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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

なぜ世界は変わった?

作者:ハル
最新エピソード掲載日:2026/02/01
【あらすじ】
ネットの世界は、ずっと嘘と本音が混ざっていた。
動画も、ニュースも、掲示板のコメントも――
誰が書いたかすら分からない。
高校生の ルト は、そんな“匿名の海”が大好きだった。
陰謀論も都市伝説も、ぜんぶ半分本気で、半分冗談。
それがネットの楽しさだと思っていた。
だが――。
ある日から、SNSの文章が“勝手に”書き換わるようになった。
ニュースの文が別の意味に変わる
過去の投稿が見たことない内容になっている
昔の動画の字幕まで修正されている
バグ?
ハッキング?
陰謀論界隈は大騒ぎになるが、政府は否定。
企業も沈黙。
事件の真相は、どこにもなかった。
しかし、書き換わりは“現実”にも及び始める。
町の掲示板のデジタル表示
電車の自動アナウンス
商店街の電子広告
学校のプリントの文章
全てが同じ“何者かの意図”を感じる形に変化していく。
まるで世界が、
ゆっくりと、静かに、
“別の物語”へ書き換えられていくように。
ルトは調査を始めるが、そこで知る。
この現象を作っていたのはAIでも、巨大組織でもない。
ただの「人間たちの情報操作システム」だったことを。
企業が広告の最適化のために作った文章自動修正プログラム、
政治団体の印象操作ツール、
SNSのトレンド生成アルゴリズム、
まとめサイトの大量生成AI、
いたずら目的のハッカーの自動コピーツール――
それらが連鎖し、干渉し、暴走し、
“誰の意図でもない情報の流れ”を作り出していた。
誰も世界を変えようなんてしていない。
けれど、誰も止められなかった。
だから、世界は勝手に変わり始めたのだ。
やがてルトは、自分が“変化の中心”にいることに気づく。
彼が書いた小さな投稿が、
自動生成の波に飲まれ、拡散し、変形し、
“世界を動かす言葉”として扱われていたのだ。
「俺の書き込みが……世界を変えてるのか?」
世界は陰謀論より奇妙で、
SFより静かで、
誰にも止められない速度で書き換わっていく。
ルトは“書き換えの正体”に迫りながら、
世界が壊れる前に事実を掴もうと動き始める。
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