表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Partner Customize Online   作者: 心太EX
6/9

NO.002 合流……?

いやはや、気がついたら評価して下さったら方がいました。ありがとうございます。


テストも終わりましたし、その評価を糧に少しづつですが書いていきたいなっと思っています。

草原を走ってかれこれ一時間……誰にも会わない。

勿論魔物も見あたらない、バグか?まあそれは良いんだけど、町が見つからないのも困りものだな。


俺はそっとメニューを開き、マップを確認してみる。



ブブッ!! エラーです。しばらく落ち下さい。


「おい!運営!!!いい加減にしろよ!」


マップを開くことすらできないなんて……いったいどうしたらいいんだ。


俺が途方にくれていたら何処からか音がして、なんか世界が広がリング!みたいなそんな感覚があった。いや、ふざけてない。本当に空気が変わったっていうか真夏に冷凍庫の扉開けた時みたいな、そんな感覚。


時間たったし、もう一回マップを開いたらエラーにならずちゃんと見ることが出来た。


ふむふむ、なるほど。納得だ!


どうやら町は逆方向だったらしい、俺ってばどじっ子属性付いてたんだね。テヘッ♪


気持ち悪いですね、すいません。てかバグじゃなくて俺のせいじゃないか、恥ずかしい。


さっさと町に行かないと精神が危ない。

そう危惧した俺は気を取り直して町に向かって走り出した。


「走れ!走れ!本命穴馬かき分けて!!」


俺は風になった。



───────


──────────


──────────────


???side


ここは、何処?


目の前には鉱石で出来た石像。これは生命の像。

まわりには初心者用の装備をした方々、そして人混み。

私には使命が、あった筈。


確認。

私はパートナーアバター type ω 名前は無い。マスターの名はシュウヤ。


マップの確認。

此処を始まりの街と認識。

マスターの行方は不明、街の外と判断します。

此方から探しに行くのは悪手、外と街を確認できる門に向かうことを優先事項とします。


「おい、そこの嬢ちゃん、暇なら俺達と遊ばねぇか?」


進行方向に、不明な人物が接触(コンタクト)

対象、他人(エキストラ)と確認。

対象の接触理由、下心と確認。


「結構、です。それでは、失礼、致します」


任務を続行します


「おい、待てよ!」


接触確認、他人(エキストラ)に腕を掴まれた?

神経信号、不快と判断。振りほどきます。


バチン!


「うお!?てめえ、何しやがる!!」


対象の怒気を確認。

対象の怒りは、不正。


「不快、です。私に、触れないで、下さい」


任務の続行を継続。


「ふざけやがって!!」


対象の敵意を確認。無力化を、行います。


マスターとの接触が未確認の為、一部権限を使用します。


戦闘スキル【対人体術】Lv.1

戦闘スキル【対人格闘】Lv.1


以上を、一部使用可能にしました。迎撃します。



「お前ら、出てこい。やっちまうぞ!」


敵対勢力増加。


「おいおい、お前一人でも十分だろ」


「そうだぜ、俺達のレベルは今のところ一番だと思うぜ」


対象の性能(ステータス)、確認。


ネーム : タケル

クラス : 戦士

タイトル : 見習い戦士


Lv : 16


EXP :6200


HP:64/78

MP : 26/26

SP:13/20


STR:82

VIT: 57

AGI: 12

DEX:57

INT : 12

MND:12

LUC: 14

CAM: 2



想定、範囲外、です。

予測、ボーナスエリア。の可能性、把握。


結果、私の勝率、零。

対策、逃走、回避。



「いくぞぉ!おめぇらぁ!!」


戦闘、開始、します。


──────


──────────


──────────────



シュウヤside


「いやー、活気があるなー!」


街まで走ったは良いが、俺は風になんてなってなかった。

鼻歌まじりに走っていたら門の近くに居た女性プレイヤーに笑われた。


きっと、内心では「うわっ、なにあのゴミカス、両手を広げて騒がしいわね、羽虫にでも憧れてるのかしら?まあ、社会のゴミから抜け出せた訳だし、これからは台所の悪魔と名乗っていいわよ、生命力が無駄に高いのと、見るのも憚れるその汚い顔面も中々そっくりだし、お似合いよ」


こんな事を思われてるのかも知れないな。うん。死のう。


まあ、それは置いといて、さっき不思議なことに気が付いたんだ。


エリア毎に作っている会社が違うんだよ。


例えばさっきの草原は《スクワット・デニムス 》だった。あの会社は解像度が高いフィールド作るの得意だがら物凄いリアリティに溢れた草だった。


海は《愛・エリック》ってマップの右上書いていたし。



街は共同らしくて、ヘルプで会社詳細が見れるみたいだな。しかし、街なだけあって凄い人混みだな。



ドッゴォォオン!!!



なんか街中が騒がしいな、喧嘩か?PvPか?ここは野次馬精神で見物しに行くしかないな。


プレイヤー同士の戦いは見たこと無い俺はウキウキしながら人混みに入っていった。


















そこで見たものは、複数の男とそいつらの様々な攻撃をかわし、受け流し、避けながらも既にボロボロな少女だった。

パートナーアバターのtypeをωにしたのは読み方がかっこいいのと。顔文字の(´・ω・`)口の部分をかねそろえていてすこし可愛いのが理由です。他意はない!!!


補足、説明。


ボーナスエリア。

あらゆるエリアには隠しエリアが存在し、そのエリア内で一定の条件を満たせば行けるようになる。


すこしレアなアイテムがあったり、経験値が無駄に高いモンスター等がいて。軽いフィーバータイム。


奴等は経験値が無駄に高いモンスターを倒した様ですね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ