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詩集  作者: 石井至
13/14

落ち着いて眠れない

落ち着いて眠れないな


誰かと話したいな


でも今深夜12時になってしまったな


リアルな知り合いには連絡が取れないけど


リアルな知り合いと話したい


不安って結局


自分の中の魔物だ


自分の中でだけどんどん膨らんでいくから


誰かに話したい


誰かに話してしぼませたい


自分じゃ小さくできそうにないから


あなたに会いたい


あなたに話したい


そして眠りたい


安らかに眠れるまで


あと何日かかるのだろう


落ち着いて眠れないな


落ち着いて眠れない


明日誰かと会うだろう


会って他愛のない話をするだろう


それで少しは気が晴れる


でもそれまでに胃に穴があきそうだ


でも胃に穴なんかあけていられない


朝はくるんだ


とにかく朝が来る


必ず朝が来るから


横になって


好きな音を聴いて


深呼吸を何度も


それからゆっくりと目を閉じて


身体を休めなくちゃ恐怖とも戦えない


強さを手に入れるために


自分の朝を迎えるために


できる限りその魔物を膨らまさないようにして


そっと撫でて


そっと手放して


そっと空に解き放って


優しく見守ることができれば


優しく見守ることができれば






自分を落ち着かせるために書きました。

不安と仲良くなって

優しく送り出せるまでになれたら

いいなと思います。

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