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「永劫回帰」その2

 私は酒場に行ってノア先輩に起きた出来事を話した、だが返って来た言葉は想像より違った。


「面白い冗談ですね〜」


 私は冗談なんかじゃないと必死に伝えるもノア先輩は全く相手にしてくれなかった。何度も注意を呼びかけても全く動じず軽くあしらう。


 こういう時のノア先輩は全く聞いてくれない。自分で確かめた後に照らし合わせて確認する癖があるから取り付く島もない。


「ユカリちゃんがそんなに私の事を気にかけてくれるなんて嬉しいです、もし一抹の不安があれば夜にでもいらしてみては?」


「その頃にはもう炎上の中だよ!?」


「毎日チェックしてますからお気になさらず〜」


 駄目だ、この人頑固な一面がある!


 私は夜の帳が落ちる前にもう一度来ると伝えてアヤちゃんとゼーナちゃんを呼び出すことにした。


☆★☆★ 


「主様、冗談のつもりなのでしょうがいくら何でも酷すぎます!主様は優しい慈愛を持つ天使可愛いお人なはず・・・」


「ちょっと洒落にならないわよ?私達のことが嫌いなの?」


 やっぱり信じてもらえなかった。


「ユカリちゃん、貴女が今辛い現実を目の当たりにしてるのは分かるしいたたまれないのは分かってる、でも人を傷付けるのは違うでしょ?大丈夫、私はカウセリングも行ってるからいつでも来て良いからいつもの優しい貴女に戻れるように善処するわ♪」


「主様、お疲れ気味なんですよね?あの優しい主様が酷いことを言う程追い詰められてるんですよね?ゼーナ、主様が元に戻れるように尽力致します!」


 優しいのに今の私にとっては悲しみでしかなかった。


 私は謝罪とお礼を言ってその場を後にする。


 二人から離れてトボトボ歩いているとキリちゃんエミちゃんにばったり出会い事情を話してみた。


「うわぁ・・・流石に辛そう・・・でもゆかりんのせいかな?」


「ユカリちゃん、だいぶ疲れてるね?そんな時はこっちの錬金アイテム使えば幾許マシだから使用に注意してね?アタシ達はいつでも味方だから辛いことがあったなら話聞くから抑え込みすぎないようね!」


「ユイやサナちゃんの件でだいぶ参ってるみたいだから今度三人で遊びに行こ?アタシ、冷たいゆかりん嫌だからさ・・・いつものアンタに戻れるなら何でもする♪」


 優しく接してくれたのに痛い、私は笑顔を作って別れる、あの優しさは効いた。


 単純に私が頭のオカシイイカれた女扱いされて脱力感に苛まれる。


 誰も信じて貰えない時間戻しなんて需要無さすぎるよ。


 まるで狼少年のような状況に私は知人に沢山説得したせいで疲れてしまった。


 結局どうあがいても信用を得られなかった、もう止めようと諦めたその時、背後から視線を感じた。

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