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「コワレタトモダチ」その2


 私は友達になれると思っていたリナちゃんに殺された、心臓がドクンドクンして・・・あれ?死んでない??


「えっ……」


 私はムクリと起き上がりそのままリナちゃんの両腕を逆に曲げた。


 何が起こったのか此処にいる全員が驚愕して私すらも驚いている。


「お前のリーダーは化け物か?」


 団長さんが顔を逸らした隙にお兄さんが顔面に右ストレートで打ち抜いて吹き飛ばした。


「知らん、リーダー・・・平気なのか?」


 咄嗟の出来事にリナちゃんは足をガクガク震わせて腕を直そうと必死だ。


「うん・・・何でだろ・・・?」


 考えたいけど今はこの場を倒してからと魔法を使った・・・が何も起こらない。


「ば、化け物!!ブラッドバルカン!!」


 するとリナちゃんは恐怖の色で染まり私の血の魔法を使いだした。


 リナちゃんは継ぎ接ぎ人間パッチワークヒューマンだ、もしかしたら何らかの力を使って私の能力を奪ったのかもしれない。


「使える物みっけ!」


 私はこの場所で大回りして培養液を盾にして躱す。


 そして鉄パイプを見つけてリナちゃんに投げる。


「きゃあ!?」


 リナちゃんは投稿武器に驚いて咄嗟にアスカちゃんロボットを盾にする。


「ヌシサマ〜!」


 ゼーナちゃんロボットが突っ込んでくる、私の大切な友達を解体してロボットにする鬼畜の所業に私はこれまでの怒りをぶつける。


「邪魔!!」


 力の限りロボットの顔を殴り腕がひしゃげる。


「アクア!」


 それでも一瞬動きが止まり折れた腕を逆方向に折って無理矢理直して水魔法を頭部に水をかける。


「錬金アイテム【サンダードロップ】!」


 パチパチと雷のような衝撃を与える事が出来るキリちゃんのお菓子。


 頭部に一口サイズの飴を投げると濡れた顔が感電して動かなくなった。


「あ、あんなお菓子に倒された・・・?」


「キリちゃんの作る物はヘンテコが多いからね!」


 実際食べたら病院に送られたから没になった。本来なら友達に粛清する為に少し分けて貰ったけどこんなところで役に立つとは思わなかった。 


「ユ・・・カ・・・リちゃん・・・ユユユかりちゃん」


 今度はアスカちゃんロボットが走ってくる、私は走り回る度に足元に何かぶつかる。


 暗いから灯りが天井以外に欲しいけどこの場所に限っては照らさなくて良かったかもしれない。


 ロボットの出来が悪いのかあの時戦ったロボットがヤバかったのか明らかに私の動きについていけてない。


 チャンスだと判断してスカートのポケットから私手作り小麦粉が入ったボールと一緒に【錬金アイテムフレアボム】を投げつけた。

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