表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/82

8.日常から草原へ

拙い文章で失礼します。

書きたいことが上手く書けず、誤字もあると思います……それでも、少しでも面白い、と思ったらリアクションを返していただけるとうれしいです!書き続けることへの励みになります。


まだまだ続きますのでよろしくお願いします(。-人-。)

切り花を持って家に入ると、その匂いが充満する。決していい匂いではないため、バケツに水を張って花を入れ、マンションのベランダに置く。せっかく綺麗な花なのに勿体ない。。

ハーブは取り敢えず鉢皿に並べて少しだけ水をあげとく。

あちこち歩いて疲れたけれど先に米をといで炊飯器にセット。その間にシャワーをさっと浴びてビールを開ける。


夜都は、気を取り直してビール片手に夕飯を作り始めた。

調理といっても、フライパンにオリーブオイルを入れ、サンマの腹に、ニンニクペーストを少し塗り込んだ後、買ってきたローズマリーを挟み込んで焼くだけだ。塩を軽く振りかけて焦げ付かせないよう気をつけて焼いていく。


ビールを飲みながら鼻歌を歌い、サンマを眺める。ふと、ローズマリーの匂いが知っているものと違うことに気がついた。


「気のせいで済まそうと思ってたのにな」


焼き上がったサンマを皿に載せ、白米と一緒に座卓に並べる。鼻をサンマに近づけてみると……


「ん――、スタミナポーションの香りに近い?あれはロマ草とアウムの実だったか。ローズマリーの香りははロマ草のか!」



ぶつぶつ独り言を言いながらサンマの香草焼きをクンカクンカする。目を閉じて香りを吸い込むと、よりはっきり嗅ぎ別けられる気がする。


「もう少し材料のバランスを整えたいな。あと下準備が足りてないのか……あーーっもう!腹減った。検証は後、さっさと食べよう!」


テレビを観ながら、香りを気にせず食べることにする。スタミナポーション風サンマの香草焼き、元気が出そうでよかったわ。うっかり毒薬作り出しちゃったら料理が台無しになるところだった。のんきにそんなことを考えながらあっという間に食べ終わる。


「さて」


時計は夜9時を少し回ったところ。いつもは片付けして寝る準備してからあっちにログインする、って感じだけど……


今から検証作業やるか?気になるけど手を出すのもなんか躊躇うんだよな。別に朝野と約束してる訳じゃないし。あいつ、ああは言ったけどもしかしたらまだドランクの会合してるかもしれない。そもそも、drunk(酔っぱらい)ってネーミングが、延々と飲んで管巻いてそう。

結局、朝野もドランクに加入したんだよな……


夜都も飲みながら考えているせいか、どうするか延々と悩んでいる自分に気がつかない―――


酒が抜けてきた頃、ログインして採取することにした。

悩んでいる時こそ、あの開放的な自然の中で無心に採取したい!


……………………………………


仮想世界に入ると、やや日が傾いた夕暮れの少し前の時間だった。今日は少し雲が出ているが雨は大丈夫そうだ。


この世界は現実の世界と1日の長さが異なっている。確か、現実の3、4日分に相当するとのこと。また夜が短めで、大体夜中しか活動していない夜都にとっては日中の時間に当たりやすくて助かっている。


周りを見渡すと、沢山いた竜たちの姿はなく、朝野も来ていなそうだ。


一人で少し寂しいがまあいい。えいっと気合いを入れ直して採取を始める。


昨日は稲穂っぽいのが見つからなかったから、匂いで辿っていくか。朝野もいないし恥ずかしがらずにできる。

夜都は目をつぶってみる。なんでもいいから強く匂うもの!転ばないようそろりと歩きながら探していく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ