「闇星へ」その1
「あいたた・・・はっ!!?」
吹き飛んだ私を皆が囲って心配していた。私は目の前に焼ける酒場に私は歯を食いしばりながら起き上がる。
「結局・・・守れない・・・でも・・・!」
私は誰にも耳を貸さず火の海に飛び込み奥の部屋に突っ走りにノア先輩達のお仕事に必要な物を出来る限り詰め込み【アイテムbox】を一杯にして脱出を試みたがついに奥の部屋まで火が燃え盛り何も考えず肺に煙を吸わせて倒れ込む。
今更気付いた、足の骨折れてるし全身を強く打ったせいで痛みが引かない。
ここで死ぬ気は無い、私は最終手段として壁に爆弾を投げつけて風穴を開けた時を狙って死に物狂いで脱出したがその道端で意識を刈り取られて気付いた頃には病院でした。
ノア先輩とアスカちゃんに物凄い形相で怒られた、というかほぼ全員の知り合いに怒られた。
それでも私は守りたくてノア先輩に仕事に必要な物は全部渡した。
吹き飛んだ酒場は後日新規に造り直すのでその資金を私が負担することにした。
この前の活躍によりスェウちゃんのお姉さんから皇女様から沢山貰って皆に山分けしても残ったのでそれを入れようとしたら皇女様に却下された。
諸々双方怒られ今はノア先輩と一緒にボロ家で暮らしている。
ノア先輩は少し体調が悪く見窄らしい家に暮らさせて本当に申し訳無い。
「ユカリちゃん、何か手紙がきてますよ?」
渡された黒い手紙にはフラクチャーと名乗る人から依頼だ、時間が戻る前から一言一句変わってない。
闇星にいる娘さんの救出か・・・最近私達も中々注目度が上がって酒場の人達も少し腰が低くなった。
前は声を掛けられるだけで罵詈雑言、睥睨とした目で追い返されたのに馴れ馴れしく接してる。
私は思い出を振り返りながらそれをノア先輩に渡すと凄く嫌な顔をされていつもの清楚美人の面影が消えるぐらいに拒否してる。
「もし行きたいのであれば万全な準備で人数を減らして向かうほうが得策です、私は絶対に断りますがユカリちゃんは気になりますよね?」
素直に頷くとノア先輩は渋々闇星を紹介してくれた。ノア先輩の表情から察するにまた厄介事かな?
ノア先輩に詳細を聞いてると玄関からよくミルクを買うおばさんが慌てた様子で近未来区の問題を述べてきた。
「き、キリちゃんが知らない人と揉め事を起こしてる?」
おばさんからの伝言に私とノア先輩は急遽近未来区に行くこととなった。




