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都度確認しておいた方がいいものもある。具体的にはステータス

 時は少し遡り――。


     ―――


 俺、サーフェ、ナリで何が起こったのかを説明して、さらに「全適応」さんから教えられた現状についても教えたマウマウ先生が、地上へと戻っていった。これで、後のことはマウマウ先生次第。……地上に戻れるだろうか? いや、マウマウ先生ならきっと上手くやる。学園長も毛生え薬の恩があるのできっと力を貸してくれるはずだ。


 なので、後はどれだけかはわからないが待つだけ。幸いというか、ここには俺、サーフェ、ナリだけではなく、レスキューフィンガーの四人も居る。安全であるし、待っている間もあっという間だろう。何しろ――。


「お、俺、レスキューフィンガーさんのことを初めて聞いた時からずっとすげえなって思っていて! それから―—」


「……(こくこくこくこく)」


 サーフェとナリがレスキューフィンガー四人を相手に、如何にレスキューフィンガーが好きかを熱く語っている。主に語っているのはサーフェで、ナリは基本頷くだけだが熱量は間違いなく同じくらいだ。それが伝わっているのか、レスキューフィンガーも嬉しそうに、照れたりしながら聞いている。あの熱量は……俺にはないな。


 なので、そこには加わらず、断りを入れてから一旦離れる。今の内にやっておこうと思うことがあったからだ。それを口にすれば納得してくれた。そう……ステータスがどうなったかを確認しておこうと思ったのである。


 なので、早速ステータスカードを取り出し、魔力を流して確認。


     ―――


 名前 アルン

 種族 人族


 HP ミノタウロス(希種)より多い

 MP 21


 STR ミノタウロス(希種)より強い

 VIT 魔蜂(異常個体)の死針でも貫けない

 INT 25

 MND 102

 AGI 魔蜂(異常個体)より速い(パやい)

 DEX 98


 スキル

 全適応:ありとあらゆるものに適応する。《――MP、INT、MND、DEXはまだ数値ですか。手頃な相手がどこかに居ない、あるいは現れて欲しいものです――》

 火炎:完全無効 / 火傷:完全無効

 自動戦闘(無意識下でのみ)

 アイテムボックス / 大工 / 隠密

 自動地図化(オートマッピング) / 投擲 / 刺突


     ―――


 ………………。

 ………………。

 なるほど。表記の仕方はあくまでこれでいくようだ。こうなってくると、寧ろ数値表記の方がおかしいのではないだろうか? と思ったり、思わなかったり………………いや、やっぱりおかしいと思う。まあ、それはもう今更というか、こういうものだと受け入れたので、個別に見ていこう。


 HPは……うん。まんま。特に追加で思うことはない。


 MPは……確かに増えている。もう少しあると思ったが、適応した後に使ったからまだ回復していないからだろう。まあ、増えたと言っても一回が数回に変わっただけだ。今のところ魔法系統は回復以外にないし、ステータス的にこれくらいでも十分だと思う。必要になれば適応すればいいだけだし。


 STRは……特に変化なし。これでも十分。


 VITは……より頑強になった、という解釈でいいのだろうか? ……いいっぽい。ただ、一つ気になるのは、あの真っ黒な巨大魔蜂の針って死針って物騒な名称なの? 確かに、あの貫通力は死んでもおかしくなかった。納得である。もう刺さらないから安心だ。


 INTは……特に変化なし。今のところ、ここが一番数値として低い。もちろん、関係はないと思うが、ここの数値が高いと賢い感じがする。……切実に適応して欲しい。


 MNDは……少し上がった? ……うん。上がった。100を超えたら一人前……嬉しい。


 AGIは……既に実証されている。表記されている通りだ。相当速く動けるようになったし、体力もVITに引っ張られて相応にあるので、移動がかなり楽になったというか、目的地まで速く行けるようになったのが非常に助かる。……でも、速いではなく、速い(パやい)? 何か違うのだろうか?


《――いえ、特に違いはありません。ただ、速いと表記するよりも、その方が速そう? と思っただけですので。言うなれば、個人的趣味です――》


 つまり、特に意味はないようだ。


 DEXは……上がってはいると思うが……惜しい。100までもう少し。努力が必要だ。


 あとは、スキルも少し確認しておこう。


 全適応:ありとあらゆるものに適応する。《――MP、INT、MND、DEXはまだ数値ですか。手頃な相手がどこかに居ない、あるいは現れて欲しいものです――》……不穏だ。いや、気持ちはわかるというか、どうせ文字表記になるのなら、全部そうしたいとか、そういうことだろう。文字表記ではないのから考えると……魔法系と器用なのか。そう簡単に「全適応」さんのお眼鏡にかなう相手が居るとは思えないが……。


《――ふふふ……――》


 ………………何かしらの候補はあるのかもしれない。


 次に「投擲」は……実際に体感した身としては、投げたものの威力と命中に補正が入る感じだろうか。もっと練習して極めれば、その効果がもっと上がるかもしれないので、あって損はないスキルだと思う。


 あと「刺突」。効果を確認すると「投擲」と似ていて、刺突攻撃の威力と命中に補正が入る――特に威力の方に強く補正が入るようだ。真っ黒な巨大魔蜂の針攻撃の貫通力は凄かったから、それが影響しているのかもしれない。


 確認はこれで終わりかな。まあ、総じてさらに強くなったのは間違いないが、速さが相当上がったことが一番嬉しく思った。

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