放課後ペンネーム9話 最終回
放課後ペンネーム9話 最終回です。
「放課後のペンネーム」最終話台本
「卒業、そして新たな始まり」
シーン1:3月上旬、作業部屋
卒業式1週間前
陽太:「みんな、集まってくれてありがとう。大事な話がある」
全員:「…」
真剣な表情の陽太
陽太:「卒業式の日、学校で僕の正体を公表しようと思う」
美月:「本当に…いいんですか?」
陽太:「うん。ずっと隠してきたけど、卒業するなら堂々としたい」
蓮:「覚悟は決めたということか」
紗雪:「でも、大騒ぎになりますよ…」
陽太:「分かってる。でも、今までお世話になった学校に、ちゃんと感謝を伝えたい」
星野:「桜井先輩…かっこいいです!」
ひかり:「陽太くん…」
陽太:「水野さん、怖い?」
ひかり:「ううん。陽太くんが決めたなら、私も一緒に」
手を握り合う二人
美月:「では、準備をしないと! プレゼンテーションの形式とか…」
ひかり(心の声):(先輩、すぐ実務モード…)
シーン2:準備開始
数日後
美月:「卒業式後の謝恩会で、時間をもらいました」
陽太:「ありがとう」
蓮:「どういう形で発表するんだ?」
陽太:「スライドを作ろうと思って。今までの活動と、この学校への感謝を」
紗雪:「私、資料作りお手伝いします!」
星野:「僕も!」
ひかり:「みんな…」
陽太:「本当に、ありがとう」
シーン3:スライド制作
深夜の作業部屋
陽太:「最初のスライドは…この作業部屋の写真」
ひかり:「ここから、すべてが始まったもんね」
紗雪:「次は先生の作品紹介ですね」
星野:「アニメのシーンも入れましょう!」
美月:「そして、仲間たちへの感謝…」
みんなの写真を選ぶ
蓮:「僕のベストショットを使ってくれ」
キラキラポーズの写真
ひかり(心の声):(相変わらずだ…)
陽太:「これで…完成かな」
スライドを見返す
陽太:「高校3年間が、詰まってる」
ひかり:「素敵なプレゼンになったね」
シーン4:卒業式前日
教室で荷物整理
友人A:「明日で最後だね」
友人B:「寂しくなるな」
ひかり:「本当に…」
ひかり(心の声):(この教室も、明日で最後…)
陽太が近づく
陽太:「水野さん、ちょっと」
ひかり:「うん」
シーン5:屋上で二人きり
陽太:「明日、大変なことになると思う」
ひかり:「うん…」
陽太:「でも、水野さんがいてくれるから、勇気が出る」
ひかり:「私も、陽太くんと一緒だから頑張れる」
陽太:「ありがとう。これからも、ずっと隣にいて」
ひかり:「当たり前だよ。ずっと一緒」
夕日を背に、抱きしめ合う二人
ひかり(心の声):(明日から、新しい人生が始まる…)
シーン6:卒業式当日
体育館、厳かな雰囲気
校長:「卒業生の皆さん、おめでとうございます」
卒業証書授与
ひかり(心の声):(ついに、この日が来た…)
陽太が壇上に上がる
陽太:「ありがとうございます」
堂々とした態度
ひかり(心の声):(陽太くん、かっこいい…)
シーン7:卒業式後、謝恩会
保護者や教師も集まる会場
司会:「それでは、生徒代表からの挨拶です。桜井陽太くん」
陽太:「はい」
壇上に立つ陽太
陽太:「皆さん、3年間ありがとうございました。実は、今日は特別な報告があります」
ざわつく会場
陽太:「僕は高校生活の間、ある秘密を持っていました」
ひかり(心の声):(始まった…)
シーン8:告白
陽太:「僕は、少女漫画家『桜姫ゆめの』として活動していました」
会場、騒然
生徒たち:「えええええ!?」
教師たち:「まさか…!」
保護者たち:「あの有名な漫画家が!?」
陽太:「最初は、誰にも言えない秘密でした。でも…」
スライドを映す
陽太:「この学校で、素晴らしい仲間に出会えました」
作業部屋の写真
シーン9:感謝の言葉
陽太:「最初のアシスタントになってくれた、水野ひかりさん」
ひかりの写真
ひかり:「…!」
顔を赤らめる
陽太:「編集サポートをしてくれた、早坂美月先輩」
美月:「まぁ…!」
感動している
陽太:「モデルとして協力してくれた、親友の天道蓮」
蓮:「当然のことをしたまでだ」
照れている
陽太:「後輩として支えてくれた、藤宮紗雪さんと星野輝くん」
紗雪:「先生…!」
星野:「光栄です!」
陽太:「みんながいなければ、僕は漫画を続けられませんでした」
シーン10:学校への感謝
陽太:「そして、この花咲高校。ここで過ごした3年間が、僕の作品の土台になりました」
学校の写真が映る
陽太:「教室、図書室、屋上…すべてが僕の作品に活きています」
生徒A:「だから、あの漫画の背景…見覚えあったんだ…」
生徒B:「学校が舞台だったんだね…」
陽太:「先生方にも感謝しています。時に厳しく、時に温かく見守ってくださいました」
担任:「桜井…知らなかったぞ…」
感動している担任
シーン11:両親の反応
陽太の母:「陽太…こんなことを…」
涙を拭う母
陽太の父:「よく頑張ったな、息子よ」
ひかりの母:「ひかりも手伝ってたの!?」
ひかり:「うん…ごめん、黙ってて」
ひかりの母:「ごめんじゃないわよ! 素晴らしいことじゃない!」
娘を抱きしめる
シーン12:質疑応答
生徒C:「桜井くん、これからも漫画家を続けるの?」
陽太:「はい。大学でも続けます」
教師A:「勉強と両立、大変だっただろう」
陽太:「正直、辛い時もありました。でも、仲間がいたから」
生徒D:「彼女さんって…水野さん?」
陽太:「…はい」
堂々と答える
会場:「おおおお!」
ひかり:「…!」
真っ赤になるひかり
シーン13:マスコミの反応
会場外にマスコミが集まっている
記者A:「桜姫ゆめの先生、インタビューを!」
記者B:「高校生漫画家として、何か一言!」
美月:「すごいことになってますわ…!」
蓮:「当然だ。我々の陽太だからな」
紗雪:「先生、有名人に…」
星野:「すごすぎます…!」
ひかり(心の声):(陽太くん、本当に公表したんだ…)
シーン14:記者会見
学校側が急遽設置
校長:「桜井くんの活動は、本校の誇りです」
陽太:「ありがとうございます」
記者C:「今後の活動予定は?」
陽太:「大学に通いながら、新連載を始める予定です」
記者D:「アシスタントの方々との関係は?」
陽太:「大学でも一緒にチームとして活動します」
ひかり(心の声):(これからも、みんなと一緒…)
シーン15:夕方、作業部屋
最後の片付け
美月:「まさか、こんな大騒ぎになるとは…」
蓮:「陽太が有名人になってしまったな」
紗雪:「でも、晴れ晴れとした顔してましたね」
星野:「かっこよかったです!」
陽太:「みんな、本当にありがとう」
ひかり:「これで、隠さなくてよくなったね」
陽太:「うん。やっと、本当の自分でいられる」
シーン16:最後の作業部屋
美月:「この部屋、たくさんの思い出が…」
蓮:「ここで過ごした時間は、宝物だ」
紗雪:「先生と出会えて、本当に良かった」
星野:「僕、来年もここで頑張ります! 先輩たちの意志を継いで!」
陽太:「星野、よろしく頼むよ」
ひかり:「この部屋…さよなら」
部屋を見渡す
ひかり(心の声):(ここで、私の人生が変わった…)
シーン17:桜の木の下
夕暮れ、学校の桜
陽太:「水野さん、初めて話しかけてくれたのも、春だったね」
ひかり:「うん…消しゴム、落としたんだよね」
陽太:「あの時から、すべてが変わった」
ひかり:「私も。陽太くんに出会えて、世界が変わった」
陽太:「これから、一緒に新しい世界を見ようね」
ひかり:「うん!」
桜の花びらが舞う中、キスをする二人
シーン18:1ヶ月後、大学のキャンパス
ひかり:「わぁ…大学、広い!」
陽太:「これから4年間、ここで学ぶんだね」
紗雪:「私も同じキャンパスで嬉しいです!」
美月:「私は隣の大学ですけど、すぐ近くですわ!」
蓮:「僕の大学は少し離れてるが、時々顔を出すぞ」
星野からメッセージ
星野:「先輩たち、大学生活楽しんでください! 僕は作業部屋、守ります!」
陽太:「みんな、それぞれの道を…でも、繋がってる」
ひかり:「うん」
シーン19:新しい作業場
アパートの一室
陽太:「ここが、新しい作業場」
ひかり:「高校の時より広いね」
紗雪:「機材も充実してます!」
美月:「これなら効率的に作業できますわ!」
陽太:「新連載も決まった。タイトルは…」
全員:「?」
陽太:「『放課後のペンネーム』」
ひかり:「え…それって…」
陽太:「僕たちの物語。許可、もらえる?」
ひかり:「もちろん…!」
感動するひかり
美月:「素敵ですわ!」
蓮:「当然、僕も登場するんだろうな」
紗雪:「私たちの物語が、漫画に…」
陽太:「みんなとの思い出を、形にしたい」
シーン20:第1話の執筆
数週間後
陽太:「第1話、完成した」
ひかり:「見せて!」
原稿を見る
ひかり:「これ…私たちが初めて出会ったシーン…」
陽太:「うん。あの日から、僕の物語が始まった」
ひかり:「私も…」
美月:「読者の反応が楽しみですわ!」
紗雪:「きっと、たくさんの人に愛される作品になります」
蓮:「当然だ。我々の物語だからな」
シーン21:雑誌発売日
書店
ひかり:「出た…! 『放課後のペンネーム』!」
雑誌を手に取る
店員:「この作品、すごい話題ですよ! 実話を基にしてるって」
ひかり:「そうなんです…」
ひかり(心の声):(私たちの物語が、本になってる…)
SNSを見る
読者A:「新作、最高! リアルな青春!」
読者B:「実話って知って、感動した!」
読者C:「主人公とヒロイン、応援したくなる!」
ひかり:「陽太くん、見て! みんな喜んでくれてる!」
陽太:「良かった…」
安堵の表情
シーン22:1年後、作業場
みんなで作業
美月:「連載1周年ですわ! おめでとうございます!」
陽太:「みんなのおかげだよ」
蓮:「今度、実写ドラマ化の話があるらしいな」
紗雪:「本当ですか!?」
星野(ビデオ通話):「先輩たち、すごすぎます! 僕も高校で頑張ってます!」
ひかり:「星野くん、元気そうで良かった」
陽太:「後輩も育ってるし、僕たちも前に進めてる」
ひかり:「みんなが幸せそうで、嬉しい」
シーン23:夜、陽太の部屋
二人きり
陽太:「水野さん」
ひかり:「なに?」
陽太:「卒業したら、結婚しよう」
ひかり:「…え?」
驚くひかり
陽太:「ずっと一緒にいたい。仕事も人生も、全部一緒に」
ひかり:「陽太くん…」
涙が溢れる
ひかり:「…うん。私も、ずっと一緒にいたい」
陽太:「ありがとう」
抱きしめ合う二人
ひかり(心の声):(これからも、ずっと…この人と)
シーン24:数年後のエピローグ
ナレーション:それから数年。
大学卒業式
ひかり:「卒業したね」
陽太:「うん。次は結婚式だ」
笑顔を交わす
結婚式
美月:「おめでとう、お二人とも!」
蓮:「幸せになれよ」
紗雪:「先生、末永くお幸せに!」
星野:「先輩たち、本当におめでとうございます!」
数年後、自宅兼作業場
子供の声:「ママー、パパー!」
ひかり:「はーい」
陽太:「今日も原稿、頑張ろう」
ひかり:「うん!」
二人で作業する姿
シーン25:最後のシーン
作業机の上、完成した原稿
陽太:「『放課後のペンネーム』最終回、完成」
ひかり:「お疲れ様」
陽太:「水野さん…いや、水野ひかりさん…いや、桜井ひかり」
ひかり:「なに?」
陽太:「ありがとう。あの日、消しゴムを拾ってくれて」
ひかり:「こちらこそ。あの日、陽太くんに出会えて」
キスをする二人
ひかり(ナレーション):放課後の作業部屋で始まった私たちの物語。
それは今も続いている。
ペンを持つ手と手を繋ぐ手。
二つの手で、これからも紡いでいく。
私たちの、終わらない物語を。
窓から見える桜の木
THE END
エンドロール
思い出の写真が流れる
∙高校時代の作業部屋
∙文化祭の上映会
∙アニメ放送の日
∙卒業式
∙大学のキャンパス
∙結婚式
∙家族写真
エンディングテーマ:♪君がいる場所〜♪
最後のメッセージ
画面:「この物語は、夢を追いかけるすべての人へ。
そして、その夢を支えてくれる仲間たちへ。」
「『放課後のペンネーム』
ご視聴ありがとうございました」
スタッフロール後
おまけシーン
作業場、10年後
星野(大人):「桜井先生、お久しぶりです!」
陽太:「星野! 久しぶり! 今は立派な漫画家になったんだって?」
星野:「はい! 先生たちのおかげです!」
ひかり:「星野くんの漫画、読んでるよ。面白い!」
星野:「光栄です! これも、先輩たちが示してくれた道があったから」
子供たち:「星野おじちゃーん!」
星野:「おお! 大きくなったね!」
温かい雰囲気
陽太(心の声):繋がっていく、物語。
これからも、ずっと。
完
制作陣からのメッセージ:
「『放課後のペンネーム』を最後まで見ていただき、ありがとうございました。
この作品は、夢を追いかける勇気、仲間の大切さ、そして恋の甘酸っぱさを描きました。
陽太とひかり、そして彼らを取り巻く仲間たちの物語が、皆様の心に残れば幸いです。
夢を諦めないでください。
あなたの隣にも、きっと支えてくれる人がいます。
そして、恋をしてください。
人を好きになることは、人生を豊かにします。
またいつか、どこかで。
『放課後のペンネーム』制作チーム一同」
THE END
最後まで読んで頂きありがとうございます。




