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世界の終わりと始まりの世界  作者: 妄言吐き
9/19

火の王『マルク』


「中々風光明媚なところだな」

半月の旅程を経てたどり着いたラダン地方は緩やかな丘陵が幾重にも連なり、緑の麦の穂が風に揺られる様が緑の大海を思わせる、実に美しい場所だった。

「あれがハンガか」

緑の大海の中に浮かぶ島のように突然現れた城砦。

ここが『白炎』の居城らしい。

近づいてみると普通に門扉は開放されていて、城壁の中には実にゆったりした雰囲気が漂っていた。

先行したバレルが門衛に話しかけ、しばらくやり取りすると手招きをした。

「『白炎』は今外出中らしい。4日くらいで戻ってくるって」

「4日か…あまり時間はないのだが。外出されているのならこちらから出向こう。どちらにおられるのだ?」

と門衛に訊く。

「申し訳ないが機密事項に関わることで一般人に話せることではないのだ。クラム様にお会いしたければ待ってもらうしかない」

「そういえば『白炎』ってマチス鋼の精錬をしてるって聞いたことがあるわ」

アーシャの言葉に門衛は眉をひそめた。

「なぜそれを知っている?」

「ルーニエには何度か派遣されてきたことがあるもの。私はドラゴニア法術師団、赤の団に所属する魔術師よ」

「ドラゴニア!?」

うろたえた門衛だったが

「どうした?」

と通りがかった大柄な兵士が声をかけてきた。

「隊長!ドラゴニアの連中が・・・」

「ドラゴニア?この人たちか?」

隊長と呼ばれた男はルカたちをざっと見渡す。

「申し訳ないが詰め所までご同行願えるかね?こんな田舎町まで他国の者が来ることなんぞほぼ無いんでな。一応身分を明らかにしてもらわにゃならなん」

「分かった」

男に連れられ街中に入ったルカたちは街の北にある建物まで連れて行かれた。

訓練場を備えた建物には多くの兵士の姿がある。

男は部下に馬を厩に連れて行くよう命じると

「あんたらはこっちだ」

と入ってすぐ脇の建物に入っていく。

粗末なしつらえのテーブルと椅子が置いてある部屋に通されると待つように言い置き部屋を出て行った。

「なんなんだよ、感じ悪りぃ」

バレルがこぼすがヒクサルがたしなめる。

「国外の者がマチス鋼の存在を知ってるのは都合が悪いだろ。うちのアンビエントより高性能って話だし」

「それはあるな。『白炎』がこんな城砦で精錬してるのも狙ってる輩が多いからだろう」

「私、変なこと言っちゃったわね」

「まあ仕方ないさ。どのみち待つしかないんだ」

しばらく待っていると先ほどの男が副官らしい男を連れて戻ってきた。その手には湯飲みと鉄瓶が吊り下げられている。

男は湯飲みを並べ豪快に茶を注ぐとルカたちの前に並べた。

「さて、ご足労願ってすまんな。俺はハンガ駐留警衛部隊隊長のワッセという。こっちは俺の副官でセロだ。あんたらドラゴニアの者だって?」

「私はドラゴニア法術師団主査を務めております、ルカ=ダライアスと申します。彼らは私の護衛に就いております」

「主査ってーと、お偉いさんか?」

「師団長の補佐、という立場ですね」

「将軍様の副官ってことか。そんなお偉いさんがこんな田舎町に何の御用で?」

「特級魔導師の『白炎』にお会いしたく思いまして。公務ではないので事前に連絡は入れなかったのですが」

「クラム様は今原料の調達に出ておられるんで、しばらくお戻りになりませんな。予定では4日後だが、予定通りに動かれる方ではないんでな」

「お戻りになられるまで待ちたいのですが・・・」

「う~ん。あんたら魔術師なんだろう?警備の都合上あまりここに長居されるのは困るな」

それはそうだ。ルーニエはドラゴニアの魔術師を招いて対アガルタ戦の戦線を維持している。ドラゴニアの魔術師相手に生身の兵では歯が立たないことは知っているはずだ。

「この街では決して魔術は使わないと誓約します。監視をつけてくださっても構いません。我々の装備もすべてお預けします。それでもダメでしょうか?」

「装備を預かるといってもなぁ・・・そっちの二人は肉弾戦でも十分通用しそうだが」

とバレルとヒクサルを指した。

「どうか!」

とルカが頭を下げるとワッセはため息をつく。

「分かった。その代わりあんただけは俺の目の届くところに居てもらう。あんたが大将なんだろう?」

それからルカはワッセと行動を共にすることになった。

ワッセはバレル並みの体格を持つ偉丈夫。物腰は砕けているが、部下からの信頼は非常に厚いようで警衛部隊の隊長として高い統率力を示していた。

「すまんな、警邏にまでつき合わせて」

「いえ。しかしこのあたりは本当にのどかですね」

「環境が良いからな。クラム様もおられるし」

「『白炎』のクラム殿はどんな方ですか?」

「とてもお優しい方だ。ただ甘いだけではなく、本当に相手のことを想う優しさをお持ちなんだ」

「どちらの出身なのでしょう?」

「そのあたりはあまり詳しく聞いたことがないな。辺境の出なのは間違いないらしいが。あんたドラゴニアのお偉い魔術師なんだろ?クラム様の噂くらい知ってるんじゃないのか?」

「私は帝都防衛を専任にしていましたから。あまり他国の噂を詳しくは知らないのです」

「そういやあんた随分若いようだがいくつだ?」

「23になります」

ワッセは驚いた表情を浮かべると

「23で将軍様の補佐か。凄腕なんだな」

「それほどでは・・・」

「クラム様と腕比べをしてみて欲しいものだな。かなり面白くなりそうなんだが」

「私は人造精霊の扱いに長けているだけですから」

「何かの才に長けているってだけで十分だろ?人にはそれぞれ与えられたものがある。同じように足りないものもな。だから人は誰かと共に生きるんだ」

ワッセはルカの背中を叩く。

「実力主義のドラゴニアで上り詰めたんだろ?胸を張れって」

その余裕のある表情に思い浮かんだ言葉は“兄貴分”だった。

アレンの目にルカは映っていなかった――だがもっと普通に兄弟の関係を築けていたらこんな感じだったのだろうか。

「おっ!おいっ!!どうしたんだ!!?」

ワッセの慌てぶりにルカは自分が泣いていることに気づいた。

「あれ・・・?すい・・・ません・・・」

止めようとすればするほど視界が滲んでいく。

思っていたより深く自分の心に突き刺さっている棘。

「ハスマ。俺は客人を連れて帰るから後は任せる」

ワッセは部下に後の警邏を任せるとルカをつれて詰め所へと戻った。


「落ち着いたか?」

「はい・・・」

ルカの前に茶を置いたワッセは向かい側に座った。

「ったく。いきなり泣き出すから焦ったぞ」

「すみません・・・」

「俺がなんか悪いことでも言ったか?」

「いえ・・・私の問題です」

「いったいどうしたんだ?」

ワッセはルカの顔を覗き込む。

「あなたの器があまりにも大きかったので・・・」

「はい?何のことだ?」

「私には兄がいます。剣の腕にも魔術の資質にも優れ、3年前、神の啓示を受け勇者としてアガルタに向かいました」

「勇者!?凄いじゃないか。兄弟揃ってエリートなんだな」

ルカは首を振る。

「私は兄の力になりたくて必死に学んできました。腕力のほうはからっきしなので魔術の腕を磨いて―――でも兄は私を選んではくれませんでした」

「選ぶって?」

「兄は勇者として旅立つ際に同行する仲間を軍の中から選んでいたんです。でも私は―――選ばれなかった」

ルカは拳を握りこむ。

「最初から―――親に捨てられたときから兄の目に私は映っていなかった。認められたいと必死に頑張って―――でも何もかも無意味だったんです」

「ルカ・・・・」

「すみません・・・あなたがまるで兄のように思えたから・・・」

ルカの言葉にワッセは少し困ったような笑顔を浮かべると

「そいつは光栄な話だな。まあ、俺は軍でずっと若い連中の面倒を見てきたから自然と兄貴分って感じになっちまったが、結局は腕力だけが自慢の一兵卒だぞ?」

「でもカッコイイですよ」

「そうか?」

照れくさそうなワッセにルカは自身の産まれについて話をした。

両親が生活苦でルカたちを手放したこと、その後奴隷商に売られどういう経緯かは知らないもののドラゴニアの修道院で育ったこと、軍のアカデミーに入りそこでエリーシャに誘われ弟子になったこと、ダライアス家を継ぐことになったこと。

「ほお、波乱万丈なんだな、あんた。でも凄いじゃないか。ドラゴニアでも一、二を争う名家なんだろ?しかも実子を差し置いて当主に選ばれるなんてルーニエじゃありえんぞ」

「アーシャも魔術師としての実力は十分なんですけどね。バレルも剣の実力は将軍クラスだといわれていますし」

「あの二人がなぁ~。凡庸じゃないのは分かってたが、そこまでのものとは思わなかったが。そうだ」

ワッセは不意に何かを思いついたようでルカの隣に座る。

「あんた奴隷商に売られたって言ってたな」

「はい」

「ってことは出身はルーニエか?ルーニエ以外に奴隷制度は無いぞ」

「そういわれると・・・」

確かにほとんどの国が国教として定める太陽神ナバルを主神とするナバル教は奴隷制度を禁止しているため、国教が違うルーニエ以外には奴隷制が無い。

とはいえ人身売買の話は何処の国にもあるもので、奴隷ではないにしても奴隷扱いされている者は決して少なくない。ルカも法術騎士団の要請で人身売買の取引現場を押さえたことがあるくらいだ。

大半は小さな子どもで、ドラゴニアの場合保護された子どもは修道院に引き取られていた。

ルカもおそらくそういう経緯で修道院に居たのだろうが確めたことはない。

だが一度奴隷商の手を経ていることは事実で、奴隷商が関わっているとなるとルーニエ、もしくは近隣の出身である可能性が高い。

「奴隷商に渡ったのなら刺青があるだろう?出身地が分かるかも知れん」

刺青には出身地、名前、価格が書いていてあるらしいが、奴隷商にしか読めない記号で書かれているのでアレンの刺青を見てもどれが何を意味するのかは分からなかった。

「刺青なら首の後ろですけど・・・読めるんですか?」

「クラム様の知り合いの奴隷商に教えてもらったことがあるんだ。出身地は血統を表すものだから奴隷取引では結構重要視されるらしくてな、出来る限り正しく表記するものだそうだ」

ルカは首元を広げると

「どうぞ」

とワッセに見せた。

「ウラムスの・・・イリアか。シグネマとウラムスの県境だな」

「イリア?」

「ルーニエの北東ウラムスとその南のシグネマの県境にある街だ。街道の要衝で確かにドラゴニアとは縁が深い街だな。ルーニエはシナルアとの紛争でドラゴニアからかなり支援を受けていたらしいから、その行軍ルートはかなり栄えていたよ」

その街にルカたちの両親はいるのだろうか―――

ルカは頭を振ると頭を下げた。

「ありがとうございました。おかげですっきりしましたよ」

今更そんなことを考えても仕方がない。両親はルカたちを必要としていなかったのだから。


それから三日、バレルたちはすっかり警衛の兵と打ち解け一緒に訓練までやる様になっていた。

「もう一本!!」

「おっしゃ!!」

バレルいわくここの警衛はかなりの精鋭揃いらしいが、バレルから一本を奪える者は居ない。

「さすがは将軍候補といわれるだけのことはあるな。ありゃ強いわ」

ワッセが窓越しにバレルたちの稽古を見ながらつぶやく。

「隊長なら渡り合えるんじゃないですか?」

「ムリムリ。俺は一般兵だよ」

体格的にはほぼ同じ。鍛え方も負けてはいない。

「隊長、ソウガが・・・」

「ん?」

部屋に入ってきた文官がワッセに耳打ちをする。

「分かった。ルカ、クラム様がお戻りになられたそうだ」

「良かった。お屋敷のほうですか?」

「いや、街外れで待っているという話だ。申し訳ないが一人で行ってくれるか?」

「構いませんが・・・」

「クラム様からの言伝なんだ。客人一人で来てもらうようにと。ルカのことだろう?」

「一人でという指示なのですか?」

「そうだ。南門に案内役が居る。俺くらいの体格の奴だからすぐ分かるだろう」

「分かりました」

バレルたちに知られると説得に骨が折れそうだったので、ルカはそっと詰め所を出ると南門に向かった。


南門を出ると門衛と話をしている男が居た。

ワッセ並みのしっかり鍛えられている巨躯に誠実そうな印象を受ける整った顔―――纏っている雰囲気は老成しているのだが、肉体から迸る精気は若さに溢れている。

男はルカに気付くと人のよさそうな笑顔を浮かべた。

「あなたですね?ドラゴニアからのお客人というのは」

「はい。ルカ=ダライアスと申します」

「俺はクラム様の従者でソウガといいます。クラム様はあの丘の向こうで待っておられます」

「えっと・・・私一人で、ということなんですよね?」

「はい。ついてきてください」

先に立って歩き始めたソウガを追って街道を下っていくと、徐々に身体の内側がざわざわしてきた。

風の王が動き始めている。火の王との再会に喜びを抑えきれないことが伝わってくる。

「あちらです」

ソウガが指す先に立つ一人の男。

40前後のがっちりした体格―――特にこれといった特徴はない、極々普通の中年男だ。

だが尋常ではない魔力を感じる―――

「俺はここまでです。二人きりにしてくれといわれてるので」

ソウガが踵を返すと、ルカは男のほうへと進む。

男まであと少し、というところで強い風が吹き抜けたかと思うと白い獅子が姿を現し男の元へと駆けて行った。

「久しぶりだな、フィエルテ」

男の言葉に獅子はその形を崩したかと思うと、美しい女性の姿に変わった。

銀色に輝く艶のある長髪、透き通るような白い肌、銀色の瞳―――青い衣を纏った姿は神秘的としか表現のしようがない。

「マルク、あなたこそ」

空気に伝わって響く澄んだ声―――

「何千年ぶりかな」

「さあ、もう忘れてしまったわ」

抱擁を交わす二人の間には同胞以上の感情があるように見える。

「そちらは?」

男はルカを見るとフィエルテに訊ねる。

「ルカ=ダライアス。私の希望よ」

「ルカ・・・ダライアスというとドラゴニアの名家じゃないか」

「初めまして。私はダライアス家当主、ルカ=ダライアスと申します」

男は手を差し出す。その手を取ったルカは、その厚みに驚いた。魔術師でありながら相当鍛えていることがうかがえたからだ。

「初めまして。私はルーニエ特級魔導師『白炎』ことクラム=エル=マーセル、あなたには火の王と言ったほうが良いかな?」

「やはりあなたが・・・」

クラムは頷く。

「街に戻ってきてみればフィエルテの気配がしている。我々はすべてを諦めてただ存在するだけの日々を過ごしていた。ただ存在しなければならないから存在するだけ―――そのフィエルテがわざわざこんなところまでくるとなるとこれは何かあったな、と。だからあなた一人で来てもらったんだ」

ルカは居住まいを正すと頭を下げる。

「あなたにお願いがあって参りました。どうか、あなたの創世神としてのお力を貸して頂けないでしょうか?」

「私の?」

「この世界は滅びへと向かっています。それは人が犯してきた過ちの結果であり、その責任の全てが人にあることは重々承知しているつもりです。ですが―――」

ルカは拳を握りこむ。

「私は皆を守りたい。今、この世界に生きている皆がそれぞれの一生をそれぞれに全うできるよう、この世界を変えたいのです」

真っ直ぐルカの目を見つめているクラム。

「そのためには世界が滅ぶのを大人しく待っているわけにはいきません」

「世界の滅びを回避したいと?」

クラムの問いにルカは頷く。

「では訊きます。あなたはどうやって世界を変革するつもりですか?」

低く深みのある声が静かに響く。

「それは・・・」

「人は何処まで行っても人でしかない―――フィエルテが選んだあなたはそれを知っているはずだ。憎み、争い、奪い合う。私たちは争わずとも十分な受け皿としてこの世界を創り出した。しかし人の欲は無限だ。己の領分をわきまえず、争い、殺し合い、侵奪してきた。シャングリラとアガルタ、互いの世界に干渉しないという誓約まで破ったのだ」

「――――」

「こうして炎術師のクラムとして生きている間だけでも人の愚かしさは目に余るものになっている。妬み嫉み―――それだけの理由で他者を害することになんら疑問を持っていない。それをどう変えるつもりだ?」

ルカは俯く。

答えられない―――そんな方法なんてありはしないのだから。

「この国の有様を見ろ。奴隷という人身御供があって初めて体制が維持できるという体たらくだ。明確な身分制の中で常に誰かを見下し優越感に浸っていなければ正気で居られない―――全てがそうだとは言わんが人はそういうものだ」

「それでも・・・」

「ん?」

「それでも方法はあるはずです」

「世間知らずとしか言いようが無いな。それは理想ではない。ただの夢想だ」

ばっさりと切り捨てられて言葉を継げないルカに

「仮に我々四柱を揃えて世界の崩壊を回避しても人が人である限り再び世界は崩壊へと向かうだろう。君はただ先延ばしにしたいだけだ。それは何の救いにもならないよ」

クラムはルカの肩を叩く。

「帰りなさい。君がこの世界に対して責任を負う必要なんてないんだ。滅びの時が訪れるまでまだ間がある。その瞬間まで、君の人生を充実したものにすべきだと、私は思うよ」

「ダメです・・・私はたくさんの人の想いを背負っているんです。諦めるわけにはいきません」

ルカの決意の言葉にクラムはため息をついた。

「あなたも本当は滅びを回避したいのでしょう?火の神殿であなたの記憶を見ました。人として生きることを選んだあなたは、滅びを納得してなどいないはずです」

「それは―――」

「再びの滅び―――あなたは受け入れられるのですか?」

「そう・・・だな」

わずかに伏し目がちになったクラムは寂しそうに微笑んだ。

「君には伝えておこう。これはフィエルテも知らぬことだ。我ら四柱を揃えたところで世界は救えぬ。その理由を―――」


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