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知力6のグラップラー、オネエのコンジャラーと自称グラスランナー のバードファイターと元引きこもりのマギテックシューターとパーティを組む

【導入、最初の<奈落の魔域>】

ブライティア(GM) :では、僕たちは今、ドーデン地方の鉄道の国、キングスフォールから いくつかの町を経由してコルガナ地方のクルツホルムへ向かっているところです。


ウシュマ :我々は行きずりからチーム結成が望ましいな。


ブライティア(GM) :なるほど。じゃあ、この後に起こるイベントで初めてチームを組むぐらいの勢いでいいかな。クルツホルムへの列車の旅を満喫してるとですね、 急にけたたましい「キキーッ」というブレーキ音とともにですね、列車が急停止します。

ブライティア(GM)がいいます。「この列車は、こんなところで止まって何するつもりなのよッ!?」


ウシュマ :じゃあ、近くの席にいた俺が「 あー、なんだ?もう着いたんだ。」


ノワロウ:エキセントリーックッ!!(転がっていく)


ブライティア(GM) :なんなのよ、エキセントリックってあんたのことじゃないのよ!


ノワロウ :オーゥ。ソーリー。ソーリー、レディ。


ブライティア(GM):この人間、話通じるのよね?(って首を傾げる)


ジム :そういえばブライティア(GM)の見た目ってレディなの?


ブライティア(GM):装飾品が女性っぽいところを感じる中性的な服にしよう。リボンが大きかったりとか、フリルがついていたりとか。


ジム :なるほど。


ノワロウ :で、声を聞いて恐る恐る「ミスター?」と返します。


ブライティア(GM) :「あんたね、喧嘩売ってんの?」って。 もうらちがあかないわよ。と言って外に出ようとします。


ブライティア(GM) :他の面々はどうする?


ジム:私も様子を見るためにちょっと出ましょう。


ノワロウ :「ヒャッハーッ!」と言いながら飛び出します。


ウシュマ :じゃあ、みんな降りてるから。「到着したんだな。」といって俺も降りるよ。


ブライティア(GM) :するとですね、今は昼なのに、 頭上に揺らめく虹色の光の帯がありまして。で、 今まで見てた車窓とは全然違う風景が広がっているのに気がつきます。


ノワロウ:ファンタスティック!


ブライティア(GM) :セージ判定してみてください。平目でもいいから目標値10ぐらい出せたらここが魔域の中だって理解できます。


ノワロウ:ファンタスティックっていうしかないかもしれない。(失敗)


ジム :これはわかんねえや(失敗)


ウシュマ:11出した。(成功)


ブライティア(GM) :あたしは8出したから、普通にセージ持ってるんで成功。

「なんてことなのよ。ここ魔域じゃないの。」と言ってですね、 憤慨したご様子です。

ブライティア(GM)の表情はフロウライトなんで変わらないんですけれど、 レッドダイヤモンドに似た体がね、赤く点滅します(笑)


ジム :そういう、感情表現方法なのね(笑)


ブライティア(GM) :うん、そういう感情表現なんです(笑)


ウシュマ :よう、ネェちゃん。その魔域ってのはなんだ?


ブライティア(GM) :はあ、知らないの。と言ってですね、細かく説明します。


ブライティア(GM) :魔域ってのは、要はつまり、奈落の溢れた力がこの世界に及ぼす事象のことなのよ。と言って、この場を見渡してですね、 あんたみたいなおバカさんにでもわかるように説明すると、 <奈落の魔域>っていう不可思議な現象に巻き込まれて出られなくなったってことよ。


ジム :これは原則的に出られない?


ブライティア(GM) : 脱出は基本的にできないわ。奈落の中にある核となる物を破壊しない限りは出ることはできないと思ってもらって構わないわね。


ウシュマ :なるほど。


ブライティア(GM) :なのでブランティアが憤慨しているわけですよ。こんなんで旅が遅れたらどうすんのよ。違約金の2万ガメルなんて払いたくないわよ!


ウシュマ :ええい、2万ガメル程度でピーピー騒ぐな


ブライティア(GM) :何よあんたたち。尊大ね、態度が。態度がラージサイズね(笑)


ノワロウ :ユーもミーと一緒にライブやるゥ?


ブライティア(GM):コンジャラー、セージ、アルケミストだから、特にできそうなことはないわね。


ウシュマ :なんか幻惑作るやつなかったっけ。


ノワロウ :あったらマーボーローシー!ってやってYO!


ジム :ikkoさんじゃないですか(笑)


ブライティア(GM) :で、我々はそうやってぎゃーぎゃ騒いでるとですね。後方から、「 見る限り戦えそうなのは私と貴公達だけのようだ。」

と言って、薄い金色の長い髪を後ろでまとめた若く美しいティエンスの女性が槍を携えて立っています。

現れた彼女は、「私はアレクサンドラ・ペトローヴナ・ザッフカーリナ。シャルィーキン侯爵令嬢イリーチナリーチナ様に御仕えする騎士にして”壁の守人”の一人だ。近しいものはアレクサンドラと呼ぶから、そう言ってもらえればいい。 」と言います。


ウシュマ :アレクサンドラか。うん。じゃ、一応 先ほど聞いたお名前をフルネームでお答えしつつ、ちょっと貴族っぽい礼儀正しい挨拶で会釈を返しておこう。


アレクサンドラ(GM) :ほう、なるほど。そなたは貴族の出か。


ウシュマ :美しい女性だ。だが、バストが。バストが1メートルあれば求婚していたんだが。


ジム :げ、ゲス過ぎないか。ちょっと急に。


ウシュマ:失礼。バスト99センチ以下は女性的魅力を感じないので(笑)


ブライティア(GM) :アレクサンドラに対して君たちがやり取りをしていると別の人物がやってきて「 申し訳ないんですが、あなたがは冒険者の方々とお見受けするが、いかがか?」


ノワロウ:オーゥ、イエーィ。(独特なノリ)


ブライティア(GM) :独特なノリの冒険者だ。表れた人物はダメ押し気味に聞いてくるよ。「本当に冒険者で間違ってませんかな?」


ノワロウ :イエス、アイアム。(独特なノリ)


ヤルノ(GM) :「ならば、あなた方に頼みたい依頼があります。申し遅れました。私、 クルツホルムにある鉄道ギルドの鉄道整備局副局長、ヤルノ・ユリマキと申します。よろしくお願いします。」


ノワロウ :車掌サン。


ジム :イメージはもう俺、銀河鉄道999のアレなんだけど(笑)


ブライティア(GM) :ダメだぞ。人間だ(笑)


ウシュマ :鉄道職員ということでいいんだよな。


ジム :ポッポや。


ブライティア(GM):渋い外見に固定されそうだな(笑)まだ38歳だぜ。それは置いといて。


ヤルノ(GM): 「我々の乗っている列車が巻き込まれてしまった。この<奈落の魔域>をぜひ攻略して、我々を開放していただきたいのです。」


ヤルノ(GM) :「おそらく、この前方の奥に居る魔神を倒して<奈落の核>を 破壊すれば、この魔域は消滅するでしょう。8000ガメルの報酬をこちらの方では用意しています。もしお受けいただければこちらもお渡しできますが。」

と言ってきて、 前払いがわりに能力増強の指輪を任意で1人につき1個ずつもらえますよ。


ウシュマ:でも、もう腕輪装備してるんだよな。


ブライティア(GM):だったら、前金代わりとしてもらっておいてもらってもよろしいです。


ジム :はいはい、了解したよ。


ノワロウ :どれを使うかな。(悩み)


ブライティア(GM) :種類は各種様々あるので、指輪ケースじゃなくて、なんだろう、宝石箱みたいなのに各種いろんな指輪が入ってます。


と言う事で、ジムは敏捷度、ノワロウは筋力、ウシュマは器用度、ブライティア(GM)は知力をそれぞれ上昇させる指輪を選択した。


ノワロウ :(ウシュマと比べて)グラスランナーなのに。敏捷度、負けてるな。


ウシュマ :うん。そういうと「筋肉だ。」と一言。


ノワロウ :ミーはグラスランナーなのに遅いな。


ウシュマ :うん。何かをそう言い訳にしてるんだ。


ブライティア(GM):待ちなさいよ。そこの筋肉だるま。


ウシュマ :うん。飯を食い、体を鍛えろ。そうすれば全てのスピードは上がる。


ブライティア(GM):まあいいわ。もう 言うのを諦めてしまった。ブライティアは(笑)


ウシュマ :俺の知人が言っていた。あの脳みそも筋肉だ。だから筋肉を鍛えれば賢さもあがる。


ジム :怖い。何言ってんだ。


ブライティア(GM) :それはどういう理屈なのよ。


ウシュマ :筋肉というのは、1箇所の部分だけで膨れ上がるわけじゃないんで、連動していく。

つまり、体を鍛えることによって、体の至るところが健康になる。そして、健康になって、よりステージが上がる。


ブライティア(GM) :わからないから、ノワロウがマラカスを振り始めたぞ。


ノワロウ:(武器のマラカスをフリフリ)


ウシュマ :なるほど。まだお前らはついていけないんだ。うんうん。


ブライティア(GM):そう。まあ良いわ。あんたたちがどういう人となりか、なんとなくわかったわ。これから奈落の魔域に挑戦するんだろうから、私はブライティアよ。よろしく。と言って、とりあえず握手はしましょう。


ノワロウ :惚れるんじゃねえZE。


ブライティア(GM) :惚れないわよ、あんたみたいなのに。


ウシュマ :じゃあ、俺も握手をして。うん、いいから。それ、硬度9とみた。サファイアかルビーってところか。で、10がダイヤモンドだ。うん。


ノワロウ :酸化アルミニウムレベルか。


ブライティア(GM) :残念なことね(実はレッドダイアモンドと言う設定)


ウシュマ :さっきからちょっと目立たなかったからよろしくな。ジミー。


ジム:ついていく。


ブライティア(GM) :なるほど。わかったわ。あんた、まともそうね。これからよろしく頼むわ。


ノワロウ :まともと言われてしまった。


ブライティア(GM) :違うわよ。あんたじゃないわ!(笑)


ジム:いや、多分このメンバーでみんなまともじゃないから大丈夫よ(笑)


ブライティア(GM):だいぶこういうのが集まった(笑)


ブライティア(GM):はい。じゃあですね。前金代わりの指輪を手に入れてもらった時点でクエスト依頼を受けてもらったということで。


ブライティア(GM):さっき言ってたアレクサンドラさんもパーティーには参加しますが、 アレクサンドラさんはデータとしてはフェローのデータ扱いです。hpとかは存在しません。


ジム :強いのかい、この人は?


ブライティア(GM) :強いといえば強いね。


ブライティア(GM) :あのね、パーティーの平均レベルで能力が変動するから 確定した強さは持ってないんだけど、それなりに強い。主に槍で攻撃するか、 キュアウーンズの拡大・数をかませた回復で複数同時回復をしてくれるかが主な能力かな。


ウシュマ :なるほど。


ジム :で。ちなみに行動とかってやっぱり出目で決まる?


ブライティア(GM) :出目で決まる。フェローなんで。


ジム:なるほどね。うん。どっちかってとクリフトかもしれないよ、この子。


ブライティア(GM) :そしたら奈落の魔域に挑戦するということでよろしいかな。


ジム :よし、いいよ。

リプレイ小説と違って、文章を書き起こして編集して、と工程が多いのでリプレイ小説ほどの更新速度は出ませんね。

それでも、(笑)を入れてると「ああ、リプレイ書いてる」という感じがします(笑)

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