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異世界ゲーム活動日記  作者: こはく
第1章 チュートリアル
2/7

異世界生活 2日目 前編  なに?よくわかんないんだけど

異世界ゲーム生活2日目


「あははははは、なに!あはは!電源付かなかったの?

 まじで、おもしろ!そりゃ不器用にもほどがあるって」


 昨日、自宅で新しく勝ったゲーム機の電源を自分でいれられなかった事を

友達の石橋健・・・彼、に報告するととてもじゃないが文章では

表現できないような大げさな振りで笑われた。


「ちょっと、声がでかいって!」


 僕は人差し指を建てて口に当てるようにして”しーっ!”

っというポーズを取って見たがそれを無視して健は

笑いつづける。


 このまま健をそのままにしとくと、ゲームの電源が入れられない高校生

として、その名をとどろかせることになってしまう。

何よりも声が大きいのだ。みればあまりにおおげさな笑い方に

周りの生徒が幾人がこちらを向いている。このままではまずい・・


 そう、危機を感じた僕・・・飯島亮介は


「と、とりあえず、放課後おれのうちこいや!」


 という捨てゼリフをはいて、家へと向かった。






「だ・か・ら!ここをこうして、こうして、こうして、ああして、そうして

・・・・・・」

 

 おおーー。でるでる。まるで機関銃のような言葉のシャワーだ。

まるで自分が織田信長で21世紀に連れてこられてテレビについて

説明を受けているようだ。


 ぼくは、ゲームをした事が無い。というか生まれてこの方

テレビくらいしか電子機器を使った事が無い。

というか使えない。



Why!Japanese piople!!!!!!!!!!!!!!!


うおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉおおおおお!


 なんで、21世紀という病気も病院へ行けばすぐに直してもらえるし、

ご飯だって自分で作らなくてもコンビニで美味しい弁当が買える。

火だっていちいち火打ち石でカンカンやらなくてもいいし

紙という便利なもので色々な情報が得られる時代にいるのに、

わざわざこんな小難しい用語を使わないと説明できないような

難しい電気機器が存在するん・・・・・・


「ってきいてるのかよ!!」

「うぉう!」


 耳元でそれはそれは大きな声で健が叫んだ。

 あ、そうだった。健がゲーム機の説明を僕に

してくれてたんだった。きいてませんでした、ハイ。


 というか、そんな大きい声で騒がれたら防音装備もしていなくて

3畳くらいしかない僕の部屋で騒がれたら、苦情が来ちゃうでしょうが!

こら!


「ごめん、言ってる事がわかんない。それ何ご?日本語?

 って言うかおまえなにじんだよ!」

「いや、俺は日本人のつもりだし、日本語喋ってる。いや、

 正確にいえば単語は1部英語か・・・・」

「今の英語だったのかよ!こりん星の言葉かと思ったよ!」

「こっちに言わせてみれば、戦艦のプラモデルとか、専門家しか

読まないような戦国関連の本がひしめき合ってるこの狭い部屋の

主の方がありえんわ!てかこりん星ってなんだよ・・・」


 こんな風な男子高校生らしい、他愛もない会話を挟みながら

少しづつだがゲームを始める環境が整ってきた。


「今見てみると、任○堂の3○sとか、今までのゲーム機とは

一味違った形してるんだな・・・・・

って言うか本体がいかにも懐かしい雰囲気醸し出してるんだけど・・」


 完成したテレビにつなげられたゲーム機は、

本体がファミリーコンピューターのような青色で、

そこからコードでなにやら2つのまるい物がつながっていた。

しかし本体の鮮やかな青は白を基調とした僕の部屋には

とても見栄えがよくみえた。


「あれ?コントローラーが無いよ?」

僕がまず疑問に思った事を右にいたコンピューター博士健に

質問してみた。


 振り向くと待ってましたとばかりににやっとに焼けながら

健は説明を始めた。


「実はな、おまえは知らなかったかもしれないけどこのゲーム機は

自分の体がコントローラーなんだ!」

「じ、自分の体???」


 何言ってるんだこいつ?と顔をしかめながら驚いていると

健はそのまま説明をつづけた。


「ゲーム機本体にコードでつながっている2つの丸い物体は、

じつは頭に装着するんだ。いや、装着するってよりは、張り付ける感じかな。

体の静電気を利用して。ピタッとはりつく。問題はここから・・」


ふむふむ。ぜんぜんわからん


「人間は脳から指令が出されてるよな?例えば脳がうごけ!と言ったら

体が動く。それをキャッチする。それを自分の体を動かすのではなく

自分のアバター、つまりゲーム内のキャラクター操作に使うんだ。

もちろんゲームが終了すればいつもどおり脳の指令は体に働くように

なるし、必要なコマンドはすべて脳内で行う事が出来る」

「つまり、ゲームをしてる間は意識、神経がゲームに集中されるけど

終われば元に戻るんだね!」

「その通り!!」


 「ゲームをしている間は、普段使われていた脳の指令はすべて

ゲームに使用されることになる。つまり日常の動きはすべて

シャットアウトされる。だからその分リアルな、現実に

限りなく近い体験が出来るんだ!もちろんにおい、味、痛み

など感覚もちゃんとあるんだぜ!」


 すんげーーー!でもよくわかんねーーー(泣)


「と、とりあえずはじめてみようかな・・・」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


というわけで、ゲームの説明です。よくあるVRMMOという設定です。

説明するのは苦手なので後々描き変えようと思います!

取り合えずゲームの中で現実と限りなく近い事が

できるということです!


最後まで見てくれてありがとうございます!



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