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こちとらどっかのチンピラですよ

「それで、木戸さん。私と仲間パーティになっていただけませんか?」


 宿屋の一階の食堂でエリカちゃんは俺にそんなことを言ってきた。どうでもいいけどこの人、すげーハキハキ喋るよな。


「パーティ? サタデーナイトフィーバー的なやつ?」


「そ、そうではなくてですね。木戸さん、ちゃんとトリップ前の説明聞いてましたか?」


 実はあんまり聞いてなかった部分もあったりして。いやあのときはちょっと興奮しててね。仕方ないでしょだって。


「私たち魔王を倒さなくちゃならないんです! 仲間は最大七人まで、あと五人集めましょう!」


 ふむ。思い出した。目的は魔王とやらを倒すことで、倒した人は報酬でなんでも願いが叶うんだよねたしか。んで、この『倒した人』ってのがミソだ。七人までは仲間として認められるって話だった。あの前髪パッツンの天使さんが言ってた。


 英雄偉人の能力を持ってるトリッパーが1万人、そのなかから七人。そりゃたしかにパーティ制度が認められるんなら一人旅より仲間と一緒にいたほうが有利だ。


 んで、エリカちゃんは栄えある仲間候補として俺に声をかけてきてくれている。うん、とても光栄なことだ。まあ、たんに初めて会った話が通じるトリッパーが俺だったってだけなんだろうけど。どうやら俺もエリカちゃんもトリップしてきた順番は最後の方らしい。


 エリカちゃんのお誘いは嬉しいけども。

魔王を倒す旅とか……イヤだな。


 や、だってさ。さっきの戦闘でも思ったけど、俺の前世及び能力ってはっきり言ってスカじゃん? どこが英雄・偉人なのかさっぱりわからないよレベルじゃん。



 下手したら切り殺されてたよ、さっきも。

なんたらボニーさんとかいう俺の前世は聞いたこともないし、出来そうなことは馬泥棒くらいだ。さっきは農場経営者かもと思ったけど、ただのチンピラなんじゃね? という気もしてきた。


多分アレだ。たまたま金持ちの家から馬盗んだら、その金持ちは地元で嫌われてる貴族とかで、そのせいで『え、英雄じゃー!』とか貧乏な村のジジイにでも言われたんだよ。名前的に英語文化圏の人で、どっか田舎の人なんだ。知名度低いと弱いそうだし、これマジでヤバイよ。


俺そんなカス能力しかないじゃん? 魔王と戦うとか、旅するとか無理じゃん?


っていうか、魔王っていうのがどういう存在なのかもわからないし、いいやつかもしれないし、そんなの倒すなんて嫌だよ。俺は平和主義者なのです


なので俺は、テーブルの上に運ばれてきた肉をかじりつつ答えた。


「あー、仲間ねー、そうねー」

「こっちの世界が滅べば、私たちの世界も……」


 ああ、滅びるんだってね。そういえばそんなことも言ってたね。なにやらこの世界は俺たちの元いた世界の人間の想念の結晶のようなものだから、影響するとか言ってた。いやよく意味はわからなかったけど。


でもぶっちゃけそれはもうよくね? だって俺たち以外に9998人もトリップしてきたチート野郎がいるわけだし、お任せでよくね? それに『滅ぶ』ってなに? 仮に魔王というやつがいて、魔王軍みたいなのがあったとして、それがこの世界を全部制圧したらそれは『滅び』なの?


俺は違う気がする。たとえば現在の地球でアメリカが全世界を降伏させて、全世界がアメリカになったとしてもそれは『世界が』滅んだとはいわないような気がする。


 開幕早々襲われたせいかもしれないけど、なんかこのトリップ、全体的にうさんくさい気がする。


「んー」

「ですから、私たちが!」

 

そういえば、トリップ後は前世の性格が表れてくるという話とだし、エリカちゃんはなんとダルタニアンだそうだ。ダルタニアンといえばもー完璧英雄で騎士道の人的イメージじゃん。わんふぉあおーる! とか映画でみたよ。カッコイイね。


だからきっとエリカちゃんは『魔王倒さなくちゃ……(使命感)』みたいなものがあるんだろう。さっきだってこの人が旅人を救おうとした結果ああなったわけだし。可愛い上に人格者とかマジで立派。



さっき襲ってきたやつらは吉岡道場の人とか言ってた。宮本武蔵を全員で袋叩きにしようとしたって漫画で読んだことがあるけど、やっぱり性格的にはそんな感じだった。


つーかじゃあ俺なんなんだろう。まったくヤル気がしない。『とりあえず死にたくないし、ラクに楽しく生きていきたいです……(震え声)』って感じだ。一体前世の俺はどんなゴミだったんだろう。


こりゃもうボニーさん無名の凡人説が非常に有力になってきた。


「うーん……」


 とは思うものの、俺にはエリカちゃんの誘いを拒みにくい理由もある。

だってさ、さっき他のトリッパーに殺されかけたじゃん? 『他トリッパー邪魔だよ派』の連中怖いじゃん。


俺=ボニーさん弱いじゃん? エリカちゃん=ダルタニアンさん強いじゃん!


「うん! じゃあパーティ組もう! 魔王倒そうぜ魔王!!」


 俺ってホントにダメ人間だなー、と思うけどもう仕方ないよね! 一ミリも魔王倒すつもりなんてないけど、しばらくエリカちゃんに守ってもらおう! で、俺は馬見つけるたびに盗んで現金化して金溜めよう。


 んで適当に金が溜まるなり、ボニーさんの能力で一人で生きていけるようになったらさっさと別れればよろし。そのうち誰かが魔王倒してくれりゃそれでおっけーだ。


「ありがとうございます! 嬉しいです!」


 エリカちゃんはハキハキと返事をしてくれた。

嬉しそうだ。純粋無垢な美人さんの彼女がにっこり笑うところには罪悪感を0・2ミリほど芽生えたがまあ気にしないでいこう。細けぇことはいいんだよ!

 

よくよく見るとエリカちゃんはマジで可愛い。大きなアーモンド型の瞳も、ファンデーションは使ってません!的な滑らかな美白も非常に良い。同世代というのもポイントが高い。


 旅するうちに仲良くなる二人。

寒いだろ? こっちこいよ。

で、でも……

ここには俺たち二人しかいないんだぜ。


 または。


 ふんふーん。宿屋の風呂入るしー

 きゃ! 馬鹿! 

 ご、ごめん。入ってると思わなくて!

 木戸くん楽しいな音頭が賑やかに脳内に流れた。

 どっちも有りだ。いいんだよ妄想は自由だから。ほっとけ。


※※


 メシを食い終えた俺たちは今後の方針を決めた上で、お買い物をすることにした。地図とか旅の道具とかいろいろだ。


 

で、地図買ってみたり新聞読んでみたりして驚いたことがある。

この異世界の地図、地球と一緒。そして、色々聞いたことのある人物や出来事が新聞に載っている。


 イギリスがブリテンのままだったり、最近発見されたというお話のアメリカ大陸が地図に載ってなかったりするけど、この分じゃ地形的にはもといた現実の世界と変わらないだろう。ちなみに今俺たちがいるところはフランスの隅っこみたいだ。


 あと、ちょっと気になったのが時代背景だ。剣と魔法のファンタジー世界といえば『中世ヨーロッパ風』が基本だし、まあ大体それであってるみたいなんだけど、色々おかしいところがある。


 中国の王朝の名前が『漢』なのに、今いるこの町は中世風。

 フランスの王様はルイ14世らしいのに、コロンブスがまだ生きていて大航海時代。ブリテンの王様は12歳のアーサー王。


……なんだこれ。


 おかしい。おかしすぎる。俺は某メーカーの歴史シミュレーションゲームが好きだからわかるが、時代設定が無茶苦茶だ。


 漢王朝は西暦200年より昔で、コロンブスが新大陸を発見したのは1492年。

 ルイ14世は1600年代生まれだった気がする。


「意味わかんないハリケーン」

「? どうかしたんですか?」


 買い物袋を抱えて隣を歩くエリカちゃんはキョトンとしていた。高校で世界史を取っていないらしく、俺ほど歴史に詳しくはないみたいだ。前世の記憶のせいなのか、ルイ14世には少し反応していたけど、それだけだ。


「いやさー……」


 俺はこの異世界がいかにおかしいかエリカちゃんに説明しようとして、やめた。

 大体、異世界なんだから細かいことを気にしても仕方ない。そもそもなんで言葉が通じるのかとか、免疫のないウイルスは大丈夫なのかとか、それも含めてだ。


最初は異世界トリップじゃなくてタイムスリップじゃねーの?と思ったけど、そうじゃないらしい。


 現実世界の地球の歴史をいろいろごちゃごちゃにした異世界、それがここ! ってことでもういいや。なんか理由があるんだろうけど気にしたってわからないのはわかっている。

 

俺をここに送った天使の言葉や、トリッパーが過去の人物の転生者であることを踏まえて考えれば、現実世界となにかしらリンクしているっていうようなことなのだろう。もしかしたら、『みんながイメージする異世界』ってやつかもしれない。


 文化とか文明レベルが各国どうなってるのかは結構気になるけど、さっきのメシ屋では料理人が手から火を出して肉を焼いていた。要するに魔法だ。


 魔法がある世界なんだから、技術のレベルなんてどーでもいいような気がする。


 この世界はいろいろとゲーム的『すぎる』。たしかにそこは謎だし気にかかる。なにか理由があるのかもしれない。でももういいや。


「なんでもない。買い物は大体終わったっけ?」

「あ、はい。そうですね。食料、着替え、回復薬、清潔ポーション、それから……」


 指折り数えて行くエリカちゃん。ちなみに清潔ポーションというのはビー玉くらいの大きさの玉で、体にぶつけると割れて体中を綺麗にしてくれる魔法のアイテムである。ほかにも色々魔法のアイテムがあって、これなら意外と道中快適かもしれない。


異世界って便利ね 


ちなみに色々買った商品をズタ袋に入れて持つのはさすがに俺がやっているよ。


あ、そうだ。とりあえずまずはパリを目指すことにした。

まず他に五人仲間を集めないといけないから都会に行こうぜ、ってことになったのだ。それに、俺たちはこの世界について知らないことが多すぎる。

俺はずっとエリカちゃんと一緒にいる決意を固めたわけじゃないけど、まあとりあえずはパリね。


そうだ。パリへ行こう。


聞いた話で銃士隊もあるそうだ。それってエリカちゃん的にイベントのようなことが起こるような気がする。


それに、俺はパリジャンヌというのが見てみたいしね。


「木戸さんは? 他に必要なものありますか?」

「うーん……」


 ちなみに、俺はすでに服を買ったよ。新大陸アメリカで流行っているという話の服装が気に入ったから買ってみた。もともと来ていた服は吉岡ナントカさんの剣をよけたときに汚れたから脱いだ。そのうち売る。


 で、今は革のブーツにパンツ、首に巻くストールとハット。つまりあれだよ。西部劇風。

 しかしなんで最近発見されたばかりの新大陸なのにファッションに流行りがあるのかホント意味わかんない。


 ちなみにエリカちゃんは、短めのキュロットスカートで上は十字の紋章の入ったケープのようなものを着ている。スカートはもともと彼女が履いていたもので、ケープは彼女が『出現』させたものだ。


 英雄・偉人といえばこれ! というアイテムや服装があることが多いが、トリッパーの人はそれを任意に出すことが出来るという便利仕様になっている。これも多分、現実世界のイメージや信仰からきている現象みたいだ。俺より三日早くトリップしたらしい彼女はもうレイピアまで出現させることができる。しかもどんどん強度や切れ味は増しているそうです。


メジャーな英雄さんうらやましいです。


「木戸さんは、象徴シンボルのアイテムを出現させることもできないですし……」


 エリカちゃんの質問に、俺はピーン、と思いつくことがあった。


不思議だ。思いついたらアレ以外ありえない。アレなしで生きていける気がしない。絶対必要だ。アレは。


「……銃」

「銃? てっぽうのことですか?」


 エリカちゃんは意外そうな顔をした。そりゃそうだ。ここは剣と魔法の異世界だ。銃を武器にしてるやつがいるのかどうかわからない。そもそも存在するのかどうかもわからない。


 でも、欲しくてたまらない。俺は銃がなきゃイヤだ。

 だって、もし銃がなかったら……


〈ムカつくやつがいたときに、殺せないじゃんね〉


 え? 今の何? 不意になんかものすごい物騒なセリフが、楽しそうな笑い声とともに脳内に響いたんだけど、なにそれ怖い。


「木戸さん?」


 おっと、今は会話中だ。


「え、あ、……そう。銃。いやさ、だって俺、なんたらボニーさんでしょ? エリカちゃんほど強くないみたいだし、一応あったらいいかなー、と思って」


俺の前世がマイナーなスカ野郎だということはさっきエリカちゃんにも正直に話している。そのうえで仲間になってくれたのはほんとにありがたいし、エリカちゃんは素晴らしい人である。


 一方、俺は何故か銃が強烈に欲しい。ボニーさんはもしかしたらわりと最近の人なのかもしれない。最近の人であれば、力の象徴として銃を欲しても不思議ではないだろう。


「そうですね。じゃあ探してみましょうか」


 と、言うことでしばらく市場を回ったが、さすがになかなか銃は見つからなかった。

 が、人に聞きまくってみると、たまたま旅の商人が一丁だけ持っていた。


 俺の理想としては六連発式のリボルバーが良かったのだが、残念なことに海賊とかが持ってそうな感じのマスケット銃みたいな形で、弾はたったの二発。しかも足元を見て高値を吹っかけてきた。


 ああ、忘れてたけど貨幣単位はG、ゴールドだよ、ゴールド。わかりやすいね! 


 馬を全部売って70万Gくらい持ってて、色々買って残り30万G、銃は20万Gとか言いやがった。ボリすぎだろ死ね。


※※


「木戸さん、ホントに良かったんですか?」


 馬車の中で隣に座るエリカちゃんが話しかけてきた。

ぽっくりぽっくり揺れる馬車内はあまり居心地が良くないが、エリカちゃんと密着できるのは悪くないものです。


「? 何が?」

「銃、結局手に入らなくて……」


「あー、あれ? あとから俺一人で一回戻ったじゃん? あんときに交渉して譲ってもらったよ」


 わかってると思うけど、嘘だよ。涙目で土下座して値引きしてもらったよ!


 ホントは盗もうかと思ったし、盗める感じがしたけど、なんとかやめてやったさ。それにしても俺はどうしてこうすぐに盗む発想になるんだろうね。もともと善良の男子高校生なのに。


 ……いや、まあ仕方ないか!

 

だってさ、こっちは魔王倒す予定(暫定)なわけじゃん? つまりみんなのためじゃん? 

RPGでさ、勇者が町人の家に入ってタンスから薬草貰っても文句いわれないじゃん。あれは多分、助け合いの精神だと思うんだよね。あれがOKなら、俺が盗んでもOKな気もしてきた。




とか思ってたら、馬車が急に止まった。他に乗っているお客さんはザワザワし始めている。


「どーしたんすか?」


「申し訳ございません。この先の村が昨日賊の襲撃を受けたと連絡が入りました。馬の宿場でしたし、これ以上は危険で進めません。戻ります」


馬車の馭者さん、まあようするにバスの運転手さんね、はすまなそうにそんなことを言ってきた。

なるほど。そりゃ仕方ない。しかしファンタジー世界怖いねー。要するに、駅がテロにあったみたいなんで運行中止です、ってことでしょ?


仕方ない。ここはさっきの街で一泊して……。


「行きましょう! 木戸さん!!」

「はっ?」


 高デシベルなリアクションの俺に対し、エリカちゃんは気がつくと当然のように馬車を飛び降りていた。

ヤバイ、そうだった。この人そんな人だった。可愛いけどダルタニアンだし、騎士道さんだし、ちょっと脳筋なんだ。ダルタニアン姉貴マジパネェ。


「魔王を倒す目的の旅なのですから、困っている人を見過ごせません! 私達トリッパーなら勝てるはずです!」


 おぉう。マジですかエリカちゃん。とても現代日本の女子高生とは思えないほど言動とキラキラした瞳の輝きですが、それはあれですか。この世界に来た影響で前世の性格が前面に出やすくなってるんですか。


 そりゃアナタは勝てるかもしれませんがね? こちとらどっかの田舎のチンピラですよ。


「さあ早く!!」


 エリカちゃんは走っていく。


 うーん。まずい。色々まずい。まずいきたくない。でもエリカちゃんと離れるのもちょっとアレだ。怖い。


「仕方ないなー。すいません。馬借りていいですか」

「えっ、あっ」

「あとで返しますから。…………たぶん」


 かなりイヤなのだが、俺は馬車から馬を切り離して手綱を握った。しかしホントによどみなく馬を盗めるな俺。ボニーさん何者なんだよ。ぜったいろくなヤツじゃないよコイツ。いや自分なんだけどさ。


「よし、じゃあ行こうか馬さん2号! ハイヤっ!!」


 とりあえず馬の腹を軽く蹴り、走らせる。

まあいいや。おフランスの英雄ダルタニアンさんなら一人で無双できるでしょ多分。どうせ田舎のモンスターなんてたいしたことなさそうだし。俺は見てるだけでいこう


俺はイヤイヤながらも林道を疾走した。気のせいか、前回よりも乗馬が上手くなったようだった。

現在の状態


木戸雄介/ウィリアムHボニー(レベル3)

得意スキル:馬泥棒9、乗馬2、楽器演奏2

装備:フリントロック式ピストル


春野エリカ/シャルル・ド・バツ=カステルモール『ダルタニアン』(レベル8)

得意スキル:剣術7、統率5、乗馬4、??

装備:レイピア、銃士隊制服


当面の目標

村にたどり着く

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