04
昨日次回投稿しようとしたらブックマークが1件入ってて、ちょっと(=かなり)嬉しかったです。……こんな自堕落な更新なのにありがとう。
では全く進まない更新、はっじまーりまーす。
あーだのこーだの思ってどれだけ胃をキリキリと痛めようとも、なんだかんだで女子4人+自分(一応分けた)の班は今日の目標をそつなくこなしていた。
というか彼女の独走だった、それもぶっちぎりも。
「ニンジンの皮むき終わった?」
「お、終わったよ?」
「じゃあソレはこっちに置いといて! あ、さっき頼んだ皿持って来てくれた?」
「持って来てますけど……」
「なら洗っといて! で、あと薪とか……」
「採って来たけど……そんな張り切っちゃって大丈夫なワケ?」
「大丈夫、大丈夫だから! 次そっちお願い!」
全体を俯瞰してテキパキと的確に指示をしていく彼女。
「ユウちゃん、コレお願い!」
「……はいはい」
とうとう自分にも白羽の矢が……って、コレ。
「え」
「ユウちゃんはお米洗ってきておいて!」
「ちょ、ちょっと待っ」
た、まで言おうとした時には既に飯盒炊爨特有のアノ容器を手に押し込まれていた。ついでに言い返そうと思った時にはどこかへと行ってしまっていた。多分ルーでも取りに行ったのだろう。
……まぁ、米研ぐくらいだったら問題ないけども。
とはいえ人のいない状況が折角作れそうなので、俺は目の前の混んでいる流し――ではなくここから更に先に進んだ所の方の流しへと足を運んだ。