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コカインの味噌汁

バカ。バカ。バカ。

精神科クリニックに夫婦共々かかっているが、薬が切れるというのに長々とさぼっている。

だって。

寒いじゃん。

やじゃん。

めんどくさいじゃん。



一日中家にいるわたし達にとって、電車に乗ることも億劫というか大仕事なのだ。

ああ、弱々しい。かぼそい。情けない。

薬は必要。だが電車で3駅のクリニックはあまりに遠い。

もうガンダーラ。天竺。わたし達は三蔵法師のいない西遊記一行。




しょうがないので家でずるずるする。昨日も一昨日もそうしたように。

何して遊ぼっかー。




昨夜は、とてもじゃないが人にお聞かせできない内容のバカ話、エロトークでペロくん(だんなさん)を笑いのめしてやった。

チン〇コの話。あれを何故、そう呼ぶのかということだけで一時間を要した。

持論を展開すればするほど、ペロくんは笑って動けなくなっていく。

しめしめ。



「失楽園」の話。あの衝撃的なラストの真相。

毒薬(麻薬)を飲んでやった状態で、男は多分いきり立ったまま、そして女は膣けいれんを起こしたので、抜けないまま死ねたのだと言うと、ペロくんまたしても立ち直れず。



コカイン(やったことないけど)が欲しいが、ペロくんがゴミ出しに行った時に

「買ったろう」とつめよる。

ゴミ捨て場にプッシャー(売人)がいて、世間話をするフリをして買ったろう、と。

そしてわたしはコカインの味噌汁と、コカインをダシに使った煮物を作って二人で食べるのだ。あれはいいダシが出る。

ラーメン屋でもスープにコカインを使う。

だから

「やみつき」になる店が存在するのだということ。

ペロくん大爆発。





ああ。

くだらなすぎる。

お母さん。

わたし達はこんなことばっか喋ってずっと遊んでます。

ごめんね。

早々と隠居したわたし達。

イイネ!を自分たちで押してる、日々ではある。


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