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ようこそ大宇宙へ! 超古代の巨大宇宙船で宇宙を征く  作者: 稲葉小僧
超銀河団を征くトラブルバスター
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銀河団探査船、5隻目登場! 九話目

まだまだ序盤。

シーンを分けてるから進まねぇ!

こちら、郷&エッタ。

数年後、郷は無事に枢機卿となり、エッタは聖女へ。

ただし……


「あー、忙しい忙しい!何故だ?何ゆえ、こんなに忙しい?!いや、理由は分かるが、それでも!部下は百人以上いるってのに、なんで書類が減らない?!」


郷さんが忙しい理由の主なものは、自分でも薄々感じている通り優秀過ぎるから。

教会制度改革に、もってこいの人材を教会中枢部が離すわけがない。

教皇代理(お隣に教皇様がいますんで、こちらは代理)によると、


「新しく枢機卿に任命された郷とやら、えらく優秀な者だそうだな」


直属の枢機卿会議長にお尋ねになったとか。

教皇代理様におぼえられるくらいに名が轟いてしまい、他部所で進捗が進まなかった物件やら案件、全ての厄介事が郷のところへ集中するのは時間の問題だった。


郷は、この書類の山と格闘すること数ヶ月……


「ううう……後一枚で未決書類が無くなる……よっしゃぁ!ついに休めるぞぉ!半年ぶりかなぁ、以前の休みって。長期の休みとって、エッタ誘って温泉にでも行くかなぁ……」


などと呟いていると、フラグでも立ったのか。


「郷枢機卿!緊急処理案件が10件ほど!至急対応せよと、枢機卿会議からの依頼です!」


郷が、そのまま固まってしまい、次の動作にかかるのに一分以上かかったことは秘密である。


エッタも、他ならぬ二人目の聖女。

まあ、エッタが実力出せば最初の聖女より強大な力があるんだが、そこはそれ。

お隣銀河での牛馬並み労働は二度と嫌なので、意識的に力をセーブしている。


「……って、どうしてこんなに忙しいのよー。聖女見習いの派遣先って、今まで適当に決めてたなぁ!上司が適当だから、こんなになっちゃったじゃないかぁ!」


エッタの悲鳴。

聖女になったらあっちこっちへの派遣暮らしにピリオド打てると思ったが、そうは問屋が下ろさないようで。

聖女部門事務方のトップに任命されてしまい、表には出なくて良くなったが、現場からの報告やトラブル、事務方そのものの組織改革まで担当することとなり、こちらも死ぬほど忙しい。


まあ、こちらもじわじわと組織内で力を蓄えている。


ちなみに、フロンティアたち宇宙船グループは、いまだ五隻目を発見できず。

数十年単位での観測が主となった今、短期のデータは問題とならず、じっくりと腰を据えた捜索となっている。


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