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そろそろ帰りたい系勇者

てれれってってってって〜♪

てれれってってってって〜♪

てれれんてんてんてんてんてってれ〜てーて〜♪

てれれんてって〜♪


面倒くせ、以下略



さぁーて、皆様お待ちかね!!

魔王城10分以内クッキングのお時間でございます



「今回はこの俺、この世界の天から舞い降りし勇者こと、沙代さしろ 称江たたえが魔王城を10分以内に調理していこーとおもいまーす(棒。

えーまずは、ダンジョンを把握しましょー、まぁ、基本ですね、では行きますよー(棒」



(フォーメーションレイティング....)



目を閉じながら、入り口の前で床に手をつける



(ん?、.....けっこう広いな.....)



ここの魔王城は上は飾りで下が本命のようだ、地下何メートルあるのかな.....



1500㎞.....!?、、



やっ、、ヤベェ、超ひれぇー、.....


これだから評価に時間がかかったわけだよ、....っお?、いたいた魔王様、そこか!!



「えー、有り余るスキルを適当に使って、魔王を見つけます、ここで気をつけるポイントは世界の構成事情によっては、スキルや魔法の効果が適用されづらい確率があるので、しっかりてきとーではなく適当に、くれぐれも適当にスキルや魔法を限定してください、はい」



(さてと、......イマジネーションシフト)



「えー、あとは簡単です、魔王の所にワープして魔王を討伐してくださぁーい、ここまでで有する時間は5分ですね、さてと、あとは門の前にワープして外に出てください、ここまでで7分です、なんと、10分もかかりませんでしたね!!俺仕事HAEEEE!!!!」






「リーク、待たせたな!!」





〜王国に向う騎兵隊一向〜



「勇者様.....それにしても、ルートを決めてくるだけではなかったのです?」



俺はニハハと笑って誤魔化す



「いや、魔王と遭遇しちゃったんだもん、やっつけるしかないじゃん、?」



「はぁ.....魔王をまさか出会い頭に片付ける人間がこの世にいるとは」



「ああ、たぶんこの世界には魔王を一撃で10分以内に倒せる奴はいねーよ」



えっ?、という顔をリークがするが、その説明を俺がこいつにしてなる義理はない、この話を切り出したのは



「この世界の主人公はお前だ....リーク、本当はこの世界の人類にとって、お前が魔王を倒さないといけなかったんだ」


「しっ、、しかし魔王を倒してしまったのは勇者様ではありませんか」


ズイッと馬に二人乗りしているため、ちょっと近づいて耳元で囁く


「それは今のお前のレベルじゃ魔王城入り口で殺されてたからだ、本当はお前が魔王を倒して、その功績で.....この世界の王にならなければいけなかったはずなんだ」


「なっ、、何を言ってらっしゃるのですか、、勇者様??」




「いいか、よく聞け....俺はお前が楽にこの人類を救うための手立てをった.....っつーことはだ.....」


さらに唇を耳元にギリギリ触れるか触れないか位の距離にさらに近づけ囁く


「お前は命かけてなにがなんでも王になり、この世界の人類を守らなーといけねーから頼むわ」


さて.....


やる事はやった、後は....


リークがわけがわかっていないようにフリーズしているので、反論が浮かんでくる前に会話を打ち切りちゃっちゃっと王国に戻って、魔王の死体でも置いてここの世界の神様とちょこっと話してちゃちゃっと神さんの所に帰ることとしよう



「そろそろ、王国に着く頃だな......リーク、乗馬楽しかったぜっ.....と」


「ゆっ、勇者様、?、」


とうっと馬から飛び降りて床を踏みしめて、第四宇宙速度で王国の塀の前に立ち



パチンッ




っと指パッチン、すると王国の塀の前に空から魔王の死体がドッシーンと落ちた



んじゃ、ここらでおいとましますか、




さよならニューワールド



自身の床に魔法陣が現れ、その魔法陣が下から上に動く際に勇者、沙代 称江の体を下から消していった






これが通りすがり勇者 (とか色々) の仕事......


今回は一言、


「通りすがりの異世界勇者だ、覚えておけ!」



これから始まる物語は、この世界では勇者だった、沙代 称江の物語である

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