表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/12

知力6の大天才グラップラーの元に、オネエとグラスランナー (ナイトメア)と引きこもりのマギテックシューターが集う

【キャラクター準備】


 今回のリプレイでは事前にキャラクターを作ってもらってきています。


 今回の参加プレイヤーは4人。それぞれを軽くご紹介。


めーた ブライティア担当、兼GM担当。直近でヴァイスシティをプレイしていた。その時もGM兼業でライダー、フェンサーをやっていた。本リプレイの執筆者。同時進行で同じくデモンズライン を小説にした「プリーストもフェアリーテイマーもファイターもいない旅ってどうでしょう 」も書いてますので、よろしかったら是非とも。


頑鉄 ウシュマ担当。直近でヴァイスシティをプレイしていた。その時は後衛でソーサラー、コンジャラー、フェアリーテイマーの魔術師をしていた。コミカル、シリアスの両方のロールプレイのバランスが良い人。


ナック ジム担当。直近でヴァイスシティをプレイしていた。その時は神官戦士をしていた。口数は少なめだが、細かいところに気がつく。


キュルさん ノワロウ担当。常に既存の枠に囚われない新鮮なキャラクターを繰り出してくる秘密兵器。拙作の「プリーストもフェアリーテイマーもファイターもいない旅ってどうでしょう 」のスージー担当プレイヤーでもある。



【キャラクター紹介の前に】

ブライティア(GM) :まずキャラクターの紹介をする前に。今回コルガナ地方に来た理由を 決めてほしいんですよ。


ブライティア(GM) :今から6つ言うんで。そのうちのどれがいいかをちょっと決めてほしい。

本当はランダムにダイス振ってもいいんだけど、ダイスだと被る可能性もあるから。


ジム :じゃあ、自分の好きなやつで選んでいいわけね。


ブライティア(GM) :その通り。では1つ目。エルヤビビというこの地方の温泉町の出身。この地方では奈落の大崩落っていうのが始まってて。この地域一帯に魔域という異常現象が頻発して起こってるんですよ。そういう異常事態なので、家族や友人たちの身を案じて故郷に帰ろうとしているという「帰郷」という目的の人。


ジム :はい


ブライティア(GM) :2番目は「依頼」。鉄道ギルドから依頼を受けて、 沿線地域の安全確保のために、沿線に発生している<奈落の魔域>っていうのを消滅させようとしている という依頼されて、こちらの方に来たという人。


ブライティア(GM) :続いて3番目「傭兵」。魔神への反抗作戦を計画している北方の町オクスシルダの冒険者ギルドに雇われて、 経過日数が71日から77日までの間にオクスシルダに到着して、魔神選滅作戦に参加しなければならない っていう人。 


ブライティア(GM) :次、4番目は「人探し」。ヴィルマ・リオッサっていう人間の15歳の女の子を探している人。

ちなみに、このヴィルマとの関係性は個人で自由に、家族でも恋人でも主従でもなんでも設定してくれてよし。


ブライティア(GM) :次、5番目が「仇打ち」。

家族や恋人、故郷などを「暗き底の主」と呼ばれるテラービーストによって失った。以来、「暗き底の主」と呼ばれるテラビーストを討伐すべく探し続けている。


ブライティア(GM) :で、6番目。最後は古の壁の守人を研究して書物を執筆するために、 魔神の襲撃で貴重な資料が失われる前にそれらを回収しなければならないとしてきた「研究者」。

以上6つです。


ブライティア(GM) :なんかピンと来るものがあった人、早い者勝ちじゃないけれど、言ってみてください。


ノワロウ :私、人探しはしたくない。(ノワロウのプレイヤーは別のセッションで人探しのクエストを受けたことがある)


ジム :ちなみにこれさ、1つ聞きたいんだけど、このオクスシルダに70何日目かまでに到着しろって言われたよね。

で、それはさ、到着できなかった場合、なんかペナルティーみたいなことあんの。


ブライティア(GM) :ペナルティはね。支度金として1万ガメルをさらに所持金にもらえるんだけど、 違約金として2万ガメル支払わなくちゃいけなくなる。


ウシュマ :全額返せとかじゃないんだ。違約金で2万ガメル


ブライティア(GM) :そう。2倍返し。


ジム :まじかよ。えー。でもな、今回の俺の設定だから、オクシルダに傭兵としていくのと。うん、女の子、人探しで探すのと。あとなんだっけ。温泉町に帰る。うん。依頼っていうのはなんだっけ。


ブライティア(GM) :鉄道ギルドから依頼を受けて、魔域を消滅させる。


ジム :人探しか、研究かになるか。どれもなんか俺の設定に合わせると研究かな。研究でもいいよな。研究の詳細ってどんなん?


ブライティア(GM) :はいはい、研究の詳細はね、この地方にこういう度々起こる魔神の襲来が起こった時に 現れた英雄たちってのがいたんですよ。その壁の守人っていう人たちの遺品を12個以上入手することが目的になります。


ジム :それでもいいな。どっちがいいかな。キャラ作成時に決めた目指すべき場所があるっていう設定と当てはめるんだったらそれになるんだけど。別にこのクエストで当てはめなくてもいいんだよな。


ブライティア(GM) :まあね。


ジム :ちなみに頑鉄さんはどれなの?


ウシュマ :うん。どうしようかな。帰郷か。人探しにしようかなと思ってる。


ブライティア(GM) :キュルさんはどうする?


ノワロウ :帰郷とはなってるけど、エルヤビビに行くのにちょっと目的を変えさせてほしいかなと。


ブライティア(GM) :うん、そこは別にいいよ。


ノワロウ :エルヤビビの温泉街でライブツアーをしたい(笑)


ブライティア(GM):なるほど(笑)


ジム :純烈的な(笑)


ノワロウ :というのはどうかなと。


ジム :ちなみにめーたはどれがいい?


ブライティア(GM) :俺のキャラクターは割と、平和に貢献できるような理由だったらなんでもよかったから。傭兵か。依頼かな。


ジム :ああ、傭兵か。じゃあ俺、研究にするわ。その英雄の遺品を集めればいいんだね。


ウシュマ :じゃあ俺は人探しにしようかな。


ブライティア(GM) :傭兵か、依頼だったら依頼の方がまだ平和的なイメージぽいから、依頼にするかな。


ウシュマ :でも、なんかブライティア(GM)の(事前設定)だと、絶対に傭兵だと思ったけど。眠っちまったティエンスの相方のために魔神ぶっ殺してやるっていう。


ブライティア(GM) :確かにね。(眠りについたパートナーのティエンスの為に魔神討伐を志した設定)


ウシュマ :だから、そのノリで傭兵に行くのかとばっかり。


ブライティア(GM) :じゃあ、傭兵でいっか。いやー、お金もらって約束の期日に間に合わなかったら嫌だなーと思っただけだった(笑)


ウシュマ :そこはチーム一丸となって間に合わせるよ。うん。


ジム :今まさに俺がなんかちょっと嫌だなって思ったところ、俺とかぶってた。マジで、そう(笑)


ブライティア(GM) :そこは大人としての感覚というかね(笑)


****


ブライティア(GM) :じゃあ今回の冒険におけるキャラクターの大まかな目的も決まったところで自己紹介をしますか。じゃあ1つよろしく頼みますよ。


ウシュマ :はいよ。キャラクター名は。ウシュマ・コンデコマ。

太陽の種族、ソレイユの30歳、男。元々は貴族の決闘代理人ってやつをやっていて、無敵を誇ってたんだが、ふと町中で見た とある「翼の勇者の冒険談」というのに心を踊らせまして。俺も冒険者になろうと思って。仕事をぶん投げてコルガナ地方に来た。正直な話、グラップラーとしてはまだまだだが、 自分の腕を磨くために武者修行中という感じかな。

グラップラーが6、スカウトが5。エンハンサーが1。武器を使うのは性に合わないので、完璧に投げ特化型。

挿絵(By みてみん)

ブライティア(GM) :投げっプラーね。


ウシュマ :つっても、脚にシンプレートって蹴りの補助具はつけてるから、たまに蹴る。戦闘特技は。武器習熟A/格闘、投げ強化、インファイト。


ブライティア(GM) :なるほどね。踏み付けを取らなかったんだ。


ウシュマ :踏みつけはちょっと後に回した。とりあえずは回避型ではあるんだけど、意外とインファイトで回避削っちゃったりもするんで。そん時はそん時でって感じ。あと、エンハンサーはキャッツアイ取ろうかなと思ったんだけど、ガゼルフットに変えたわ。インファイトで命中+2がつくからな。回避下がるのを少しでも相殺させた。


ブライティア(GM) :了解でございます。じゃあ、次の方どうぞ。


ノワロウ :キャラクター名はノワロウです。

本当はノワールだったんだけど、育ての親にノワロウ、ノワロウと呼ばれるうちにノワロウになりました。種族はナイトメア(シャドウ)で、 年齢は22の男性になります。

実のシャドウの父に 家に置き去りにされて旅に出られてしまったところを旅のグラスランナー夫婦(不法侵入)に発見され、彼らの子供として育てられました。成人するまでともに暮らしていて、フグ刺しが思い出の味です。

「ともにビッグになったらまた会おう」と言われ、育ての両親と別れた後、世間の常識を何1つ教えてもらっていないことに気づき、冒険者となりました。自称グラスランナーです。

挿絵(By みてみん)

ジム:うん。え。すげえファンキーだな(笑)


ノワロウ:で、技能はファイターがレベル5で、バードがレベル5で、スカウトがレベル3。戦闘特技に特殊楽器習熟、終律増強、楽素転換を持ってます。呪歌がアーリーバード、モラル、レジスタンス。終律が2つあって、<秋の実り>と<獣の咆哮>です。歌いません。


(!? 疑問符が頭に浮かび、ざわめく一同)


ノワロウ :武器が、パラスマラカっていう特殊楽器で、防具にシンバルシールドを持ってるので、 殴ったり回避したりして楽素溜めます。


ウシュマ:なるほど。


ノワロウ :なお、アフロのカツラ被ってます。


ブライティア(GM) :あ、ヅラにしたんだ。地毛じゃなくて、


ノワロウ :ちょっと地毛じゃ足りなかった(笑)ということで、カツラをかぶって角を隠してるので グラスランナーだと思われていると信じています。


ウシュマ:でも、意外と面白いね。ナイトメアってぶっちゃけ1番身元が割れないような。


ブライティア(GM) :そうね、角さえ隠せればね。


ウシュマ :いや、シャドウのナイトメアでもグラスランナーって言うとさ。実際に違和感を覚えるまでは、多分そうなんだって通されると思う。


ブライティア(GM) :まじか。いや、グラスランナーはさすがにねえだろ。20歳を超えた男だぞ?


ウシュマ:え。いや、でも正直な話。ほら、ナイトメアの説明欄を読むとさ。あの姿で生まれてくる。ということは、ある程度、種族特性が全てナイトメアで上塗りされちゃうわけだからさ。うん。


ブライティア(GM) :(何かに気付き)いや、ちげえよ?グラスランナーからナイトメアは生まれねえってことだよ?(笑)


ウシュマ :あれ、そうだっけ?(笑)


ブライティア(GM):そうだよ。でなかったら、ナイトメア(グラスランナー)がいるはずだからな?(笑)


ジム :そっか。人間、エルフ、ドワーフから生まれてくるって書いてあるね。


ブライティア(GM):付け加えると、リルドラケン、シャドウ、ソレイユだな。


ウシュマ :そこまでは知らんかった。


ブライティア(GM) :なるほど、中の人のセージ判定ミスか(笑)


ブライティア(GM) :あ、待って。俺、今聞きたいことが唐突に増えたんだけど。ウシュマの知力っていくつだ?


ウシュマ :うん。よくぞ聞いた。聞いて驚け。俺の知力は「6」だ!


ブライティア(GM) :「6」あったか!(驚愕)


ウシュマ :いや、すごいぞ。少なくともソレイユとしては。俺、かなり天才的。(グラップラーの生まれで知力6は最大値)


ブライティア(GM) :天才だな。確かに。


ブライティア(GM) :じゃあ僕の番ね。名前がブライティア(GM)、種族がフロウライトの「オネエ」だ(笑)


ジム :ちなみにフロウライトってどういう種族です?


ブライティア(GM):あのね、魔昌石で出来た体を持っているコブラのクリスタルボーイみたいなやつ。

パッと見は中性的な体つきをしてる、だからそんなにマッチョでもないね。

ティエンスっていう種族に対してなんか偏愛的なものを持っていたんだけれど、その中の1人のアモルっていう個体に恋をして、パートナーとしてしばらく暮らしてたんだけれど。ある日魔神を倒しにいくって息巻いているアモルと大喧嘩をして、パートナーが眠りについてしまったんですよ。「お前、もう頭冷やせ。俺は50年眠る」って言われて。


ウシュマ :ほう。


ブライティア(GM) :で、50年の眠りの間にこちらは10年ぐらい引きこもって、ある日唐突に「あ、そうだ。魔神を殲滅して、平和にすれば起きた時に アモルは何もする必要がない」っていう風に考えて。世の中の魔神を消滅する、もしくは奈落の魔域を滅ぼしたいと思って平和への旅に出たという設定にしております。

挿絵(By みてみん)

ノワロウ :人格的には平和じゃないよね。


ブライティア(GM) :過激なオネエ(笑)できることは、コンジャラーのレベルが6、セージが4レベル、アルケミストが3レベル。で、アルケミストの賦術はヒール、スプレー、ボーパルウェポン、バークメイルを選択。回復、火力増強、防御力増強の3つ。コンジャラーと合わせて自由自在な支援魔法をかけていくっていう感じかな。


ウシュマ :うん。心強いね。


ブライティア(GM) :コンジャラーのファイアウェポンとヴォーパルウェポンで攻撃力+4とか出来るね。呼びにくかったらティアでもよくってよ。


ジム :ティアね。オッケー。


ノワロウ :名前って呼ばないかもしんないな。「ヘイ、レディ。」


ジム :このパーティってそっちのノリなの。もしかして(コミカルなノリ)


ブライティア(GM) :うん。多分ね。そっちのノリになりそうな気がしてるんだよな(コミカルなノリ)


ジム :ちなみに聞きたいんだけど、ルーンフォークってさ。うん。なんかこう、感情が希薄とかいう設定はない?


ブライティア(GM):そういうのは特にないね。リプレイのキャラクターなんかは感情表現は豊かだったりするよ。


ジム :うん、わかった。それじゃあ、名前はジムね。由来はガンダムから。

挿絵(By みてみん)

ブライティア(GM):やはりね。ちなみに余談だけど、高レベルになるとビームレーザー撃てるよ。


ジム :え。マジで?マジで?それは、シューターだからってこと?


ブライティア(GM) :いや、マギテックのレベルが上がるとレーザーバレットっていうのを使える。


ジム :じゃあ僕、そしたらジムクロスって名前に変えよう(笑)


ジム :でね、こいつはね、廃棄されたところを育ての親に拾われて、その後しばらく引きこもってたんだけども、長々と引きこもっていたところね。いい加減育ての親に見捨てられたんでね。


ブライティア(GM) :なるほど、そっちは見捨てられてしまったのか。


ジム :それで冒険者になったという経緯で行こうと思います。で、ですね。技能はマギテックのレベルが6、シューターはレベル5。でね、戦闘技能はターゲッティングと魔法収束と魔法制御。これはもうマギテックシューターに必要な3つ取らせていただきました。


ジム :拾われてその後しばらく引きこもってて、追い出されるほど引きこもって、年齢は10歳かな。見た目は、普通の成人男性ぐらいだと思っていただければ。


ブライティア(GM) :オッケー。了解です。


ブライティア(GM) :あと、なんかキャラ設定とかで言い残したことはないかな。大丈夫かな。


ノワロウ:なんて呼ばれたいかを聞きたい。皆さんに。


ジム :僕はもう単純にジムで。


ノワロウ :いやいや。あえて名前で呼ばない場合。「ミスター」とか。


ジム :そういうことね。


ウシュマ :ん。俺、「おっさん」でいいや。


ブライティア(GM) :「兄貴」じゃなくていいの?(笑)


ウシュマ :うんうん、おっさんでいいよ(笑)


ノワロウ :よし、「ダンディ」と呼ぶか。


ジム :そう、そっちなんだ。ブライティアが「レディ」だから。俺は「ガンマン」で。


ノワロウ :ダンディ。レディー、ガンマン。


ブライティア(GM) :なんか、一気にコードネームっぽくなったな(笑)


ジム :もうみんなでコードネームで呼び合う(笑)


ブライティア(GM) :みんな下手すると、コードネームで呼び合うぞ(笑)


ウシュマ :なんかあのノリが急に特攻野郎となった(笑)


ブライティア(GM) :確かにAチームっぽくなってきたな(笑)


ノワロウ :どうしよう。みんながアフロの人のノリに合わせてくれてる(笑)


ウシュマ :大丈夫、僕らもそういうのバンバン拾ってくから。むしろ口にした言葉は 撤回させねえからな。みたいな(笑)


ちゃんとしたリプレイが書きたくて。デモンズライン のプレイをリプレイに書き起こしてみました。

拙作のリプレイ小説「プリーストもフェアリーテイマーもファイターもいない旅ってどうでしょう 」とどのくらい温度差があるかを楽しんでもらえればと思います(笑)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ