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詩集  作者: 石井至
1/14

しずむこころ

この僕の憂鬱

今のこの僕の

この憂鬱


何もせず

何もできずに過ぎる

こころは焦る


ただその中に浸りきるように

僕は逃げず

ただその中に浸りきるように

できるだけ

できるだけ沈んでいくように


僕はその中に身を沈め


窓の外は日が射して

明るく

とても明るく

そして僕のこころは重くとても重く重く重く

けれども僕はワザとその中へこころを沈める



僕は1人で潜っていく

きみのことは思い出さない

僕はこの暗い気持ちの中へ

ぐんぐん沈んでいくようにする

逃げないように

逃がさないように


逃れられない憂鬱なら

そうするべきだと僕は思い

そしてこころを沈ませる


あなたの中にあるその悲しみも

僕は共に引きずり込んで行こうと思う



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