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足ることを知らない彼
初めての詩を書きました。
彼は足ることを知らない
足ることを知らない彼は悲しい人
私は彼がいるだけで毎日満ち足りているのに
彼は知らないんだ
彼は足ることを知らない
足ることを知らない彼は哀しい人
私は彼に何をあげられるだろうか
私は知らないんだ
彼は足ることを知らない
足ることを知らない彼は寂しい人
私は彼にも満ち足りて欲しいのだから
私も彼も知らないんだ
彼は足ることを知らない
私は彼に何を与えられただろうか
まず彼にあげたのは心
身体 言葉 夢 希望 優しさ すべてを彼に
彼は足ることを知らない
私は彼だけなのに 彼は私を求める
私は何度も何度も何度も何度も何度も
何度だって
読んでいただきありがとうございまふ