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これから地上に参ります

何故か連載モードに突入してしまいました


活字中毒の作者なので読む事と、書くことは同じなので楽しくやってゆきたいですわ~


拙い内容及び文章ですが皆様よろしくお願いいたします


ちょっとジャンルをお引っ越ししてましたが、二部が終わって読み返すと、何故だろう?コメディになっている。何故だろう?

 皆様御機嫌よう、アンジェリーナですわ。

 

 今日も今日とて天は相も変わらず穏やかで、我が君様も御機嫌麗しくお過ごしであらされます。


 「おほほ、最近チーム女神は中々成績優秀ですわね」


 「そうでございますわ、 魔物の発生数も少し減少しておりますし」


 「あら、そういえば少し少ないかしらね。 ホホホ、これはいよいよバカ兄上がいよいよ降参かしらね」


 いえいえそれは絶対にあり得ない事と思いましてよ、このご兄妹様に限ってございませんわ!


 私はお持ちした何時ものジュースを傍らに置きました。浮かべました?どちらかしら?


我が君様は愛らしく小首をおかしげになると星屑をカラカラとお混ぜになられます。

 

「最近お暑うございますから、少し夏バテなされていらっしゃるのでは?」


 「はぁぁ?あのバカ兄上がぁぁ?そんな事は決してございませんわ。「夏風邪」はお引きになられますけど!体力バカの兄上はそれだけはありません」


 あぁ、「夏風邪は馬鹿がひく」って奴ですわね、確かに体力だけは妹に負けんっておっしゃられてましたわ。


 では他はお負けになられておられるのなら、さっさとお謝りにならればよろしいかと思いますが?


 そういえば、この前「カチガラス」達が情報ついでに教えてくれましたの。


「我が君様 そういえば、兄神様は鼻水だらたらーってカチガラス衆が教えてくれましたわ」

 

「おーほほほほ!やはりバカだから、この機会にどんどん圧していかなければ!」


 さぁぁとスクリーンを閉じられ、満足気にジュースをお飲みになられます。


 ………はぁ、それにしてもお暑いですわね。


 あら?天にも暑さ寒さってお有りになるのかってお思いですわね、


うふふ地上程ではありませんが、それなりに有りますのよ。


 地上から吹き上げる、「上昇気流」の温度で暑さ寒さ位は有りますの、


ただ違うのは気温に関係なく何時も花が咲いては散ってるを繰り返してる位かしらね。


 後は「天の川」の流れの速度ですわ、 暑いとさらさらと、寒いととろとろと、そうそう、天の川といえば繋がってますのよ~地上の河川と…


 神話のお話になっておりますけど、うふふ 地上の河川の源は天の川ですの。なので地上がお暑いとさらさらと、寒いととろと…


 あらそろそろ準備しなくては、今日はこれから久しぶりに我が君様が地上の神殿にご降臨されますのよ。


 女神様としてのお務めなのですが、そのついでに、フフフ、フフフ、フフフ…


「今日はこれから下に行くけれど所在は掴めていて?」


「はい、抜かりなく、「織姫」様からカチガラス衆をお借りして、情報収集はバッチリです」


 グラスの中の星屑をカラカラとお混ぜになられながら、黒い微笑みを浮かべられます。


「そう、私の手を離れてしまったから、はっきりとは見えなくて おほほっやっと間近に拝見出来ますのね!おーほほほほ!」


 フフフ、そうですわね、 私も此方に帰れば分かりませんもの、「人」となった「元勇者」カチガラス衆の報告だと中々シュールな事になってるらしいのですが。


 我が君様でございますから 「死んだ」ご様子もない事ですし、


ここはついでに是非とも「元勇者」の現状をご自身で確認したいと仰せになられて………


フフフ、私も異存はございませんわ。


「我が君様、そろそろ御用意を それにしてもお久しゅうございますわね「魔法使い」を極められ「聖魔導師」になられる御仁が現れるのは」


「そういえばそうね、 以前は確か「聖魔導師」の件で降りるのはバカ兄上との一件の前だったわね」


 「ええ、そう覚えております。 それにしても優秀な方々のでしたのね「元勇者」の他のメンバー様は、この前「剣士」さんが最高位の「聖剣士」の称号をお与えになるべく、御降臨なされたのは」


 そうですの!我が愛し子ちゃんのご師匠方々はあれから幼い勇者の為に精進に精進を重ねられ先ずは「剣士」さんが昇格成されて、 我が君様から「月華」と銘のある剣を授与されましたのよ。


 「そうねぇ…何故彼等と共にしていてあの「阿呆」」は、少しは見習うって事考えなかったのかしら?そんな事より「月白のローブ」は用意出来て?」

 

「はい、織姫様から届いております」


 そう、と我が君様は満足気に微笑まれますとグラスを空にし傍らにおかれます。


 「そういえば彼女の名前は?剣士はエリックでしたわよね」


 「はい、魔法使いさんのお名前はアリエノールともうされます」


 アリエノールね、とうなずかれ我が君様と共に私は身支度の為にその場を後に致しました。


 ……フフフ今日は私もお供として、地上に降りますのよ~


 この前は残念ながらご同行出来ませんでしたが、フフフ、何やら楽しい予感か致します。

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