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大阪 四天王寺

 そろそろ、書かなければならないなどと勝手に思っているのは大阪の四天王寺のことである。このお寺を建てたのは聖徳太子だ。確か物部氏を倒す時に聖徳太子が四天王に祈願したのが始まりだと思う。



 ここには五重塔があって、中には聖徳太子の本地仏、救世観音の椅像がある。

 私の友人の友人が人生に悩んで、占い師に相談したら「四天王寺の救世観音に会いに行け」と言われて、その日の内に新幹線で向かい、一目見て感動のあまり号泣したという救世観音像である。なるほど白鳳仏風な仏教であり、稀に見る高貴さ、神々しさである。

 この仏像、つくられたのは意外と最近のことらしい。だからと言って宗教的には何の問題もないのだろう。どうかすると私は文化財として見てしまって、最近の仏像かと思うとあまりまじまじと見ない傾向にある。大変に罰当たりなのである。私はこの四天王寺の例のように最近でも負けず劣らず立派な仏像がつくられているのだと学ばないといけないだろう。

 四天王寺はなんだか庶民的でありながら、浅草寺のようには騒がしくなくて良いお寺だった。



 その前に大坂城にも訪れたが、あの城は外見は大変に立派なもので良いのだが、中に入ると途端にがっかりさせられる。エレベーターは残念である。でも彦根城のように当時のものであっても、私はあまり感動しなかったから、同じなのかもしれない。

 大坂城公園には石山本願寺跡があったり、梅が咲き誇っていたりと散策すると面白かった。



 大阪には、この時以来訪れていない。その為、一体どのような世界が展開しているのかは知らない。私はこの時、大阪観光よりも早く和歌山に行って、翌日の高野山に備えたかった。

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