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お仕事の毎日です。 4

これで、一応はお仕事終了(現在の現場ね)

次回から、次の現場へ向かいます(とは言え、短い話になりそうですが)


監視と報告業務だけの退屈な毎日が数カ月……

しかし、それも今日で終了!

日報と業務指示書に終了の確認印を貰い、現場を後にする。

まあ前日の夜は俺の追い出し会(飲み会)で盛り上がってしまい、皆さん宿酔い(ふつかよい)状態ではあったが。まあ今回も良い仕事したと自分でも思う。

なんにせよ重大事故を未然に防ぐ手伝いが出来たことで、開拓や植民の助けとなったのは事実なんだから。

でもって、イオの仕事が終わったらカリスト。

他にも木星の衛星はあるんだが開拓や移民(植民)が可能と思われるのは、この2つくらいだろう(後は色々と難点が……)

まあ数百年後くらいにはアステロイドベルトも含めて開拓と植民が可能になるだろうが、その頃まで俺の寿命がもつだろうか……


閑話休題

カリストもイオと同じく小規模事故があったようだがイオでの対策を全ての現場で行っているので、今では注意すべきことの範囲に収まっている。

ここで俺の仕事は業務監視と安全対策の徹底指導、そして現場の不満の吸い上げだけ。

またたく間に数カ月が過ぎて業務終了となり、ここも引き払う事となった。

ちなみに俺の宇宙ヨットだが、とりあえずステーションで預かってもらっている。

人工頭脳の電力は、ここへ来るまでの充電で、ほぼ数年間の消費電力をまかなえる程なので電力切れの心配は全くない。

ただし、ここへ来る途中の宇宙海賊(宙賊)対策も兼ねて、ちょいとした改造を宇宙ヨットに施すことにした。


何も武器が無いため、防衛用として業務用のレーザー発振器と、これまた業務用のレーザー増幅装置を2基ほど取り付けることにした。

本当なら防御用の反射板とか取り付けたいところだが太陽風ヨットで反射板は致命的だ(帆に反射したレーザーやプラズマ流が当たったら帆が破れて航行不能になる。それだけは絶対に避けたい)

迎撃用ではあるが現場で廃棄する物を譲ってもらったので、ほとんど金はかかっていない。


まあ、取り付けとテスト用に帆を開くため、ちょっとした時間と資材は使っているが問題はなかった(迎撃時には帆を折りたたむ必要がある。それをプロフェッサ―と同調させないと自分の迎撃用兵器で自分の帆を撃ちぬくことになりかねない)これで地球への帰還時も問題はないだろう。

ステーションへヨットを帰還させる頃にはプロフェッサーが防衛用プログラムも書き上げていたので俺は安心して木星本体への業務にとりかかることとなった。


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