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新しい始まり
あれから一週間。
雪弥は次の日、社長にこれまで無いほどに怒られた。
そして、俺は雪弥の担当に戻された。
「雪弥をちゃんと監督してくれ」
俺たちは今までと何も変わらない。
友人では無くなったが、俺たちは今まで以上にお互いを理解しようとしてる。
「鬱陶しい」
姫に経過報告をするため、俺と雪弥は姫の店に来た。
「姫はどこまで予想してたんだ」
「さぁな、人の気持ちを予想する事は出来ないから面白いんだろ」
予想の出来ない気持ち、俺たちはこれからもお互いに理解しながら共に生きて行くのだろう。
喧嘩をすることもあるだろう、それでも、何年も俺の気持ちはきっと変わらない。
「アキラ」
まだ、始まったばかりの関係に俺は期待と不安を感じながら今日も雪弥のそばに居る
