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勇者るぜ  作者: しいたけの欲望
チンチロ編
42/46

第42話 頂上に居座るもの


これまでの、勇者るぜ!(という名の尺稼ぎコーナー)


前回の話見ろ。



ほんへ


「イカサマって、そんな事してるってなんで分かるんだ?しかも自分じゃなく、相手のサイコロで。」

「確かにイカサマは無理だ。"本来なら"」

「本来…?」

「ああ、普通の人間ならそんなズルまず無理だ。賽を全て456にするとかしないと無理だ。」

「おい待て」

「なんだ?」

「本来の意味を聞いているんだが」


ははーん。さてはバカだな?


「んでズルってなによ」

「それはだな…」

「勇者、早くやってくれよ。ワシゃ待ちくたびれたよ」

「待ちくたびれるの早いな」

「仲間の一人が破産した今、あとはお前にかかっている。犬の借金分をワシに勝って取り返さなきりゃならん」

「一ついいか?」

「なんじゃ?」

「この展開長くなると読者が飽きるから手短に話してくれ」

「読者…?」


老人はすこし考えてからこう言った。


「ええで!(煽るピエロボイス)」



---振るよ---



「じゃあ俺の一投目だ」


勇者、さいを振る!

高くから落とされた賽は、茶碗を回る!

勇者たちのこれからの存続を賭けた、一戦!そこで!



カラァン!



賽が飛ぶ!茶碗から飛ぶ!勇者が強く落としたせいか?

だが、賽は茶碗の中へ飛び込もうとしている!丸みを帯びた茶碗だったため、飛んで行った賽は、皿の上側と同じ軌道に乗るのだ!すなわち、賽が茶碗から飛び出す、『ションベン』はありえない!


ところが!




ガシャゴォォォン!




なんと、賽が急速に落下し、茶碗から落ちた!それも、普通ならまず出ない落下スピードで、地面を削り取って落ちた!


「勇者君、ちょっと君賽を落とす力強すぎだよ。もっとゆっくりめに…」


ジジイがそう言いかけたところで勇者が大きく言った。


「なら!お望み通りもっとゆっくり落としてやるよ

 もっとも、落ちるのは賽だけじゃない。」

「はぁ?」

「お前も地の底に落ちるんだ。」


何週間かかってんだろうね

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