウザの拡張機能として「Grammarly」を利用する方法は、手軽である反面、問題点も存在します。
まずは対応するブラウザが限られるという問題ですが、これは対応ブラウザをインストールする事で解決可能です。
次に今申し上げた、webサイトとの相性の問題が一つ
そして最後は「使える機能が限られる」という問題です。
この二つに関しては、ブラウザの拡張機能として「Grammarly」を使う限り、回避出来ない問題です。
この問題を解決するためには「別の方法」を選択する必要があります。
次回からは、それを具体的に紹介致します。
次回は10月9日(金)20時に公開予定です。