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「謎の依頼」その1

 私はリビングルームに向かうとそこには皇女様がキリちゃんを椅子代わりにする謎の光景に座っていた。


「ユカリちゃん、どうして私に相談しなかったの?」


 皇女様はキリちゃんの椅子から立ち上がりグイグイ詰め寄って来た。


「あ――― 」


「相談しにくいから止めたとか言わないわよね?最後の手段とか言わないわよね?まさか忘れてたとか無いわよね?自分達で解決しようだなんてバカじゃないわよね?」


 取り付く島もないどころか着地点すらないのですが?


「わ、わ・・・」


「見損なったわよ!貴女は私のたった一人の理解者になり契を結んだ女でしょ!いつの日か皇女の妻になり共に広大な城に住もうと誓ったわよね!」


「結んでないし妻になるなんて言ってないよ!!」


「じゃあ何で相談しないの!私は貴女にとって優先度は下民より下なの!?」


「ちがーう!皇女様見つからなかっただよ!」


「はぁ!?貴女が迎えに行くのが筋でしょうが!」


「それはもう友達以下だ〜!!」


(サナエちゃん、あの二人何してんの?)


(知らないわよ、夫婦喧嘩みたいなもんでしょ?)


(二人共仲良しなのに反りが合わないよね)


(合わせようとしてないからね)


 私達の本当に無駄な喧嘩は一時間も行われエインデのお兄さんが痺れを切らして仲裁してなかったら夜が更けてかもしれない。


☆★☆★


「ひとつずつ処理をしよう、先ずは殺人の報告からだな…」


 お兄さんは資料をテーブルに並べて皇女様の膝下で一緒に見る。


「結果的に言うなら自首した奴は犯人ではない、恐らく替え玉だろう」


 お兄さんは犯人の使う武器と亡くなった人達の傷跡を見ると照らし合わせると不意一致していた。


「シスターズに伝える?」


「そうなるとリーダーが的になるが良いのか?」


「証拠は捨てるとして・・・やっぱり真犯人はハルカさんかな?」


 私はラブレターについて皆に話すと皆して凄く引いていた。


「ヤバい女だったんだ・・・」


「ハルカさんって凄く胡散臭いしゲキヤバ女なのは納得するわね」


 お兄さんはそれについて聞かれると私のタイムスリップと話を詳細に話した。


「それは皇女様が持ってきた奴と関係ある感じ?」


 解析を任していたキリちゃんに質問されると私は首を横に振った。


 私は事件の詳細と事の発端について包み隠さず解説した。


「ゆかりんフコー体質すぎん?アタシも運悪のワルだけどさ比較すっとチョーちがくてあんま笑えんね☆」


「茶化さないでよ・・・最近私の周りも不幸に遭うから怖いの・・・」


 最近良いこと多かったから今は不幸なのかな? 


「でもたいむすりっぷ?は結構面白いわね、ユカリならそういう目に遭っても不思議じゃないのでしょう?」


 サナエさんは意見を交わすと皆少しだけ納得してしまっている。


「主様、それならそれを使ってまた戻ることは出来ないのでしょうか?」


「ゼーナ、アタシも調べたんだけどどうやら都合良く出来てないみたい、試してみたけど全然だった」


 皆して意見交換をしてハルカさん以外の可能性を模索するもやはり行き着く先はハルカさんになる。


「ふぁ〜」


 すると二階の方に住んでいるユイちゃんが起きてきた。


 あの頃のユイちゃんとは違ってフワフワした女の子で服装も緩い。


 私は膝に来るように誘導すると寝惚けたまま膝の上に乗りながら楽しそうに鼻歌を歌っている。


「少し休憩しようか」


 皆の同意の元で少しだけ休憩を挟むことになりました。


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