放課後ペンネーム8話
放課後ペンネーム8話です。
「放課後のペンネーム」第8話台本
「受験とラストスパート!」
シーン1:11月、教室
進路相談の張り紙が掲示されている
担任:「さあ、受験まであと数ヶ月だ。みんな、志望校は決まってるか?」
ひかり(心の声):(受験…もうそんな時期か)
陽太:「…」
陽太、真剣な表情で手元の資料を見ている
ひかり(心の声):(陽太くん、どこ受けるんだろう…)
シーン2:放課後、進路指導室前
陽太が出てくる
ひかり:「陽太くん」
陽太:「水野さん。どうしたの?」
ひかり:「あの…志望校、決めた?」
陽太:「うん。美術系の大学を考えてる」
ひかり:「美術系…」
陽太:「漫画を続けながら、もっと絵の勉強もしたくて」
ひかり:「そっか…」
陽太:「水野さんは?」
ひかり:「私も…美術系を考えてて」
陽太:「本当に?」
ひかり:「うん。陽太くんのアシスタントやってるうちに、もっと絵を学びたいって思うようになって」
陽太:「…じゃあ、一緒に頑張ろう」
優しく微笑む陽太
ひかり:「うん!」
ひかり(心の声):(同じ大学に行けたら…!)
シーン3:作業部屋
全員集合
美月:「皆さん、受験の話ですが…」
蓮:「僕は既に推薦で決まっている。体育大学だ」
全員:「え!? 体育大学!?」
蓮:「当然だ。美しい身体を科学的に追求したいからな」
ひかり(心の声):(そういう理由…)
紗雪:「私は芸術大学を目指してます。先生と同じ道を…」
星野:「僕はまだ1年なので、先輩たちの背中を見て決めます!」
美月:「私は…文学部を受験します。編集者になりたいので」
ひかり:「先輩、編集者に…?」
美月:「ええ。桜井先生の担当編集に…なんて夢ですけど」
照れながら
陽太:「それ、すごく嬉しい」
シーン4:受験と仕事の両立問題
陽太:「でも、問題がある。アニメの最終回まで、原稿が続く」
紗雪:「受験勉強と並行するのは…厳しいですね」
星野:「僕、できる限り手伝います!」
美月:「スケジュール管理、もっと徹底しましょう」
蓮:「僕も受験が終わってるから、時間はある」
ひかり:「私も…できる限り」
陽太:「みんな…でも、水野さんと紗雪は受験生だから」
ひかり:「大丈夫! 両立してみせる!」
紗雪:「私も! 先生の最後まで、お手伝いします!」
ひかり(心の声):(陽太くんのためなら…!)
シーン5:過酷なスケジュール開始
図書館、昼休み
ひかり:「英単語…数学…古文…」
必死に勉強
友人:「ひかり、最近すごい頑張ってるね」
ひかり:「美術系の大学、受けることにしたから」
友人:「へぇ! 頑張ってね!」
ひかり(心の声):(放課後は作業部屋…夜は勉強…睡眠時間が…)
シーン6:作業部屋、放課後
ひかり、疲れた顔で作業
陽太:「水野さん、無理してない?」
ひかり:「大丈夫…これくらい…」
あくびを噛み殺す
陽太:「今日は早めに上がって。勉強しないと」
ひかり:「でも、締め切りが…」
陽太:「大丈夫。残りは僕たちでやるから」
星野:「はい! 僕、徹夜できます!」
蓮:「僕も時間はある」
ひかり:「でも…」
陽太:「水野さんの将来が一番大事だから。お願い」
真剣な表情
ひかり:「…分かった。ありがとう」
ひかり(心の声):(陽太くん…優しすぎる)
シーン7:紗雪も限界に
数日後
紗雪:「先生、この背景…」
手が震えている
陽太:「藤宮、顔色悪いよ」
紗雪:「大丈夫…です…」
ふらつく紗雪
美月:「藤宮さん!」
支える美月
陽太:「今日は休んで。無理させすぎた…」
紗雪:「でも…先生の…」
陽太:「君が倒れたら、意味がない。健康が一番大事だから」
紗雪:「…すみません」
ひかり(心の声):(藤宮さんも、限界だったんだ…)
シーン8:陽太の葛藤
作業部屋、深夜
陽太:「みんなに負担をかけてる…」
一人、原稿に向かう
陽太(心の声):(水野さんも、紗雪も…受験生なのに。僕のために…)
スマホに編集長からメール
編集長:「桜姫先生、無理なさらないでください。延期も可能ですので」
陽太:「でも…読者が待ってくれてる」
コメント欄を見る
読者A:「毎週楽しみにしてます!」
読者B:「続き早く読みたい!」
陽太:「…やるしかない」
シーン9:蓮の意外な活躍
翌日
蓮:「陽太、これでどうだ」
背景の下書きを見せる
陽太:「蓮…これ、すごく上手い」
蓮:「当然だ。見て学んでいたからな」
星野:「天道先輩、才能ありますね!」
蓮:「美しさだけでなく、技術も磨いていたのだ」
ひかり(心の声):(この人、実は努力家だったんだ…)
美月:「これで少しは負担が減りますわね」
陽太:「蓮、ありがとう」
蓮:「礼には及ばん。親友だからな」
照れながら
シーン10:12月、模試の結果
教室
ひかり:「うぅ…数学、また下がった…」
紗雪:「私も英語が…」
友人:「二人とも、大丈夫?」
ひかり:「大丈夫…頑張るしかない」
ひかり(心の声):(でも、正直不安…)
陽太が近づく
陽太:「水野さん、今日は作業なし。一緒に勉強しよう」
ひかり:「え?」
陽太:「僕も受験生だし。一緒の方が捗るかなって」
ひかり:「…うん!」
ひかり(心の声):(陽太くんと一緒なら、頑張れる!)
シーン11:図書館で勉強
陽太とひかり、向かい合って勉強
陽太:「この数学、こう解くといいよ」
丁寧に教える
ひかり:「わぁ…陽太くん、分かりやすい」
陽太:「漫画のコマ割りみたいに、順序立てて考えればいい」
ひかり:「なるほど…!」
納得するひかり
ひかり(心の声):(陽太くんの説明、いつも分かりやすい)
陽太:「水野さんは英語、教えてくれる?」
ひかり:「私でいいの?」
陽太:「水野さんの英語、得意だったはず」
ひかり:「うん、じゃあ…」
二人、お互いに教え合う
シーン12:紗雪との勉強会
別の日、美術室
紗雪:「水野さん、デッサンの練習しませんか?」
ひかり:「うん! 実技試験もあるもんね」
紗雪:「お互い、切磋琢磨しましょう」
二人、真剣にデッサン
ひかり:「藤宮さん、やっぱり上手い…」
紗雪:「水野さんの絵、温かみがあって素敵です」
ひかり:「ありがとう…」
紗雪:「私たち、きっと合格できますよ」
ひかり:「うん…一緒に頑張ろう!」
ひかり(心の声):(藤宮さんとも、良いライバル関係になれた)
シーン13:年末、ラストスパート
作業部屋
美月:「大晦日までに、あと3話分…!」
陽太:「間に合わせる」
星野:「僕も全力で!」
蓮:「僕も手伝おう」
陽太:「でも、みんな…年末年始は…」
全員:「気にしない!」
美月:「これが最後のスパート! みんなで乗り切りましょう!」
ひかり:「私も、できる限り!」
陽太:「…ありがとう、みんな」
シーン14:年越し作業
大晦日の夜
星野:「あと30分で年が明けますね」
蓮:「作業しながらの年越しか」
美月:「でも、これも良い思い出ですわ」
紗雪:「みんなと一緒だから」
ひかり:「そうだね」
時計が12時を指す
全員:「あけましておめでとう!」
陽太:「今年も、よろしくね」
ひかりの手を握る
ひかり:「こちらこそ!」
美月:「あら〜♪」
全員:(笑い声)
シーン15:1月、センター試験前
教室、緊張した雰囲気
ひかり:「いよいよ明日…」
紗雪:「緊張しますね」
陽太:「二人とも、今までの努力、信じて」
ひかり:「うん…」
陽太:「水野さん、これ」
小さなお守りを渡す
ひかり:「これ…」
陽太:「僕が描いたキャラクター。応援してるよ」
ひかり:「…ありがとう!」
ひかり(心の声):(絶対、頑張る!)
シーン16:センター試験当日
試験会場
ひかり(心の声):(落ち着いて…今までやってきたことを信じて)
お守りを握りしめる
ひかり(心の声):(陽太くんが応援してくれてる。みんなも。大丈夫…!)
試験開始
シーン17:試験後
校門前
ひかり:「終わった…!」
紗雪:「お疲れ様です!」
陽太:「どうだった?」
迎えに来ている陽太
ひかり:「陽太くん…!」
陽太:「待ってたよ。頑張ったね」
ひかり:「うん…できる限りはやった」
陽太:「十分だよ。水野さんなら大丈夫」
優しく微笑む
ひかり(心の声):(陽太くんが待っててくれた…)
シーン18:2月、個別試験
美術大学の実技試験
ひかり:「デッサン試験…」
静物を前に、集中
ひかり(心の声):(陽太くんと一緒に、たくさん描いた。あの時間が、今につながってる)
丁寧に描いていく
ひかり(心の声):(楽しい…絵を描くのって、こんなに楽しかったんだ)
シーン19:試験終了後
大学の門前
陽太:「お疲れ様」
ひかり:「陽太くんも、お疲れ様」
二人とも受験を終えた
陽太:「どうだった?」
ひかり:「楽しかった。結果はどうあれ、全力出せた」
陽太:「それが一番大事だね」
ひかり:「陽太くんは?」
陽太:「うん、悔いはない」
二人、微笑み合う
ひかり:「結果、一緒に見ようね」
陽太:「もちろん」
シーン20:合格発表の日
大学の掲示板前
ひかり:「あった…! 私の番号…!」
陽太:「僕も…あった!」
二人:「合格…!」
抱き合う二人
ひかり:「やった…! 陽太くんと同じ大学…!」
陽太:「これから4年間、一緒だね」
ひかり:「うん…!」
涙を流すひかり
シーン21:作業部屋での報告
ひかり:「みんな…合格しました!」
全員:「おめでとう!」
美月:「素晴らしいですわ!」
蓮:「当然の結果だな」
紗雪:「私も…合格できました!」
星野:「先輩たち、すごい!」
陽太:「みんなのおかげだよ。支えてくれて、ありがとう」
美月:「いえ、私たちこそ…」
感動の雰囲気
シーン22:最終話原稿完成
3月
陽太:「…完成した。アニメ最終話の原稿」
全員:「おおおお!」
美月:「やりましたわ! 受験と両立して!」
星野:「先輩、本当にすごいです!」
蓮:「さすがだな、陽太」
紗雪:「先生…お疲れ様でした」
ひかり:「陽太くん…よく頑張ったね」
陽太:「みんながいたから、できた」
感謝の笑顔
シーン23:アニメ最終回放送
各自の家で視聴
ひかり:「最終回…」
画面を見つめる
TV:「君といる場所が、僕の居場所だから」
感動的なラストシーン
ひかり:「綺麗…」
涙が溢れる
ひかり(心の声):(私と陽太くんの物語と、重なる…)
エンディング
♪君がいる場所〜♪
ひかり:「最高の最終回…」
シーン24:エピローグ
ナレーション:受験という試練を乗り越えて。
新たなステージへ。
高校生活も、残りわずか。
卒業式前日、作業部屋
陽太:「この部屋で過ごした時間、忘れない」
ひかり:「私も…ここで、たくさんのことを学んだ」
美月:「素晴らしい思い出ですわ」
蓮:「次のステージでも、活躍するぞ」
紗雪:「大学でも、先生をサポートします」
星野:「僕、来年もここで頑張ります!」
陽太:「星野、この部屋、頼んだよ」
星野:「はい! 任せてください!」
ひかり(心の声):(新しい後輩に、この場所を託す…)
陽太:「でも、僕たちの物語は、まだ続く」
ひかり:「うん…大学でも、ずっと一緒」
陽太:「これからも、よろしくね」
ひかり:「こちらこそ!」
温かい笑顔を交わす一同
ナレーション:放課後の作業部屋。
始まりの場所から、未来へ。
私たちの物語は、新しいページを開く。
―第8話 終―
次回予告(最終回)
ひかり:「次回、『放課後のペンネーム』最終話『卒業、そして新たな始まり』」
美月:「ついに卒業式…!」
陽太:「そして、ある発表が…」
蓮:「まさか…」
紗雪:「先生の正体を…?」
星野:「卒業式で!?」
ひかり(心の声):(陽太くん、本当に公表するんだ…)
陽太:「これが、僕の決意」
全員:「最終回、お楽しみに!」
読んで頂きありがとうございます。




