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優しさをライズで騙す「消えた親友」その1



 私は起きて早々外に出て足元が暗くてわからなかったが何かを踏んだ。


 寝惚けていた私は部屋に戻ってランタンを点けて足元を照らす。


「・・・は?」


 見覚えある白髪に毛先がピンク色に私は肩全身を照らした。


 夢じゃない、触れられる。口元から血液が流れて身体はとっくに冷たくなっている。


 冗談だよね?さっきまで話してたよね?たまたま同じ髪の人だ、きっとそうだよ。


 何度見返してもそれはアスカちゃんの遺体という現実派変わらず私は覚醒した。


 声にもならない呻きに私は皆を呼びに行った。


 いつの間にか早足で拠点のロビーに行くと冒険者は既に揃っていた。


「主様?」


 私は今どんな表情をしてるのかな、私はアスカちゃんの訃報を報せるとゼーナちゃんだけが驚いて聞き返してきた。


「私も夢か現実か分からなかった!でも・・・間違うわけないって・・・ずっと傍にいてくれた家族を間違えたりしないって!」


 私は膝から崩れ落ちそうになるのをお兄さんが肩を貸してくれた。


 落ち込む空気にユーゴ君だけ何故か疑問な表情で場違いな言葉を放つ。


「なぁ、ユカリ・・・そいつは本当にアスカなのか?」


 私は強く頷くと更に怪訝な表情を浮かべる。


「何かおかしいのか?」


 お兄さんは私の代わりに質問するとユーゴ君は小さく頷いた。


「いや、集合する前に“アスカ”に出会ってんだよな」


 頭を掻きながら事情を話した。

 

 集合する直前、ユーゴ君は闇星の情報を纏め私達と情報交換しようとした時にアスカちゃんとすれ違ったみたいで声を掛けると笑って頷いたと。


「何かありましたか?」


 二人の相違の状況にリナちゃんとムラサキちゃんが部屋から出てきた。


 状況を二人にも共有するとなんとムラサキちゃんも見たと。


 訳の分からない状況に難儀してるとお兄さんが先ずは私のアスカちゃんの遺体を確認すると判断して皆で移動する。


 私は遺体があった場所に到着すると・・・そこには遺体が消えていた。


 

 


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