表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/9

放課後のペンネーム6話

放課後のペンネーム6話です。

「放課後のペンネーム」第6話台本

「アニメ化会議と春の新学期!」

シーン1:4月、新学期の教室

桜が舞う春の朝

ひかり:「新学期か…もう3年生なんだ」

陽太:「早いね。去年の今頃は、まだ水野さんと話したこともなかった」

ひかり:「そうだね…懐かしい」

二人、微笑み合う

担任:「おはよう! 今日から新学期だ。そして、今年は後輩たちの面倒も見てもらうぞ」

ひかり(心の声):(後輩…か)

シーン2:1年生の教室前

新入生たちが緊張している

新入生A:「高校って、こんなに広いんだ…」

新入生B:「先輩たち、怖そう…」

一人の少年が掲示板を見ている

少年:「部活動紹介…漫画研究部…あった!」

キラキラした目

少年(心の声):(この学校、確か桜井陽太先輩がいるはず…!)

シーン3:放課後、作業部屋

美月:「さて! 今日はアニメ化の初回会議ですわ!」

ホワイトボードを準備

陽太:「編集部から資料が届いてる」

蓮:「キャスティングの候補も?」

陽太:「うん。声優さんのリストが…」

紗雪:「わぁ…有名な方ばかり!」

ひかり(心の声):(本当にアニメになるんだ…すごい)

ドアがノックされる

全員:「?」

シーン4:謎の来訪者

ドアを開けると、1年生の少年

少年:「あの、失礼します…桜井陽太先輩は…」

陽太:「僕だけど」

少年:「本当に…! やっと会えました!」

感動している少年

ひかり:「えっと…あなたは?」

少年:「僕、1年の星野(ほしの) (ひかる)です! 桜井先輩の漫画、大ファンなんです!」

全員:「えええ!?」

ひかり(心の声):(ファン!? 陽太くんの正体、知ってるの!?)

シーン5:星野の告白

星野:「実は…桜井先輩が桜姫ゆめの先生だって、知ってます!」

陽太:「…どうやって?」

星野:「僕、ずっと謎を解いてたんです。SNSの投稿時間、この学校の近くで目撃情報、それに編集部の配送先…」

ノートいっぱいの調査記録を見せる

ひかり(心の声):(探偵みたい…!)

紗雪:「すごい調査力ですね…」

星野:「お願いします! 僕もアシスタントにしてください!」

深々と頭を下げる

美月:「あら…熱意がありますわね」

蓮:「だが、陽太の作業は厳しいぞ」

星野:「覚悟してます! 僕、絵もデジタルもできます!」

タブレットでイラストを見せる

陽太:「…上手いね」

星野:「先輩の作品を見て、ずっと練習してきました!」

陽太:「水野さん、どう思う?」

ひかり:「え? 私?」

陽太:「水野さんが最初のアシスタントだから。意見を聞きたい」

ひかり:「…星野くん、本気みたいだし。いいんじゃないかな」

陽太:「分かった。星野、試用期間だけど、やってみる?」

星野:「はい! ありがとうございます!」

シーン6:星野の初仕事

陽太:「じゃあ、まずはベタ塗りから」

星野:「了解です!」

ものすごいスピードで作業する星野

ひかり(心の声):(早い…! 私より全然早い…!)

紗雪:「星野くん、経験者ですか?」

星野:「はい。中学の時、友達の同人誌を手伝ってました」

蓮:「なるほど。即戦力だな」

美月:「これは心強いですわ!」

ひかり(心の声):(私…必要なくなっちゃう…?)

陽太がひかりの様子に気づく

陽太:「水野さん、ちょっと」

シーン7:廊下で二人きり

陽太:「不安そうだね」

ひかり:「…ばれた?」

陽太:「水野さんの表情、すぐ分かるよ」

ひかり:「星野くん、すごく上手で…私、もう必要ないのかなって」

陽太:「そんなわけない」

ひかりの肩に手を置く

陽太:「水野さんは僕にとって特別。技術じゃなくて…一緒にいてほしいから」

ひかり:「陽太くん…」

陽太:「それに、水野さんのセンスは誰にも真似できない」

ひかり:「…ありがとう」

ひかり(心の声):(やっぱり、陽太くんは優しい)

シーン8:アニメ化会議

全員が揃って会議

美月:「では、キャスティングについて。王子様役は…」

蓮:「もちろん、僕が声を…」

陽太:「蓮、声優は専門の人に頼むから」

蓮:「なぜだ! 僕がモデルなのに!」

紗雪:「でも、演技経験は…」

蓮:「…ぐっ」

ひかり(心の声):(珍しく、天道くんが反論できてない)

星野:「あの、王子様役なんですけど、神谷さんとか小野さんとか…」

有名声優の名前を次々と

美月:「詳しいわね!」

星野:「はい! アニメも大好きで!」

ひかり(心の声):(この子、本当にオタクなんだ…)

シーン9:キャラクターデザインの相談

陽太:「アニメのキャラデザイン、原作通りでいいって言われてるけど…」

紗雪:「アニメーション映えする調整は必要かもしれませんね」

星野:「僕、動画研究してきました! こういう線の簡略化とか…」

スケッチを見せる

陽太:「…いいね。これ、使えそう」

星野:「本当ですか!?」

ひかり(心の声):(星野くん、本当に優秀…)

陽太:「水野さんは、ヒロインの衣装デザイン、お願いできる?」

ひかり:「え? 私が?」

陽太:「水野さんのセンス、信頼してるから」

ひかり:「…頑張る!」

ひかり(心の声):(やっぱり、私にしかできないこともある!)

シーン10:数日後、美術室

ひかり、衣装デザインに苦戦

ひかり:「うーん…これじゃない…」

何度も描き直している

星野:「水野先輩、悩んでますね」

ひかり:「あ、星野くん…」

星野:「僕も最初、なかなか上手くいかなくて。でも、桜井先輩の作品を何度も読み返したら、ヒントが見えてきました」

ひかり:「ヒント…?」

星野:「先輩の作品、細部まで愛情が込められてるんです。きっと、水野先輩なら分かるはず」

ひかり:「…ありがとう、星野くん」

星野:「それと…水野先輩が最初のアシスタントで、良かったです」

ひかり:「え?」

星野:「桜井先輩、水野先輩のこと話す時、すごく嬉しそうなんです」

ひかり:「…!」

顔を赤らめるひかり

星野:「僕も、そういう関係になりたいです。先輩たちみたいに」

ひかり(心の声):(この子…いい子だな)

シーン11:完成した衣装デザイン

作業部屋で発表

ひかり:「これ…どうかな」

繊細で温かみのあるデザイン

陽太:「…完璧だ」

美月:「素敵! まさに理想のヒロイン!」

紗雪:「色使いも計算されてますね」

星野:「さすが水野先輩!」

蓮:「うむ。僕も認める」

ひかり:「みんな、ありがとう…」

陽太:「やっぱり、水野さんにしか描けない」

ひかり(心の声):(陽太くん…!)

シーン12:アニメ会社との打ち合わせ

週末、アニメーション制作会社

プロデューサー:「桜姫先生、そしてスタッフの皆さん。お集まりいただきありがとうございます」

陽太:「こちらこそ、よろしくお願いします」

監督:「原作、何度も読ませていただきました。素晴らしい作品です」

美月:「まぁ! 光栄ですわ!」

ひかり(心の声):(先輩、なんで興奮してるの…)

監督:「この衣装デザイン、どなたが?」

陽太:「こちらのアシスタントが」

ひかりを紹介

監督:「素晴らしい! このまま使わせていただきます」

ひかり:「え、本当ですか!?」

プロデューサー:「ええ。原作の温かみを完璧に表現されてます」

ひかり(心の声):(私のデザインが…アニメに…!)

シーン13:打ち合わせ後

帰り道、みんなで歩く

美月:「やりましたわね! 順調にスタート!」

蓮:「当然の結果だ。僕たちのチームだからな」

紗雪:「これから忙しくなりますね」

星野:「僕、全力でサポートします!」

陽太:「みんな、ありがとう」

ひかりの手を握る陽太

ひかり:「…!」

ひかり(心の声):(みんなの前で…!)

美月:「あら〜♪」

星野:「あ…やっぱり付き合ってるんですね」

ひかり:「え、ええっと…」

陽太:「うん。付き合ってる」

堂々と言う陽太

全員:「おおおお!」

ひかり(心の声):(陽太くん、変わったな…前はこんなこと言えなかったのに)

シーン14:夜、ひかりの家

ひかり、部屋でペンダントを触る

ひかり(心の声):(今日は良い一日だった。私のデザインが採用されて…陽太くんも公言してくれて…)

スマホに陽太からメッセージ

陽太(メッセージ):「今日はありがとう。水野さんのおかげで、いい打ち合わせになった」

ひかり:「こちらこそ。陽太くんのおかげで、自信持てた」

陽太:「これからも、一緒に頑張ろうね」

ひかり:「うん!」

ひかり(心の声):(幸せだな…)

シーン15:翌週、作業部屋

アニメ化準備で大忙し

星野:「背景資料、揃えました!」

紗雪:「キャラクター表も完成です!」

美月:「スケジュール管理、完璧!」

蓮:「僕は…何をすれば?」

陽太:「蓮は、引き続きモデルで」

蓮:「了解した!」

ポーズを取る

ひかり(心の声):(みんな、本当に良いチーム)

シーン16:新たな課題

陽太:「実は…アニメのエンディング曲、歌詞を書いてほしいって依頼が」

美月:「歌詞!? 誰が書くんですか!?」

陽太:「みんなで考えようと思って」

星野:「僕、音楽も好きです! 協力します!」

紗雪:「テーマは何でしょう?」

陽太:「『始まりの場所』。二人が出会った場所への想い」

ひかり:「…それって」

陽太:「うん。僕たちの物語でもある」

ひかりを見る陽太

ひかり(心の声):(また、私たちのこと…嬉しい)

シーン17:歌詞制作

みんなでアイデアを出し合う

美月:「出会いの瞬間の輝き…!」

蓮:「運命の必然性…」

紗雪:「日常の中の特別さ…」

星野:「未来への希望…」

陽太:「水野さんは?」

ひかり:「私は…ただ、あなたと一緒にいられることへの感謝、かな」

静かに答えるひかり

陽太:「…それだ」

全員:「え?」

陽太:「水野さんの言葉が、一番核心をついてる」

シーン18:完成した歌詞

数日後

陽太:「完成した。みんなの想いを込めて」

歌詞を読み上げる

『君がいる場所』

出会った日から 変わり始めた

何気ない日々が 輝き出した

君と過ごす時間 特別な宝物

この場所で 君と笑えることが

何より幸せなんだ

美月:「素敵…! 泣けますわ!」

蓮:「なかなかだな」

紗雪:「先生の想いが伝わります」

星野:「これ、絶対名曲になりますよ!」

ひかり:「…私の言葉も、入ってる」

陽太:「当然。水野さんがいなかったら、この歌詞は書けなかった」

ひかり(心の声):(陽太くん…ありがとう)

シーン19:音楽スタジオ

歌手が歌詞を歌う様子を見学

歌手:「素敵な歌詞ですね。想いが伝わってきます」

陽太:「ありがとうございます」

レコーディング開始

♪君がいる場所〜♪

美しい歌声が響く

ひかり(心の声):(私たちの想いが…歌になった)

美月:「感動…!」

涙ぐむ美月

蓮:「…いい曲だ」

紗雪:「先生、おめでとうございます」

星野:「すごい…本物のレコーディングだ…」

みんな、感動している

シーン20:エピローグ

ナレーション:新しい仲間を迎えて、新しい挑戦が始まった。

アニメ化というプロジェクト。

歌詞に込めた想い。

すべてが、私たちの宝物。

夕暮れの作業部屋

陽太:「今日も一日、お疲れ様」

全員:「お疲れ様でした!」

星野:「先輩たち、これからもよろしくお願いします!」

美月:「もちろんよ!」

蓮:「我々のチーム、最強だからな」

紗雪:「みんなで頑張りましょう」

ひかり:「うん!」

陽太とひかり、視線を交わす

ひかり(心の声):(この場所で、この仲間と、陽太くんと…これからもずっと)

陽太(小声):「愛してる」

ひかり:「…私も」

ナレーション:始まりの場所から、未来へ。

私たちの物語は、まだまだ続く。

―第6話 終―

次回予告

ひかり:「次回、『放課後のペンネーム』第7話『アニメ放送開始と波乱の文化祭!』」

美月:「ついにアニメが放送開始! 学校中が大騒ぎですわ!」

星野:「桜井先輩の正体、バレそうで怖いです…」

蓮:「文化祭で上映会をするらしいな」

紗雪:「でも、マスコミが取材に…!」

ひかり(心の声):(陽太くんの秘密、守れる!?)

陽太:「覚悟は決めてる」

全員:「お楽しみに!」


読んで頂きありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ