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1週間後 中編



~1週間前、新人勧誘合戦のあと~



「ようこそ雪燕へ、まずは自己紹介といこう。とは言っても俺はさっき名乗ったから、四人でどうぞ」


 一波乱あった勧誘の時間も終わり、大食堂はひとまずの平穏を取り戻していた。朝食も見物も済んだ義勇兵は仕事へ、まだ用事がある者はその場に残っている。新人二人を迎え入れた雪燕のメンバーもその場に残り、互いにもう一度名乗り合うことになった。


「アタイは『カレン・マクダネル』、どうか今後とも御贔屓に」

「『ギルバート・オコナー』だ。さっきは見事な動きだった、よろしくな2人とも」


 小柄で金髪ロングの若い女義勇兵と、長身で赤髪の中年義勇兵。全くもって対照的な二人と、そんな二人を纏める栗毛の飄々とした青年。改めて見ると、なかなかに個性が強そうな面子である。とは言え、それを言うならこのアリシアとクロノも似たようなもの。


「アリシア・トンプソンです、これからお世話になります」

「クロノ・ローランドと言います。期待に応えられるよう、頑張ります」

「ハイよろしくー、では早速だが本題に入ろう」


 既に互いに面識があるからか、挨拶もそこそこに話を切り出すロイ。その雑っぷりに思わずギルバートとクロノが『おいおいマジか』と物言いたげな視線をロイに向けたが、肝心の彼はどこ吹く風と言わんばかりに話を続けた。


「お前らの腕は良く分かったが、それだけで生き残れるほど未踏領域は甘くない。少なくとも、今のお前らが持ってる装備と知識だけじゃ確実に無理だ、三日以内に死ぬ」

「ですよね」


 今のアリシアとクロノが持っている装備は、義勇兵団が全ての新人達に無償で提供している支給品である。銃も隊服も安全領域で活動する分には充分な性能を持っており、しっかり使いこなせば魔物さえ倒すことができる。

 しかし、所詮は金のない新人に渡される初期装備。自然豊かな反面、厳しい寒さと猛吹雪に晒され、より大型で凶暴な魔物達が闊歩する危険領域や、更にその上を行く未踏領域で活動するには非常に心もとない。時に魔境と揶揄されるフロリア地方、その大自然の脅威に立ち向かう為には、ルーン魔術で強化された質の良い武器や魔道具の力が必要だ。


「と言う訳で、当面はお前らの装備を整えること、これを一先ずの目標とする」


 ロイのその言葉に合わせるように、カレンが食堂のテーブルに何枚もの紙をばら撒いて広げた。アリシアが覗き込むと、それらは全て仕事の依頼書だった。


「これは?」

「アタイ厳選のお得な依頼。必要物資移動手段その他諸々の経費は控えめ、報酬は高めな奴が選り取りみどり~ってね」

「俺達は元々、依頼とかで荒稼ぎして、それを軍資金にして探索行って、帰ったらまた依頼で金貯めて…の繰り返しが基本なんだよ。そしてな…」


 未踏領域の探索は出費が激しく、基本的に報酬が無い。主な財源である商人達が、危険領域の開拓事業に夢中、あるいは手一杯であることに加え、まだ何があって何が居るのかすら分かっていない未踏領域に現段階で投資しようとする者も、まともな依頼を出そうとする者も殆ど居ないのだ。その為、義勇兵団も未踏領域の攻略には消極的であり、当分先になるであろう『来るべき時』に備えて下見ぐらい出来れば御の字…程度にしか考えておらず、現在は諸々の説明と忠告を受けた上での有志による自由参加となっている。

 何かしら有益な情報や、拾い物を持ち帰れば特別手当てが出たりもするが、そんなのは極々稀のことであり、加えて一流の義勇兵が一流の装備と道具を準備する…つまり盛大に出費するのだ、それと比べたら雀の涙も良いところである。

 だから未踏領域の探索をやればやるほど、出費が重なって赤字に一直線になるため、未踏領域の探索活動を継続するには出費を補うだけの稼ぎが必要になる。そしてそれは、探索狂いの変人小隊も例外では無い。


「丁度この前、探索を一区切りして休息と資金調達の為に戻ってきたところでな、今の俺達、当面の生活費ぐらいしか金残ってないんだわ。こっちから勧誘しといてなんだが、本当に申し訳無い…」





「はやまったんじゃね?」

「雪燕に入ると決めた時から、こうなるのは全て承知の上よ」


 と言う訳でこの一週間、アリシアとクロノは資金集めの為にひたすら依頼をこなし、ひたすら稼いでいた。

 今回はⅮランクの依頼なので二人だけで来たが、先日まではロイ達同伴のもと、ある時は木こりに混ざって樹木を切り倒し、またある時は危険領域で魔物を討ち倒し、運の良い時はカツアゲを試みてきた先輩を返り討ちにして慰謝料代わりに財布を頂き、気付いたらいつの間にかCランク義勇兵の平均収入の数倍は稼いでいた。だが、それでもロイ達が提示した目標金額には届いておらず、未踏領域の探索に参加するのは当分先の話になりそうである。

 他の義勇兵ならとっくに長期休暇を取って豪遊するか、そのまま過労でぶっ倒れるかの勢いで稼いでも、その殆どを探索活動に投資するせいで手元に金が殆ど残らないのが常。こう言うところも、雪燕が変人小隊と呼ばれる所以なのだろう。


「それに、ちゃんと誠意は見せて貰ったわ」


 アリシアのその言葉に合わせるようにして、隣に座っていたクロノがいそいそと自分の背嚢を抱え、何故かベンの前に差し出してきた。


「その背嚢がどうした?」


 これ見よがしに差し出された背嚢を覗き込むベンと、その背嚢の底をトンと叩いたクロノ。すると、その拍子に背嚢の口が開き、中からニュルりと…


 明らかに背嚢より大きな、クロガーの巨体が飛び出てきた。


「ななななななん、なん、なんだそりゃあ!?」


 突然のことに思わずその場でひっくり返ったベンは、動揺して震える指をその場でビタンビタンと跳ねるクロガーの巨体に向け叫んだ。

 手品師もびっくりな光景にリックとエリーゼもベンと同様に腰を抜かしかけていたが、リックの方はある事に思い至ったのか、手をポンと叩いて納得の表情を浮かべた。


「ひょっとして、魔導具?」

「そうよ、先輩方から入隊祝いとして貰ったの」

「しかも俺とアリシアに一個ずつな」


 産業革命と合わせ、このエルフィーネ王国に普及したルーン魔法。従来の魔法に比べ習得が非常に困難だが、使いこなせるようになれば僅かな魔力で強大な魔法を使役することが可能になり、術者がルーン魔法を刻んだ武器や道具は半永久的に効力が付与され続け、手にした者の魔力保有量に関係なく、その武器や道具に施された力を使うことが可能となる。その為ルーン魔法の使い手は重宝され、特に国家資格を持つ者は職人として、貴族並の待遇を受けることが出来るとさえ言われている。

 そのルーン魔法が施され、特別な力や効果を持った道具を『魔導具』と呼ぶ。そして、今しがたクロガーを吐き出したアリシア達の背嚢も魔導具である。彼女達の背嚢はルーン魔法により、容量が小さな倉庫並に増えており、尚且つ幾ら物を入れても重さが変わらないようになっている。しかも入れた物を中から取り出す際は、取り出したい物を頭の中で念じればすぐに出せると言う優れものだ。

 当然ながら、リック達が持っている支給品の背嚢とは比べ物にならない一級品である。並のCランク義勇兵の稼ぎでは到底手の届かない代物だが、そんなものを新入り2人にポンと渡してくる辺り、彼らもアリシア達の実力に期待と信用をしているのだろう。


「そう言えばクロガーの捕獲依頼、捕まえないといけないの1匹だけじゃないんだっけ?」

「依頼では最低5匹、多く獲ってきたらその分だけ追加報酬が出ることになってる」


 それに応えるため、そして念願の未踏領域での探索を目指して、ランク問わず稼ぎの良い依頼を受けまくっているという訳だ。


「因みに何匹獲れたんですか?」

「朝から始めて7匹だな。今は俺とアリシアの背嚢にそれぞれ3匹ずつ、皆の腹に1匹分入ってる」

「「「ご馳走様でした」」」





「て言うか、良く見たら銃も違うの持ってるし…」


 昼休憩とその片付けも済ませ、五人は再び義勇兵団の本部を目指して歩き始めた最中、ベンがアリシア達の持っている銃が以前と違うことに気付いた。

 最後に会った時に持っていたのは自分達と同じ支給品のボルトアクション式小銃だったが、今のアリシアは水平式の二連散弾銃を、そしてクロノはレバーアクション式の突撃小銃を持っていた。


「それも入隊祝いの贈り物なんですか?」

「いや、こっちは借り物」

「私もクロノもそろそろ新しい銃に変えるつもりなんだけど、その前にちゃんと自分に合った種類を把握する為に、機会がある内は色々と試してみるよう言われたのよ」


 入隊してから支給品のライフルばかり使っていたが、ロイ達先輩方の勧めもあり、折角なので色々なタイプを使ってみることにした。その際、彼らが以前まで使っていたお古を貸してくれたのである。

 ロイ達の新人時代の物なのか、二人が借りた銃はどちらも同種の中では初心者用のもので、ランクで見たら今もリック達が使ってる支給品の小銃と同レベルだろう。とは言え手入れはしっかりとされており、所どころ改造されていた。アリシア達の実力も加味すれば、安全領域で活動するには充分過ぎる性能だろう。使い慣れて無いことに加え、初心者用の銃を持ってきたから安全面を考慮してDランクの依頼を選んだ面もあるのだが、どうやらその必要は無かったようだ。

 尤も、色々と試してみた結果、結局二人揃ってボルトアクション式のライフルに落ち着きそうだった。他のタイプも使ってみて悪くは無かったが、威力と射程と全体的な安定性を考慮すると、やっぱりボルトアクション式のライフルが一番しっくりきたのだった。


「良いなぁ…中古でもレンタル品でも良いから、俺も新しいの使ってみたい……」

「て言うか、雪燕が万年貧乏って実は嘘なんじゃないか?」


 魔道具をタダで二人分も用意してくれて、お古とは言え自身の銃をあっさりと貸してくれる。義勇兵となり、それらの価値や相場を知った今のリック達には、雪燕の厚意と行為がどれだけ太っ腹なのか良く分かる。故に、何かの詐欺なのではと疑ってしまいそうだった。

 しかし、当人の一人であるクロノの反応は随分とあっさりしたものだった。


「そりゃ新人の俺達よりは金持ってるさ、根本的に稼ぎっぷりが違うんだから。ただ雪燕は金の使い方が少し特殊で、稼ぎの割に他のAランク小隊より何かと控えめなんだよ」

「それに根っからの倹約家って訳でも無いのよね、この前も私達の歓迎会やってくれたし」


 同じランクの依頼でもピンからキリまであるが、やはり依頼のランクが高ければ高いほど難易度は上がり、報酬も高くなる。それ故に高ランクの義勇兵ほど少ない件数の依頼で多く稼ぎ、同時に依頼を受ける頻度が減っていく。食うのに困らない程度の稼ぎを基準に考えれば、Dランクは毎日一回、Cランクは3日に一回、Bランクなら週に一回、Aランクなら月に一回のペースで依頼を成功させれば充分だ。

 しかし雪燕は高ランクの依頼をDランク並の頻度で受注し、他の小隊なら半年近くは働かないで済む額を稼いでいるのだが、その大半を未踏領域探索に費やしてしまうので手元に殆ど残らず、普段の経済状況は他のCランク小隊と同レベルと言われている。

 とは言えクロノの言う通り新人小隊よりも貯金はあるし、その気になったらすぐに稼いでくるので普段の生活に支障は無い。むしろ探索関係と英気を養う時は、彼らの財布の紐はかなり緩くなる。


「聞けば聞くほど羨ましい…俺も早いとこ、Aランクの依頼を受けられるようになりたい……!!」

「だったら、足を滑らせて川に落ちるなんて真似、二度とするなよ?」

「て言うか今の私達じゃ、Cランクの依頼だってやれるか怪しいと思う」


 意気込むベンがリックとエリーゼにバッサリやられ項垂れたその時だった、三人のやり取りを眺めつつ一緒に歩いていたアリシアがふと顔から表情を消し、そのまま足を止めた。


「アリシアさん、どうかしたんですか?」

「銃声が聴こえた」


 言うや否やアリシアは駆け出し、そして彼女に付き従うようにクロノも走り出す。突然のことに呆けてしまった三人だったが、すぐに我に返ると二人の後を追いかけた。ぶっちゃけ銃声なんて三人は全く聴こえなかったが、あのアリシアが言うのならそうなのだろう。それに彼女の様子から察するに、ただ事では無さそうだった。

 雪道をものともせず、まるで風のような速さで走るアリシアとクロノ。そんな二人においてかれないギリギリを追いかけるエリーゼと、その彼女を見失わぬよう必死で追い縋るリックとベン。五人は本部への道から外れ、雪の積もった地面を踏みしめ、森の木々を抜けると、やがて小高い坂の上に出た。

 そこそこ急な斜面と、高さを持つその場所に着いた頃には、アリシアの言った銃声が良く聴こえ、そして『それ』が良く見えた。


「アレは…」


 目に入ったのは、暴走しているかのような勢いで走る馬車と騎馬の集団。罵声混じりの喧騒に加えて発砲音が響き、硝煙も見えた。アリシアが耳にしたという銃声の出所は、間違いなくあの集団だろう。


「ちょっと行ってくるわ」

「少しの間、荷物頼む」


 そう言って背嚢を背中から降ろすと、アリシアとクロノは銃を抱えて再び駆け出した。無論、向かう先は麓の一団である。此方の存在に未だ気付かず、依然として彼らは散発的に銃を撃ち続け、ひたすら馬を走らせていた。


「魔物にでも追われてるのか?」

「違う」


 ベンの言葉を否定したのは、以外なことにエリーゼだった。いつもの彼女らしくない、断言するかのような物言いにリックとベンは戸惑いを隠せず、思わず顔を見合わせる。

 しかし、眼下の集団を静かに、ジッと見つめるエリーゼには見えていた。


 馬車の御者が浮かべる、必死の形相


 そして…



「追いかけてるんだ、馬車を」



 騎馬の乗り手達が浮かべる、醜悪な笑み





「クロノ!!」

「分かった!!」


 呼び掛けにクロノが応じるや否や、アリシアは抜剣。目にも留まらぬほど速く、鋭い斬撃が彼女の真横に佇んでいた樹木を斬り倒す。一太刀で倒木と化した樹木は坂の方に前のめりに倒れると、そのまま雪車(そり)のように滑り出した。

 そしてクロノは軽業師のような軽快な動きで跳躍すると、坂を下り始めた倒木に飛び乗った。倒木は彼を乗せたまま坂の麓を目掛け、物理法則に従いぐんぐんとスピードを上げていく。


「な、何だ!?」


 馬車を追い回していた集団の内の1人が異変に気付くが、それと同時に飛んできた銃弾に撃ち抜かれ落馬。それに構わずクロノは脅威のバランス感覚で、猛スピードで坂を下る倒木の上で直立しながら銃を構え、そのまま2発目、3発目と銃弾を放つ。追加で放たれた銃弾は、更に2人の男を馬から叩き落とした。

 ここにきて馬車を追い回していた一団もようやく自分達が攻撃されていることを認識し、反撃の銃口を向けた。クロノ目掛け何発もの鉛弾が飛んでいくが、予想外の奇襲に浮き足立っているのか、彼らの銃撃は狙いが荒く、そして甘い。クロノは倒木から飛び降りてそれを避けると、転がるように着地して、膝立ちの姿勢を取り即座に発砲。乗り手を失くした倒木が突っ込んできたことにより右往左往していた一団は、また1人その数を減らした。


「このガキぃッ!!」

「っ!? 気を付けろ、また来るぞ!!」


 そして、時間差で滑り落ちてきた追加の倒木10本が彼らを襲う。クロノに意識を向けてたせいで気付くのが遅れてしまい、2人が乗っていた馬ごと事故のように撥ね飛ばされ、更にクロノと同じように倒木に乗って坂を下ってきたアリシアがすれ違い様に相手の顔面目掛け、小銃をバットのようにフルスイングして1人殴り倒した。

 あっという間に人数を半分以下にされ、今の倒木のせいで道を塞がれたことにより、馬車を追い続けることも難しくなった。そして倒木から飛び降りたアリシアと、撃った分の弾の装填を済ませたクロノがこれ見よがしに小銃をジャキンと鳴らした途端、残っていた連中のなけなしの戦意は完全に喪失した。


「やってられるか、撤収だ撤収!!」

「なんで安全領域にこんなのが居やがる…!!」

「おいテメェら、俺達『サイモン一味』に手を出したこと、絶対に後悔させてやるからな!!」

「覚えてろよ!!」


 彼らは捨て台詞を吐くと速やかに馬ごと踵を返し、手の届く範囲に倒れた仲間を自分の馬に拾えるだけ拾って助けると、脱兎の如く逃げ出した。

 尻尾を巻いて逃げ出した連中…サイモン一味の背中に暫く銃口を向け続けたアリシアとクロノだったが、やがてその後姿が見えなくなると、2人は警戒を解いて銃を下ろした。撃とうと思えばもう何人か撃てたが、追われていた馬車は逃がせたし、今は少し離れた場所にエリーゼ達も居る。追い詰め過ぎてヤケになられた挙げ句、下手に戦闘が長引いて彼女達を巻き込むような展開は避けたかった。しかし、それでも尚…


「サイモン一味か…」

「ここに居るって話、本当だったのね」


 サイモン一味が逃げた方角に向けられる2人の瞳には、未だ強い敵意が灯されたままだった。



あともう1話投稿します

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