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老馬の智の章 第二章「人肉者R」その2
おかしい、今日一日の出来事が人肉者の話を聞く前に戻ってる。
でも何処か違和感がある、本来ならあの場で人肉者について聞くくだりがあったのに、あの場にいたのはゼーナちゃんだった。
お陰でゼーナちゃんとの人肉者についての関係を切り出す間無くて聞けなかった。
変に聞いたらゼーナちゃんが警戒して傷つくかもしれないし、あの場所で人を食らってる可能性も減るかもしれない。
どうしてこうなったのか、何故時間が巻き戻ったのか・・・私には理解できないや。
「・・・もし・・・あの時もおんなじ事が起きてたら・・・助けられたのかな」
部屋にいるといつもユイちゃんと生活してたあの日が脳裏によぎる、あの時こうだったら、もっと仲良くしてたら・・・なんて考えるだけ無駄かな。
大好きなあの人はもういない、今のユイちゃんが受け入れられない私って本当に性悪なのかも。
深く溜息を吐きながら思考してもバカの私には何考えても堂々巡りするだけで解決しない。
一旦一眠りしてまた明日の私に身を任せてゆっくり眠った。
老馬の智の章 第二章 終




