第四話 森の中では火気厳禁。これ絶対!
今回ちょっと短いかも?
これ以上だと逆に長すぎて…
道を見つけてから歩き続けて30分、全く景色に変化がございません!とはいえ何度か魔物?動物?の気配は察知したが近寄ってくることはなかった。何故だ、あの鹿は突っ込んできたのに。
「戦闘がなくて楽だと喜ぶべきか、退屈なことを悲しむべきか。はあ、仕方ないから魔法の練習でもしてみるか。」
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なんて言ってはみたものの、街どころか森の終わりすら見えないとは、改めてどんだけ広いんだこの森は…。まあ轍の跡があるということは、馬車で通る道というわけだから長くて当たり前なんだがな。おかげでだいぶ魔法のことが理解できちまったよ。
「考えてみれば簡単なことだったな。自分の魔力を感知して魔法名を唱えだけで魔法が使えるなんて、そんなのフィクションくらいだっての。」
いや、まあ、ぶっちゃけ"ルビリアの知識"に魔法についての説明があっただけだけど。街に着いたら一度全部確認しなくては…。それは置いといて、どうやらこの世界では誰もが最低一つは適正を持っており、魔法の"初歩"なら誰でも扱えるらしい。
魔力感知を行うことができれば、イメージするだけで小さい火や少量の水、弱い風に小さな土塊を生み出すことができ、その後もし適正があれば、スキルに[火魔術 lv1]とかが発現する。また、無属性魔術(魔法はない)と呼ばれるものもあり、これは適正に関係なく魔力があれば誰にでも使え、他のスキルと同時に発現する
光と闇はそも適正がなければ何も出せず、雷は水、風、闇が、木は火、土、光が適正にあると稀に適正に出るらしい。俺がステータスに乗せなかった理由がこれだ。
んで、"魔法"は"魔術"の上位互換であり、その上には"魔導"というものが存在する、らしい。というのも、魔導というのは創世記の記録上にあるだけで、存在を確認したわけではないという。さらに、魔法、魔術には階梯があり数が大きくなるほど、難しく強力になる。
例えば
火魔術 lv1
基礎魔法 ファイヤーバレット
火魔術 lv10
第一階梯火魔術 ファイヤーボール
火魔術 lv20
第二階梯火魔術 ファイヤーウォール
火魔術 lv30
第三階梯火魔術 ファイヤーランス
火魔術 lv40
第四階梯火魔術 ファイヤーカッター
火魔術 lv50
第五階梯火魔術 ファイヤーブラスト
火魔法 lv10
第一階梯火魔法 フレイムアロー
火魔法 lv20
第二階梯火魔法 フレイムストーム
火魔法 lv30
第三階梯火魔法 フレアプリズン
火魔法 lv40
第四階梯火魔法 バーニングイラプション
火魔法 lv50
第五階梯火魔法 プロミネンス・ノヴァ
ちなみに魔術はlv50で魔法に進化し、10までが駆け出し、30までが大体中堅、魔法が使えるようになると熟練、そこから先は天才と呼ばれるものたちが努力を重ねて、晩年にようやく至れるレベル。三、四、五階梯まで行くと戦術魔法と呼ばれ、熟練の魔法使い10人でなんとか発動するような魔法となる。
「ふう、そろそろ一旦休憩にするか。それにしてもだいぶ歩いたとおもうのだが…。うん、考えないようにしよう、考えたら負けだ。」
そして今は、ちょっと近くの木に腰掛けて休憩を。色んな魔法使ってたら立ちくらみみたいに頭がクラッとしたんで、もしやと思い確認したら魔力が24まで減ってました。はい、テンション上がって調子に乗りました。
「それにしても、すげぇ回復力だな。秒間大体5位で回復してるってことは0.1%の自然回復か。そして魔術スキルの上がり方が・・・。」
普通全回復するのに3〜4時間かかるところが、16,7分も有れば十分とは…さすがユニークスキル、チート万歳‼︎
ステータスは、まあ、はい、これです
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名前 :イカルガ シン
性別 :男
年齢 : 17
職業 :ノービス
種族 :ヒューマン、竜、狼、鬼、妖狐、下位吸血鬼
エルフ、ドワーフ、#^\|%?
レベル : 5
能力 :【 HP 】4309/4309
:【 MP 】2641/5218
:【 STR 】402
:【 VIT 】399
:【 INT 】403
:【 MIN 】406
:【 DEX 】405
:【 AGI 】400
:【 LUC 】258
スキル :【 Unique 】
[必要経験値1/10倍][取得経験値10倍]
[成長率上昇][森羅万象][無限収納][瞬間記憶]
[完全記憶][HP高速回復][MP高速回復][魔眼]
[超速再生][疾風迅雷][斑鳩流古武術・真伝]
【 Extra 】
[思考加速][並列思考][高速演算][並列演算]
[言語理解][完全鑑定][完全隠蔽][偽装][看破]
[心眼][探知][気配察知][魔力感知][罠探知]
[気配遮断][気配隠蔽][魔力隠蔽][魔素遮断]
[魔素支配][MP消費軽減][無詠唱][多重詠唱]
[空間把握][空間識覚][第六感][殺気][覇気]
[仙術][高速機動][地図化][魔法陣学]
[身体強化][交神]
【 Normal 】
[斑鳩流・剣術][斑鳩流・刀術][斑鳩流・弓術]
[斑鳩流・体術][斑鳩流・鎌術][斑鳩流・槍術]
[斑鳩流・斧術][斑鳩流・棍術][斑鳩流・気術]
[斑鳩流・暗器術][二刀流][見切り][闘気]
[錬金調合][採掘][採取][伐採][釣り][解体]
[鍛冶][刀匠][料理][使役][召喚][契約][吸魔]
[吸生][飛行][全属性耐性][陽光無効][暗視]
[無魔術 lv20][火魔術 lv18][水魔術 lv17]
[風魔術 lv18][土魔術 lv16][光魔術 lv14]
[闇魔術 lv15][雷魔術 lv21][木魔術 lv17]
魔法適正 :【元素・属性魔法】
火 水 土 風 光 闇 雷 木
称号 :[斑鳩流古武術正統継承者][界を渡る者]
[数多の因子を持つ者][武芸百般]
[#^<$*%?の後継者][魔に好かれるもの]
ギフト :『#^<$*%?の試練 X 』『#^<$*%?の興味』
『}^$|*+£€%?の加護』
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種族がヒューマンとか、エルフ、ドワーフとなったのは"ルビリアの知識"を取得したおかげらしい。
地味(普通に考えたら異常)にMPも上がり、魔術のレベルも駆け出しを秒で追い抜きました。いや、楽しくってついね。
とりあえず森の中で火魔法はやめましょうということが、今日1番の教訓です!ファイヤーボールで「火遁 豪○球の術」とかやって遊んでたら、危うく火事になるところだった…。
そして魔眼を思い出したので今から試して見る所存。あれかな?写○眼とかできるかな?
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結論 魔視の魔眼 なんか空気に色がついた+自分の魔力に
も色がついた
破壊の魔眼 木を見つめたら、木にヒビが入った
幻影の魔眼 相手がいないので検証できず
遠見の魔眼 双眼鏡を最小倍率で除いた程度の距離
一応木の裏側なども視認可
共通点 常時魔力消費だが必要な量はそれほどでもない
使用後ムスカ大佐になる
「目が……目があぁぁ。・・・うーむ、なかなかキツイぞ、これは。やはり、何度も使用して徐々に慣らしていく他ないか…。」
使うたびにムスカ大佐になる必要があると思うと気が重いが仕方ない、未来の三大○術のためだ。
とはいえ今はキツイので先に街を目指す。なまじ期待があるだけに、今日は野宿は嫌だ。ということで先を目指そうとしたのだが、後ろの方に何やら気配が。何気ない風に歩きながら、ちょっとスキルを使って確認してみる。
「こ、これは、おそらく馬車の気配!だが、どれだ?テンプレならお姫様だろうが追われている感じでもない。ということは商人か盗賊の可能性も、できれば姫様か商人だと良いんだけど…。それも優しい感じの人でお願いします。」
どちらにせよ久方ぶりの人の気配!そして記念すべき現地人1号‼︎
・・・この出会いもまた、シンにとって運命とでも呼べるものになることを、彼はまだ知らない。
ブックマークしてくれてる人がいたことに驚きです。
感謝感謝m(_ _)m
魔法の設定をどこかで別に上げるかも?