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「思い出も記憶も全て灰燼に帰す黒い煙」その2

☆★☆★ グッヅェル・ンーフクト=リーネクゥヴル


 闇星はシスターズの計画により光星になる予定となりました。


 ただあの大爆発でどれほど被害が出たのか、五星の奴等も参加するとは聞いていましたが果たして生きているか。


 事後処理に任せて私は公正な取引によりブロッサムさんだけを逃すことにしました。


 情報屋を見逃しても構わないでしょう。


 ブロッサムさんは苦しそうに眠っているので情報屋に仕事を引き継いで貰いましょう。


 メモ帳に書き記していると窓の外から煙が立ち昇っているのを確認する。


 最初は工業で出来たガスかと思いましたが風向きを見ると発展途上区から煙が出てるのを予測しました。


 おかしい、あっちは黒い煙が出るほど大規模な工業は栄えて無いはず・・・私は気になって情報屋に声を掛けると何やら険しい顔をしています。


「おいおい・・・まじかよ!?」


 私は彼が食い入るように窓の外を見るもんですから冷静さを保つように言葉を掛けました。


「はいはいはい、冷静に・・・特定出来ていますか?」


 私の発言に情報屋は今すぐ飛んで行きそうになる。


「あっちでデカい建物はエミの城しかねぇ!!」


「シスターズの拠点とかではなくて?」


「シスターズならもっと遠い!」


 不味い、このままではブロッサムさんを置いて行きかねない。


「私が調べてきます」 


「は!?お、おいちょっと待てよ!」


「ブロッサムさんは貴方といた方がいい、任せましたよ!」


 列車の窓から飛び出してそれはもう死ぬほどに、激痛を負いながら何とか体勢を整えて走り出す。


 私の脚力なら五分で辿り着く。


 私は全速力でエミさんのご自宅に向かった。


 その先は情報屋の推理通りエミさんのご自宅が黒炎に包まれていた。


 火を見て化け物共が侵入して盛大なキャンプファイヤー中だったみたいで私の登場により激昂して襲い掛かってきたので殲滅しました。


 私は最早芸術と呼べる黒炎に満ちた城から人命救助としましょうか。


 玄関先には何故か黒い手紙が散らばっていましたが考えるだけ無駄と踏みつけてドアを蹴破り押し入った。

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