「Grammarly」って何ですか?
皆さんは学校や職場で自分が作成した英文が本当に正しいかどうか、不安に思った事は無いでしょうか?
そして書いた文書の正しさを判断するには、どのような方法があるとお考えでしょうか?
一番理想的なのは、ネイティブや英語上級者に文書をチェックしてもらう事ですが、残念ながら誰にでもできる方法ではありません。
そういった環境を得る幸運に恵まれていない多くの人にとって救いとなるのが、英文自動校正サービス「Grammarly」です。
「校正」というのは、普段の生活ではなかなか使わない言葉ですが、要するに「文書として正しいかどうかをチェックする」という意味です。
従って「日本語の校正」であれば、対象の日本語文章が日本語として正しいかどうかをチェックする行為であり、これが英語の校正であっても、対象の文書の言語が変わるだけで、意味は全く同じです。
英文の校正サービスは「Grammarly」以外にも「Gramara」や「Ginger」といったものも存在するのですが、その中でも「Grammarly」は代表的なサービスの一つであり、英文校正のカテゴリにおいて、非常に有名な存在です。
※Grammarly社の発表によれば、世界中に約2千万人のユーザーが存在するそうです。
「Grammarly」は元々ウクライナで開発されたソフトですが、現在のGrammarly社はアメリカ合衆国のサンフランシスコに本社があります。
「Grammarly」のキャッチフレーズは「Free Online Writing Assistant」です。
日本語にすれば「無料オンライン文書作成補助」といった意味になります。
キャッチフレーズでは「無料」が強調されていますが、実際には個人向けの無料版と有料版、そして法人向けの3種類のサービスが用意されており、それぞれ利用できるサービスに違いがあります。
次回はそれらが具体的にどういったサービスなのかを説明しようと思います。